【説 明 資 料】 飯 塚 市 債 権 管 理 条 例 と は ①条例の目的 飯塚市では色々な種類の債権を管理しています。これまでも、各種債権の管理は、根拠となる法令に基づいて適正に 行われてきました。しかしながら、債権所管各課がそれぞれ情報を管理している状況で、滞納案件の情報を相互に利用 することができなかったり、また、実質的に徴収が見込めない債権が累積していたりと、債権徴収業務の効率的な遂行 を妨げる原因がいくつもありました。 そこで、飯塚市が持つ債権を管理していくためのルールとして飯塚市債権管理条例を定め、問題の解決を図ることに したものです。 これまでは… これからは… ●債権を所管する課が、自分たちの持つ 情報だけで各滞納案件に対応。 隣の課が持っている情報も、本人同意が なければ見ることすらできない。 (=納付を拒否する者の徴収業務が進まず、 きちんと払う人と公平にならない) ●その結果、徴収できないと思われる債権が 累積し、効率的な徴収ができない。 ●飯塚市として持っている情報を相互に活用 できるようにし、各滞納案件に対し足並みを 揃えた対応ができる。 ●納付を拒否している者が、「払えるのに払 わない」のか、「払いたくても払えない」の かが総合的に判断できるようになり、より効 果的な徴収業務が行える。 ②条例の施行日 飯塚市債権管理条例は、平成26年7月8日に飯塚市議会で承認されました。 条例の施行(効力が発生する日)は、平成26年10月1日です。 1 【説 明 資 料】 滞納案件の個人情報目的外利用 運用イメージ 調査 →法的措置など その他の調査 個人情報目的外利用による調査 ・戸籍謄本 ・不動産、商業登記 ・事件記録 ・実態調査 など 【解説】 ●上図は、運用方法を時系列に沿って描いたものです。納付催告に従わなかったり、納付計画を履行しない場合に、債 権所管課は、調査の一環として他の課が保有する個人情報を目的外利用することができます。 ●飯塚市債権管理条例施行に伴う個人情報目的外利用の対象は、①法的措置等のために個人情報の目的外利用が必要な 案件であって、かつ②個人情報の目的外利用に関する本人同意を得られないものです。全市民の個人情報を恣意的に収 集するものではありません。 ●飯塚市債権管理条例施行後であっても、個人情報の目的外利用にあたっては本人から同意を得ることを原則とします。 2
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