科目コード 科 目 名 看護過程(Nursing Process) 選択区分 必修 単位数(時間) 1単位(30時間) 光子、岡田ルリ子、徳永なみじ 207 開講学科 看護学科 履修時期 2年次後期 科目区分 専門科目 授業目標 1 2 3 授業概要 理論的な根拠に基づき、系統的かつ個別的な看護を実施するための手法である看護過程の目的や 意義、構成要素を理解する。それらへの理解と既習の看護学概論、基礎看護方法論Ⅰ~Ⅲ、フィジカル アセスメント、看護学各領域などの知識を活用し、対象に関する情報を看護学的視点から分析・統合 する方法及び看護計画の立案、実施・評価のための方法を習得する。 看護過程の基盤となる問題解決技法の考え方を学ぶ。 看護過程の概念や目的、構成要素等を学ぶ。 事例を用いて系統的、かつ個別的な看護を実践できるよう、具体的な看護の展開方法を習得する。 授業内容 回 項 目 内 容 担当者 第1回 看護過程の概念とその 構成要素 看護過程とはなにか -看護過程を学習する意義 看護過程の根底にある問題解決技法 看護過程を構成する要素 野本百合子 第2回 看護過程の展開方法 問題解決技法としての看護過程 看護過程の構成要素 -アセスメント・看護上の問題の抽出方法 野本百合子 看護過程の展開(事例1) ○ガイダンス ○フォーマットを用いた情報の整理<グループワーク> 担当者全員 ○アセスメント・関連図の作成→看護上の問題抽出 <グループワーク> 担当者全員 ○看護上の問題抽出・優先順位の決定→看護の方向性 <グループワーク> 担当者全員 第3回 第4回 看護過程の実際Ⅰ 第5回 第6回 <グループ発表と質疑応答> 担当者全員 第7回 アセスメントから看護 上の問題抽出、関連図 作成のまとめ 「事例1」アセスメントのまとめ 看護上の問題に対する看護目標の設定と看護計画の立案 野本百合子 第8回 看護計画の立案及び実 施・評価 看護計画の立案と実施・評価の方法 <グループワークによる演習> 担当者全員 事例を用いた看護過程の展開(事例1) ○アセスメント・関連図の見直し ○看護上の問題と優先順位の修正 ○看護計画の立案 <グループワーク> 担当者全員 <グループ発表と質疑応答> 担当者全員 事例を用いた看護過程の展開(事例2)課題学習 <個人ワーク> 担当者全員 第9回 ~11回 看護過程の実際Ⅱ 第12回 第13回 ~15回 看護過程の実際Ⅲ 成 績 評 価 方 法 教科書 授業、グループワークへの取り組み状況 10% 個人ワークによる看護過程展開のレポート 90% 使用しない。 参考図書等 ロザリンダ・アルファロ・ルフィーヴァ、本郷久美子(2012)「基本から学ぶ看護過程 と看護診断 第7版」(医学書院) 松木光子(2002)「JJN ブックス ケーススタディ看護過程-根拠に基づく看護診断から 評価まで 第2版」 (医学書院) 任和子(2009) 「実習記録の書き方がわかる看護過程展開ガイド-ヘンダーソン、ゴードン、 NANDA の枠組みによる」(照林社) 備 グループワークを中心に授業を展開するにあたり、個々の事前学習が必須である。 考 - 100 - ) 野本百合子、青木 相原ひろみ 看 護 学 科( 担当教員 24
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