別紙 1 江南消防署移転新築工事基本設計者選定プロポーザル 技術提案書作成要領 1 技術提案書の作成及び記載上の留意事項 技術提案書は、設計業務における具体的な取り組み方法について提案を求めるもので、 当該業務の具体的な内容や成果品の一部(図面、透視図等)の作成や提出を求めるもの ではありません。 設計作業は、技術提案書に記載された具体的な取り組み方法を反映しつつ、発注者と 協議の上開始することとなります。 本要領における記載された事項以外の内容を含む技術提案書については、無効とする 場合があるので注意してください。 2 提案を求める業務の基本条件及び提案課題 (1) 江南消防署の現状と構想 現在の江南消防署は、築37年と老朽化が進んでいる。また、地域住民に対す る応急手当講習会などを行う上で、庁舎面積が不足しており、消防署としての機 能を果たす上で支障をきたしているため、建て替えを行いたい。 しかし、現在の立地条件では、住宅密集地で周辺道路も狭く、地震等の災害時 に区の防災拠点としての役割を担うことが難しい。 また、近年、消防署は市民が気軽に相談できる、親しみやすい明るい庁舎が求 められている。 これらのことから、火災をはじめとする各種災害から市民の安心安全を確保し、 江南区の防災拠点として重要な役割を担うとともに、市民が気軽に相談できる、 明るく地域に開かれた消防庁舎として、移転新築するもの。 (2) 提案課題 課題1 地域に開かれた消防署 ・周辺の既存の施設及び環境に配慮した敷地全体のゾーニング・動線などの土 地利用計画について。 ・防災活動拠点としての機能のほか、市民が気軽に相談でき、また防災教育施 設として地域に開かれた消防署にするための、各室の関係性について。 課題2 長期的利用に配慮した消防署 ・ライフサイクルコストの縮減、及び環境負荷の低減ための工夫について。 ・施設の利用形態の変更に対応するための工夫について ・設備機器更新に対する配慮について。 3 業務実施方針等 (1) 業務実施方法 設計業務にあたっては、通年対応できる管理技術者、主任技術者を定めるととも に、発注者と十分な協議・調整を行い、作業を進めることとします。 (2) 概算工事費 約5億8千万円程度(消費税及び地方消費税を含む)を想定していますが、今後 の協議で変更される可能性があります。 なお、上記概算工事費は、建築本体工事費の他に解体工事費、屋外施設工事費の 合計額とし、その他の調査、設計経費、地質調査費などは含みません。 (3) 見積金額点 見積金額点の算定は下記による ア 見積金額が配点基準価格以上の場合 見積金額点 イ = 配点 x(配点基準価格/見積金額) 見積金額が配点基準価格未満の場合 見積金額点 = 配点 / {1+(配点基準価格/見積金額-1)} ※<配点基準価格> プロポーザル参加者が提出した見積金額の内、制限内(最低制限価格以上、 予定価格以内)の最低見積金額をいいます。ただし、すべての見積金額が最低 制限価格を下回った場合は、最低制限価格を配点基準価格とします。 ※予定価格は、非公表とします。
© Copyright 2024 ExpyDoc