政 策 評 価 結 果 書 平成14年3月29日 (最終改訂同年7月10日) 生 産 局 総 務 課 長 政策分野 政策分野主管課 関 係 課 花き対策 生産局果樹花き課 経営局普及課、農村振興局水利整備課 農林水産技術会議事務局先端産業技術研究課、地域研究課 1 目標値(目標年度) (1)目標値 花き生産指数 118(平成16年度) (2)サブ指標値 ① 品目別の生産指数 切 花 117(平成16年度) 鉢 も の 127(平成16年度) 花壇用苗もの 173(平成16年度) ② 主要品目に占める新品種の割合 3割(平成16年度) ③ バケット低温流通割合 2.45%(平成16年度) ④ 1人当たり消費量 切 花 類 58本(平成16年度) 鉢もの・花壇用苗もの類 9.8鉢(平成16年度) 【平成13年度における目標値】 目標値 110 サブ指標値 ① ② 切花 110 12% 鉢もの 116 花壇用苗もの 141 ③ 0.68% ④ 切花 鉢もの・花壇用苗もの 55本 8.3鉢 〈目標値算定の考え方〉 ① 花き生産指数については、生産性の向上、多様な花きの開発を通じ、品質や価 格の面で消費者が選択しやすい花きを供給することにより実現可能な国内生産の 水準として 、「花き産業振興方針」(平成12年11月公表)において示した花 きの需要見通しに即して「生産指標」を設定しており、その指標に向け施策効果 が一定の割合で現れ、直線的な増加傾向で推移すると見込み、目標値を設定。 ② 主要品目に占める新品種の割合については、「花き産業振興方針」における平 成22年度の目標に向かって直線的な伸びを示すものとして設定。 ③ バケット低温流通割合については 、「花き産業振興方針」における平成22年 19 - 1 度の目標に向かって、その特徴・効果の理解の浸透に伴い、指数トレンドで増加 するものとして目標を設定。 ④ 1人当たり消費量については、「花き産業振興方針」における平成22年度の 目標に向かって直線的な伸びを示すものとして設定。 2 評価結果 (1)有効性評価 ⅰ 目標値 13年度実績 103 達成状況 −13% 達成ランク C ⅱ サブ指標値 ア)品目別の生産指数 切り花 鉢もの 花壇用苗もの 13年度実績 96 117 158 達成状況 −65% 138% 212% 達成ランク C A ー イ)主要品目に占める新品種の割合 13年度実績 17.5% 達成状況 146% 達成ランク A ウ)バケット低温流通割合 13年度実績 0.63% 達成状況 84% 達成ランク B エ)1人当たり消費量 切花類 鉢もの・花壇用苗もの類 13年度実績 50本 9.2鉢 達成状況 −51% 222% 達成ランク C ー 所見 需要の維持拡大に資する新品種の開発については、意欲的に行われているも のの、長引く景気低迷を主な要因とした業務需要の減少により花き消費が低迷 する一方、より安価な価格帯での販売増加等消費環境の変化、市場価格の低下 の影響による経営拡大意欲の減退などにより、生産量の指標である花き生産指 数の達成状況は著しく低い状況にある。特に、切花について大きな影響が見ら れる。また、バケット低温流通割合については、高鮮度の花きの供給に資する 新しいシステムとして徐々に普及しつつある。 (2)必要性評価 花きは、国民生活に潤いと安らぎを与えるものとして着実に普及しつつあり、 「心の豊かさ、ゆとり」が重視されると言われる21世紀には更に重要性を増す ものである。 また、花きは、農業粗生産額の6%以上を占め、高収益農業が可能であること 等から、我が国の農業及び農村の振興にとって重要な一部門であるとともに、良 19 - 2 好な景観の形成等の多面的機能の発揮の面でも重要な役割を担っており、基本法 の理念を実現していく上で重要な機能を果たしていくことが期待されている。 このため、「花き産業振興方針」において示された 、「需要の見通し」に即し た「生産指標」の実現に向けた生産拡大を図る観点から、消費者ニーズに対応し た花きの生産供給を図る関係者の取組を支援するための各般の施策を講じていく ことが必要である。 3 改善の方向 新しい栽培技術の導入や多様な流通チャンネルの創出等の取組を通じ、生産・流 通の合理化によるコスト低減を推進するための供給体制の整備を図ることが必要で ある。また、消費の伸びが鈍化している切花では、家庭消費の一層の拡大や消費者 ニーズへの的確な対応を図るため、多様な品目・品種の供給や、バケット低温流通 を中心とした新しい生産流通システムの構築を通じて高鮮度で日持ちの良い花きを 供給することが必要である。さらに、花壇用苗もの類では、新しい需要の創出や、 家庭園芸の一層の促進等により、需要の拡大を図ることが重要である。 19 - 3 (別紙様式1) 政 策 評 価 シ ー ト 政策分野 花き対策 政策分野主管課 及び関係課 政策分野主管課:生産局果樹花き課 関 係 課:経営局普及課 農林水産技術会議事務局先端産業技術研究課 農林水産技術会議事務局地域研究課 農村振興局水利整備課 目 目標年度 平成16年度 目 標 値 花き生産指数 118 ※各品目の生産数量を 生産額で加重した (H9=100) 現状値 (公表時の数値) 花き生産指数 100 (平成9年度) サブ指標 ①品目別の生産指数 切 花:117 鉢 も の:127 花壇用苗もの:173 ②主要品目に占める新 品種の割合 3割 ③バケット低温流通割 合 2.45% ④1人当たり消費量 切 花 類:58 本 鉢もの・花壇用苗もの類:9.8 鉢 現状値 ①品目別の生産指数(平成9年度) 切 花: 100 鉢 も の: 100 花壇用苗もの: 100 ②主要品目に占める新品種の 割合 7.5 %(平成12年度) ③バケット低温流通割合 0.30%(平成12年度) ④1人当たり消費量(平成9年度) 切 花 類:50 本 鉢もの・花壇用苗もの類: 6.3 鉢 標 関係者が取り組 むべき課題 目 標 に 係 る 各 年 度 の 実 績 値 及 び 達 成 年 度 ①施肥・潅水等施設の作業の自動化、一斉開花・収穫等省力大量生産技術の 導入 ②低コストで多様な花きの生産供給体制の整備 ③育種技術や育種素材の開発・提供 ④集出荷施設等共同利用施設の整備や選花機の導入による共選・共販体制の 推進 ⑤台車流通、出荷容器の統一及びリターナブル利用の推進 ⑥日本花き取引コードの利用等情報技術の利用による輸送及び取引の効率化 の推進 ⑦流通コストの低減等による価格の安定化 ⑧消費者ニーズに対応した鮮度保持流通の推進、商品情報の提供 ⑨花のまちづくりの推進等生活の中での花の普及の促進等 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 花き生産指数 目 標 値 実績値 104 103 (推計値) 達 成 22% 状 況 単年度 △ 119 % 累 計△ 13 % 単年度 % 単年度 % 単年度 % 累 % 累 % 累 % ①品目別の生産指数 サ ブ 実績値 切 花:100 鉢もの:112 花壇用苗もの :169 切 花: 96 鉢もの:117 花壇用苗もの : 158 19 - 4 計 計 計 状 況 (推計値) 指 標 達 成 状 況 値 切花 :△ 22 % 鉢もの :104 % 花壇用苗もの :431 % 切 花: 単年度 △ 196 % 累 計△ 65 % 鉢もの: 単年度 240 % 累 計 138 % 花壇用苗もの: 単年度 △ 445 % 累 計 212 % 単年度 % 単年度 % 単年度 % 累 計 % 累 計 % 累 計 % 単年度 % 単年度 % 単年度 % 累 計 % 累 計 % 累 計 % 単年度 % 単年度 % 単年度 % 累 計 % 累 計 % 累 計 % 単年度 % 単年度 % 単年度 % 累 % 累 % 累 % ②主要品目に占める新品種の割合 実績値 17.5 % 達 成 146 % 状 況 ③バケット低温流通割合 実績値 0.63 % 達 成 84 % 状 況 ④1人当たり消費量 実績値 切花類 :51 本 鉢もの・花壇用苗もの類 :9.4 鉢 切花類 :50 本 鉢もの・花壇用苗もの類 :9.2 鉢 (推計値) 達 成 状 況 切花類 :△ 7 % 鉢もの・花壇用苗もの類 :386 % 切花類 : 単年度 △ 184 % 累 計△ 51 % 鉢もの・花壇用苗もの : 単年度 △ 278 % 累 計 222 % 目標値と実績値の推移 花き生産指数 19 - 5 計 計 計 目標値 指数 120 すう勢値 実績値 118 116 116 113 112 110 108 104 100 105 108 104 102 102 11 103 12 106 104 103 13 12年度 達成状況に対す るコメント 13年度 104 14 105 15 16 年度 (花きの生産対策) 達成状況は低い水準である。 これは、鉢もの類及び花壇用苗もの類については順調であ ったものの、切花類については生活需要の比率の増加による 価格の伸び悩みに加え、輸入の増加の影響もあって生産量が ほぼ横ばいとなったことによるものである。 今後は、生産の伸びが鈍化している切花を中心に、生産・ 流通の低コスト化、多様な花きの供給を進め、消費者ニ−ズ への的確な対応をすすめることが必要である。 (花きの流通対策) 達成状況はほぼ順調である。 これは、事例調査の結果によれば、サンプル数の多いカ− ネ−ションについて経費の減少が見られたことによるもので ある。 花きについては、依然として小規模な経営が大きな割合を 占めており低コストな流通システムを構築することが必要で あること、輸入品に対して競争力を確保していくためにはコ スト低減と高品質な花きの流通が重要であることから「花き 産業振興方針」に基づき、大量低コスト流通システムの普及 の推進、輸送及び取引の効率化の推進等に一層取り組むこと が必要である。 なお、本政策分野はすう勢値を目標値としていることから 、 今後は施策の効率性の向上を一層図るとともに、政策効果を 示すために適切な目標を検討することが必要である。 (花きの消費対策) 鉢もの・花壇用苗もの類の消費量は目標を大幅に達成する 一方、切り花類の消費量はすう勢値を下回っており、達成状 況は十分とは言えない。 これは、景気低迷等による業務需要の減少などから、切り 花類の消費量が前年並みとなったことによるものである。 今後は、消費の伸びが鈍化している切り花を中心に、生産 から流通・消費にいたるまで多段階にわたる一体的な取組を 通じ、価格の安定化、鮮度、日持ち性の向上や消費者への多 様な情報の提供など消費者ニ−ズに即した供給、新しい花の 楽しみ方の普及等を進めることが必要である。 目標値の達成状況は低い水準である。 これは、全体的に低調な花き消費の大きな影響を受け、生 産量が減少したことによる。品目別にみると、鉢もの類及び 花壇用苗もの類については堅調な生産・消費を維持している 19 - 6 ものの、切花類の生産・消費の減少傾向が強まっている。 また、サブ指標値のうち、主要品目に占める新品種の割合 は順調な達成状況となっており、豊富な色彩・形の品種が創 出されているものの、1人当たり消費量は切花類、鉢もの・ 花壇用苗もの類いずれも単年度では達成状況が低い水準とな っており、消費動向が悪化している状況にある。 これらの原因となる背景としては、長引く景気低迷を主な 要因とした業務需要の減少により花き消費が低迷する一方、 より安価な価格帯での販売増加等消費環境の変化、市場価格 の低下の影響による経営拡大意欲の後退などによるものと考 えられる。 また、サブ指標値のバケット低温流通割合の達成状況は目 標に達しなかったものの、高鮮度花き供給のための新しいシ ステムとして徐々に普及しつつある。 今後は、新しい栽培技術の導入や多様な流通チャネルの創 出等の取組を通じ、生産・流通の合理化によるコスト低減を 行うための供給体制の整備を図るとともに、引き続き花き利 用の普及啓発等消費拡大を図ることが必要である。特に、消 費の伸びが鈍化している切花では、家庭消費の一層の拡大を 促進するため、さらに多様な品目・品種の供給や、バケット 低温流通を中心とした新しい生産流通システムにより高鮮度 で日持ちの良い花きを供給することが必要である。また、花 壇用苗もの類では、新しい需要の創出や家庭園芸の一層の促 進等により、需要の拡大を図ることが重要である。 14年度 15年度 16年度 参考指標 ○目標値の過去の実績値 花き生産指数 5年 91 6年 97 7年 95 8年 101 9年 100 10 年 11 年 98 102 12 年 104 13 年 103 資料:農林水産省統計情報部「花き生産出荷統計」,農林水産省農産園芸局 果樹花き課「花木等生産状況調査」 ○農業所得(千円) 露地花き 7年 4755 施設花き 7年 6277 8年 9年 10 年 4445 4778 5980 11 年 4997 8年 9年 10 年 11 年 6006 6439 6747 5822 資料:農林水産省統計情報部「農業経営部門別統計」 ○サブ指標値の過去の実績値 品目別生産指数 切花類 鉢もの類 花壇用苗もの類 5年 97 78 43 6年 97 89 56 7年 97 91 65 8年 100 97 78 9年 100 100 100 10年 98 104 120 11年 99 110 149 12 年 100 112 169 13年 96 117 158 資料:農林水産省統計情報部「花き生産出荷統計 」,農林水産省農産園芸局 果樹花き課「花木等生産状況調査」 備 考 19 - 7 政策分野及び政策目標値算出の考え方 政策分野 花き対策 目標年度 平成16年度 目 標 値 花き生産指数 上位計画 118 花き産業振興方針 目標年度 平成22年度 目 標 値 花き生産指数 134 〔政策分野の全般的考え方〕 花きは、国民生活に潤いと安らぎを与えるものとして着実に普及しつつあり 、 「 心の豊かさ、 ゆとり」が重視されると言われている21世紀には、さらに重要性が増す。 また、花きは、農業粗生産額の6%以上を占め、高収益農業か可能であること等から、我が 国の農業及び農村の振興にとって重要な一部門であるとともに、良好な景観の形成等の多面的 機能の発揮の面でも重要な役割を果たしており、食料・農業・農村基本法の理念を実現してい く上で重要な役割を果たしていくことが期待されている。 このため、花き産業振興方針に位置づけされているように、需要の見通しに即した生産指標 の実現に向けた生産拡大を図ることが重要なことから、花き対策として政策分野を設け、施策 を講じていくことが必要である。 〔政策分野の目標設定の考え方〕 花き産業の振興を図る上で、育種技術や育種素材の開発・提供等による多様で個性豊かな花 きの開発が必要である。また、施肥・潅水等施設の作業の自動化、一斉開花・収穫等省力大量 生産技術の導入等効率性の高い生産システムの構築、さらには、新たな生産システムに対応し た流通システムの再構築を図ることが必要となっている。また、消費者ニーズに対応した鮮度 保持流通の推進や商品情報の提供等による生活に密着した花きの需要拡大を図ることが必要で ある。従って、これらの課題に的確に対応しつつ、将来にわたり国内花き産業を振興し、需要 の見通しに即した生産指標の実現に向けた生産を拡大していくため、花きの生産指数の目標を 設定する。 さらに、これらを補完するサブ指標として、品目別の生産指数や新品種割合、バケット低温 流通割合、1人当たり消費量等の目標値を設定する。 〔政策目標値の算出方法〕 1.統計の種類及び時期 花き生産出荷統計 花木等生産状況調査 需給調整協議会資料卸売市場調査 植物検疫統計 日本の将来推計人口 翌々年の3月(速報値:翌年6月) 翌々年の3月 翌年1月 翌年の7月 平成9年1月 2.花き生産指数 花きの生産量については、数量の単位が切花類では「本 」,鉢もの類では「鉢」等種類によ り異なり,また単価も切花類の数10円から花木類の数万円まで大幅に差があるため,生産指 数で示すこととし ,種類別の生産数量を生産額で加重した指数を用い,その基準年(平成9年) を100として算定している。 平成16年度の目標値については,施策効果が一定の割合で現れ,花き産業振興方針におけ る平成22年目標に向けて,直線的な増加傾向で推移すると想定した。 19 - 8 目標 指数 すう勢 140 134 130 118 120 110 110 111 104 106 100 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 年度 3.品目別の生産指数 花き全体の生産指数と同様の方法により算出した。 切 花 指数 140 目標 すう勢 鉢もの 指数 160 目標 すう勢 151 150 130 140 132 127 130 120 110 117 110 104 102 101 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 119 110 年度 22 100 136 116 120 111 100 年度 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 花壇用苗もの 指数 目標 250 すう勢 235 200 173 185 141 150 146 126 年度 100 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 4.主要品目に占める新品種の割合 ・花き産業振興方針における平成22年度の新品種目標設定の考え方 平成10年に栽培された主要切り花であるキク、バラ、カ−ネ−ション、ユリの栽培面積上 位10品種のうち、10年前と比較して6割程度の品種が入れ替わっている。生産努力目標達 成のためには、主要品目については少なくともこれまでと同程度の新たな品種の導入を確保す る必要がある一方で、寿命の長い中心品種も必要なことから、主要品目に占める新たな品種の 目標として5∼7割を設定した。 ・政策評価におけるサブ指標も同様の考え方で、平成11年を基準として平成22年の主要4 品目の新品種割合における目標値を中間値の6割とし、政策効果により直線的な伸びを示すと して、平成16年の目標を3割に設定する。 達成率の算出は、次式による。 (平成13年の品種のうち12年以降加わった品種数)/平成13年度目標値 5.バケット低温流通割合 ・バケット低温流通割合は、花き産業振興方針において平成22年度の目標として35%を設 19 - 9 定している。この目標は、全国の切花出荷数量に占めるバケット低温輸送の割合としており、 政策評価のサブ指標も同様の考え方とする。 ・年度別目標の設定は、次のとおりとする。 ① バケット低温流通はその特徴や効果が理解されることで、次第に産地や市場に普及し ていくと想定し、平成22年の35%まで徐々に割合が上昇する。 ② バケット低温流通に関する統計については、卸売市場協会を通じて調査を行うととも に、産地調査を補足的に実施することにより把握することとする。 ③ 卸売市場協会を通じて行った調査により把握した平成9∼12年の実績をもとに、平成 22年までの各年のすう勢値及び平成22年を35%とする指数トレンドによる各年の 目標値を算定し、16年すう勢値及び目標値を得た。 (%) 切花計 40 35.00 35 すう勢値 目標値 30 25 20 15 10 0.68 5 0.36 2.45 0.61 1.75 0 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 (年) ・政策評価サブ指標のバケット低温流通割合における達成率の算出は次式による。 達成率=(平成13年の実績値−平成13年のすう勢値)/(平成13年の目標値−平成 13年のすう勢値) 6.1人当たり消費量 ・平成13年度の目標の考え方 切花、鉢もの・花壇用苗ものの1人当たり消費量の平成16年度の目標、すう勢については, 施策効果が一定の割合で現れ,花き産業振興方針における平成22年目標に向けて,直線的な 増加傾向で推移すると想定した。 切花 鉢もの、花壇用苗もの 平成13年1人当たりの消費量 目標値= 55本 8.3鉢 同 すう勢値= 51本 7.6鉢 19 - 10 政 策 手 段 シ ー ト 政 策 分 野 花き対策(1/2) 政策手段等 施 策 の 内 容 (目標、サブ指標との関連) 農業生産総合対策事 業 (29,016,815千円の 内数) [生産局果樹花き課] 多様で個性豊かな花きの開発・ 普及、低コストな花きを安定的 に供給するための生産体制の整 備等 ( 目標① 、サブ指標①、②、③、 ④) 実績及びそれに対する所見 産地段階において、多様で個性豊か な花きの開発・普及に向けた独自品 種の開発、気候条件を活かした端境 期の出荷等の取組(6地区 )、 ま た 低コストな花きの安定供給に向けた 作業の共同化・自動化、省力生産技 術の導入等の取組(41地区)を実 施した 。(地区数は見込み値、実績 値は6月頃にとりまとめ) 農業改良資金 花きの品質向上,施設花きの経 実績については、都道府県からの報 (貸付枠400,000千円) 営改善、省力化技術の導入を図 告を受け、4月下旬までに速報値と [経営局普及課] るための資金の貸付 して取りまとめる。 (目標①、サブ指標①) 畑地帯総合整備事業 花き生産を支援するための用水 591地区で事業を実施した。 (50,615,227千円の 手当、区画整理、農道等の総合 内数) 的な整備 [農村振興局水利整 (目標①、サブ指標①) 備課] 遺伝子組替え技術を 応用した次世代型植 物の開発に関する研 究(独立行政法人農 業技術研究機構運営 費交付金の一部(人 件費を除く )) [農林水産技術会議 事務局先端産業技術 研究課] 有用遺伝子の単離・導入による カーネーションにおいて、花色の易 新規の色・形,無側枝性、日持 変性を引き起こすトランスポゾンの ちがよいことなどの高品質な花 解明や重要病害である萎凋細菌病抵 きの作出 抗性判別RAPDマーカーの開発を行う とともに、キクにおいて、形質転換 (サブ指標②) 系の確立やロゼット形成株モデル実 験系の開発を行うなど、遺伝子組換 え技術等を活用した新品種の育成技 術の開発を推進した。 19 - 11 政 策 手 段 シ ー ト 政 策 分 野 花き対策(2/2) 政策手段等 施 策 の 内 容 (目標、サブ指標との関連) 実績及びそれに対する所見 画期的園芸作物新品 キク等の新品種の育成 種創出による超省力 栽培技術の開発 (サブ指標②) (独立行政法人農業 技術研究機構運営費 交付金の一部(人件 費を除く)) [農林水産技術会議 事務局地域研究課] 夏秋ギク型一輪ギクにおいて、省力 生産が可能な無側枝性の品種候補が 得られ、現地試作が開始される予定 であるとともに、スプレーギクで、 強勢で生産力の高い系統をもとに、 花色の鮮明さを付加した放射線突然 変異系統を得た。また、アリウムで 小球開花性、スイートピーで早咲き 性の有望系統が得られるなど、省力 的生産に適した系統の育成に進展が 見られた。 所得税、法人税 租税特別措置法第10条の3、 (33,000千円) 第42条の6 [ 生産局果樹花き課] (目標①、サブ指標①) 減税見込額 花き産業振興総合調 査委託事業 (12,299千円) [ 生産局果樹花き課] 33,000千円 花き関係の基礎データの整備、 花木等生産状況、花き需要動向、量 緊急的課題について調査・分析 販店における花き販売状況等の基礎 等を実施 デ−タを整備するとともに、緊急的 (目標①、サブ指標①) な課題として主要花き輸入品の流通 実態及び種苗の生産・利用実態調査 等を実施した。 国際園芸博覧会 国際化に対応した花き産業の振 政府出展の基本方針、出展計画等を 興と需要拡大,花きを通じた国 作成し、開催にむけて準備を行った。 (110,000千円) 際交流を推進するため、200 2年にオランダで開催される国 [ 生産局果樹花き課] 際園芸博覧会「フロリアード2 002」へ政府出展 (目標①、サブ指標①、④) 食品流通情報化等最 適化促進総合対策事 業のうち食品流通情 報化基盤開発事業 (255,000千円) [総合食料局流通課] 生鮮食品等に関する標準商品コ 花きの生鮮EDI(電子データ交換) −ドの開発など取引電子化に係 の実現に向けて、13年度において、 るインフラ整備 商品コードの普及・啓蒙に関する導 (目標①) 入・活用ガイド及びコードマニュア ルを策定。現システムからの円滑な 移行を早期に図る必要。 19 - 12 平成13年度政策評価達成状況の算出(花き対策) 1.目標値 (1)目標値である花き生産指数は、平成12年度と同様の考え方で算出する 。(別紙) (2)平成13年度の目標の設定 花きの生産指数の平成16年目標、すう勢値(平成9年=100)については,施策効果が 一定の割合で現れ,花き産業振興方針における平成22年目標に向けて,直線的な増加傾 向で推移すると想定する。 生産指数の目標値およびすう勢値 目標 すう勢 実績 指数 140 134 130 118 120 110 110 111 104 103 100 11 12 13 14 106 15 16 17 18 19 20 21 22 年度 目標値 すう勢値 実績値 平成12年 107.78 102.64 103.80 平成13年 110.37 103.52 102.64 2.59 0.88 −1.16 単年度変化量 (3)平成13年度政策評価達成状況の算出方法 単 年 度 :( 実 績 値 単 年 度 変 化 量 − す う 勢 値 単 年 度 変 化 量 ) / ( 目 標 値 単 年 度 変 化 量 − すう勢値単年度変化量) =(−1.16−0.88)/(2.59−0.88)=−119% 累 計:(13年度実績値−13年度すう勢値)/(13年度目標値−13年度すう勢値) =(102.64−103.52)/(110.37−103.52) =−13% 19 - 13 2.サブ指標 (1)品目別の生産指数 ① 品目別目標および実績値の考え方 花き全体の生産指数と同様の方法により算出する。 切 花 目標 指数 すう勢 実績 140 132 130 117 120 110 110 104 102 101 100 96 90 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 年度 22 21 鉢もの 目標 指数 すう勢 160 実績 151 150 140 127 130 136 117 120 116 119 110 111 100 年度 11 12 13 14 15 16 17 18 19 19 - 14 20 21 22 花壇用苗もの 250 目標 指数 すう勢 実績 235 200 173 158 150 185 141 146 126 年度 100 11 切 12 13 14 花 15 16 17 18 19 20 21 22 目標値 すう勢値 平成12年 107.39 100.92 99.51 平成13年 109.86 101.23 95.59 2.47 0.31 −3.92 単年度変化量 鉢もの 実績値 目標値 すう勢値 実績値 平成12年 111.77 108.25 111.89 平成13年 115.69 111.00 117.45 3.92 2.75 5.56 単年度変化量 花壇用苗もの 目標値 すう勢値 実績値 平成12年 131.08 119.73 168.73 平成13年 141.44 126.30 158.44 10.36 6.57 −10.29 単年度変化量 ②平成13年度政策評価達成状況の算出方法 切 花 単 年 度 :( 実 績 値 単 年 度 変 化 量 − す う 勢 値 単 年 度 変 化 量 ) / ( 目 標 値 単 年 度 変 化 量 − すう勢値単年度変化量) =(−3.92−0.31)/(2.47−0.31)=−196% 累 計:(13年度実績値−13年度すう勢値)/(13年度目標値−13年度すう勢値) =(95.59−101.23)/(109.86−101.23) =−65% 鉢もの 単 年 度 :( 実 績 値 単 年 度 変 化 量 − す う 勢 値 単 年 度 変 化 量 ) / ( 目 標 値 単 年 度 変 化 量 − 19 - 15 すう勢値単年度変化量) =(5.56−2.75)/(3.92−2.75)=240% 累 計:(13年度実績値−13年度すう勢値)/(13年度目標値−13年度すう勢値) =(117.45−111.00)/(115.69−111.00) =138% 花壇用苗もの 単 年 度 :( 実 績 値 単 年 度 変 化 量 − す う 勢 値 単 年 度 変 化 量 ) / ( 目 標 値 単 年 度 変 化 量 − すう勢値単年度変化量) =(−10.29−6.57)/(10.36−6.57)=−445% 累 計:(13年度実績値−13年度すう勢値)/(13年度目標値−13年度すう勢値) =(158.44−126.30)/(141.44−126.30) =212% (2)主要品目に占める新品種の割合 ①花き産業振興方針における平成22年度の新品種目標設定の考え方 平成10年に栽培された主要切り花であるキク、バラ、カ−ネ−ション、ユリの栽培面 積上位10品種のうち、10年前と比較して新たな品種は次表の通りで、6割程度の品種 が入れ替わっている。生産努力目標達成のためには、主要品目については少なくともこれ までと同程度の新たな品種の導入を確保する必要がある一方で、寿命の長い中心品種も必 要なことから、主要品目に占める新たな品種の目標として5∼7割を設定した。 平成10年主要切り花品目の栽培面積上位10品種 キ ク バ ラ 新 品種名 品 精雲 新 秀芳の力(黄) カーネーション 新 品種名 種 秀芳の力(白) (資料:需給調整協議会資料) ユ リ 新 品 品種名 種 新 品 品種名 種 品 種 ローテローゼ 新 フランシスコ 新 日の本 ノブレス 新 ライトピンクバーバラ 新 カサブランカ 新 ティネケ 新 ノラ モナ 新 新 バーバラ アカプルコ 新 岩の白扇 新 パレオ 精興の秋 新 リトルマーベル 新 ダークピンクバーバラ 新 コネチカットキング サマーイエロー 新 カールレッド ピンクフランシスコ 新 フクレン西尾 新 花秀芳 新 ブライダルピンク エクセリア 新 ルレーブ 新 精興黄金 新 デュカット ユーコンホワイト 新 ポリアナ 新 新 新 天寿 ソニア スカーレットクイーン 新 マルコポーロ 紅鶴 マリーナ ホワイトバーバラ 新 北沢 新たな品種の割合 6 6 8 7 注 :「 新品種」とは昭和63年の上位10品種に入っていなかった品種。 ③政策評価におけるサブ指標も同様の考え方で、平成11年を基準として平成22年の主 19 - 16 要4品目の新品種割合における目標値を中間値の6割とし、政策効果により直線的な伸び を示すとして、平成16年の目標を3割に設定する。 達成状況の算出は、次式による。 達成状況=平成13年の品種のうち12年以降加わった品種数/平成13年度目標値 平成13年度目標値=40品種×0.3×2年/5年=4.8品種 ④基準とする平成11年の栽培面積上位10品種(資料:需給調整協議会資料) キ ク バ 品種名 ラ カーネーション ユ リ 品種名 品種名 品種名 秀芳の力(白) ローテローゼ フランセスコ 日の本 岩の白扇 ノブレス ライトピンクバーバラ カサブランカ 精雲 パレオ ピンクフランセスコ 雷山 精興の秋 ティネケ ダークピンクバーバラ モナ 秀芳の力(黄) リトルマーベル ノラ ルレーブ 神馬 デュカット バーバラ フクレン西尾 サマーイエロー デリーラ スカーレットクイーン シベリア 花秀芳 ドロレス エクセリア アカプルコ 寒精雪 サフィーヤ キャンドル ポリアナ 精興黄金 グランドガラ ユーコンホワイト コネチカットキング ⑤平成13年の栽培面積上位10品種(資料:需給調整協議会資料) キ ク バ ラ 新 品種名 品 カーネーション 新 品種名 種 ユ リ 新 品 品種名 種 新 品 品種名 種 品 種 秀芳の力(白) ローテローゼ フランセスコ 日の本 岩の白扇 ノブレス ライトピンクバーバラ カサブランカ パレオ ピンクフランセスコ 雷山 精興の秋 ティネケ ダークピンクバーバラ モナ 神馬 リトルマーベル ノラ シベリア 秀芳の力(黄) デュカット バーバラ フクレン西尾 精雲 デリーラ エクセリア ルレーブ サマーイエロー ドロレス ホワイトバ -バラ 新 アカプルコ 花秀芳 サフィーヤ ジュリエットローズ 新 ソルボンヌ 新 精興黄金 アルスメールゴールド シルクロ−ド 新 淡河 新 精興の誠 新 新たな品種の割合 1 新 1 3 注 :「 新品種」とは平成11年の上位10品種に入っていなかった品種。 ⑥達成率の算出 (平成13年の品種のうち12年以降加わった品種数)/平成13年度目標値 19 - 17 2 =7 / 4.8 = 146% (3)バケット低温流通割合 ①バケット低温流通目標設定の考え方 バケット低温流通割合は、花き産業振興方針において平成22年度の目標として35 %を設定している。この目標は、全国の切花出荷数量に占めるバケット低温輸送の割合 としており、政策評価のサブ指標も同様の考え方とした。 ②年度別目標の設定 ア バケット低温流通はその特徴や効果が理解されることで、次第に産地や市場に普 及していくと想定し、平成22年の35%まで徐々に割合が上昇する。 イ バケット低温流通に関する統計については、卸売市場協会を通じて調査を行うと ともに、産地調査を補足的に実施することにより把握した。 ウ 卸売市場協会を通じて行った調査により把握した平成9∼12年の実績をもとに、 平成22年までの各年のすう勢値及び平成22年を35%とする指数トレンドによ る各年の目標値を算定し、16年すう勢値及び目標値を得た。 切花計 (%) 切花計 (%) 40 3 すう勢 目標 実績 35 すう勢 目標 30 2 25 20 15 1 10 5 0 0 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 バケット低温流通割合の目標、すう勢及び実績 目標値(%) すう勢値(%) 実績値(%) 平成9年 − − 0.18 平成10年 − − 0.20 平成11年 − − 0.26 平成12年 − − 0.30 平成13年 0.68 0.36 0.63 平成16年 2.45 0.61 − ③平成13年度政策評価達成状況の算出 達成率=(平成13年の実績値−平成13年のすう勢値)/(平成13年の目標値 −平成13年のすう勢値) 19 - 18 =(0.63 −0.36 ) /(0.68−0.36)=84% (4)1人当たり消費量 ①消費量算出の考え方 切 (本/人) 花 目標 鉢もの・花壇用苗もの類 すう勢 (鉢/人) 実績 目標 すう勢 実績 14.0 70 12.8 65 12.0 66 9.8 60 55 10.0 58 55 51 54 52 50 8.3 8.0 8.5 50 45 11 12 切 7.6 年度 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 花 年度 6.0 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 目標値 すう勢値 実績値 平成12年 53.75 51.10 50.92 平成13年 54.89 51.37 49.59 1.14 0.27 −1.33 目標値 すう勢値 実績値 単年度変化量 鉢もの・ 花 壇 用苗もの 10.5 9.2 平成12年 7.80 7.25 9.35 平成13年 8.29 7.57 9.17 単年度変化量 0.49 0.32 −0.18 21 22 ②平成13年度政策評価達成状況の算出方法 切花 単 年 度 :( 実 績 値 単 年 度 変 化 量 − す う 勢 値 単 年 度 変 化 量 ) / ( 目 標 値 単 年 度 変 化 量 − すう勢値単年度変化量) =(−1.33−0.27)/( 1.14−0.27)=−184% 累 計:(13年度実績値−13年度すう勢値)/(13年度目標値−13年度すう勢値) =(49.59−51.37)/(54.89−51.37)=−51% 鉢もの・花壇用苗もの 単年度:( 実 績 値 単 年 度 変 化 量 − す う 勢 値 単 年 度 変 化 量 ) / ( 目 標 値 単 年 度 変 化 量 − すう勢値単年度変化量) =(−0.18−0.32)/(0.49 −0.32)=−278% 累 計:(13年度実績値−13年度すう勢値)/(13年度目標値−13年度すう勢値) =(9.17−7.57)/(8.29−7.57)=222% 19 - 19 (別紙) 13年度生産指数実績値の推計 1 花き生産対策の目標として設定している花きの生産指数は 、「花き生産出荷統計 」(統 計情報部 )および「 花木等生産状況調査 」( 生産局果樹花き課 )を基に算定しているが 、 公 表 時 期 が 1 年 遅 れ る た め 、「 花 き 流 通 統 計 月 報 」( 統 計 情 報 部 ) に お け る 流 通 量 ( 主 要な卸売市場における取扱量)をもとに推計した数値を用いた。 2 具体的には、品目別の生産量と流通量の年次増減の傾向が、概ね相関していることか ら、流通量の対前年増減率を前年(12年)の生産量実績に乗ずることにより、当年の 生産量を推計した。 ①生産量(12年実績)×流通量増減率(13/12)→生産量(13年推計値) ②生産量(13年推計値)÷生産量(基準年実績)×100=品目別増減率 ③品目別増減率を基準年の生産額により加重平均=花き生産指数 品目別生産量増減率(対基準年)の推計 (単位:百万本・鉢、%) 生 H9 産 量 通 量 生産量(推計) 対前年 対基準年 増減率 増減率 H12 H12 5,743 5,593 5,751 5,644 98 5,490 96 鉢もの 270 305 330 344 104 317 117 花壇用苗もの 525 859 519 502 97 831 158 切花 ・・・ 流 H13 H13 (参考)生産量、流通量の対前年増減率の比較 (単位:%) 生 H10 切花 産 量 H11 流 H12 H10 通 量 H11 H12 98 101 99 97 100 101 鉢もの 104 106 102 104 104 101 花壇用苗もの 120 124 113 116 115 113 なお、流通量については、市場出荷が中心の主要3品目(切花、鉢もの、花壇用苗も の類)についてのみ調査していることから、その他4品目については前年実績を用い、 花き全体の生産指数を算定した。 19 - 20 花き生産指数の推計 (単位:百万本・鉢・球、千ha、%) 生産額 生産量(推計) 対基準年 ウェート 生産指数 増減率 切花 5、490百万本 96 47 鉢もの 317百万鉢 118 20 花壇用苗もの 831百万本 158 4 球根 272百万球 80 1 花木 172百万本 96 25 84 2 127 1 芝 地被植物 6千ha 77百万本 19 - 21 103
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