( いけん ) 集約 ( しゅうやく ) 表 - 島根県

「島根県感染症予防計画(案)」及び「島根県結核対策推進計画(案)」に関するパブリックコメント意見概要
パブリック・コメント(意見募集期間:平成20年4月7日(月)∼平成20年5月7日(水))
№
意見の内容
回答(案)
1
両案とも目的に沿った良い案であると思います。このところ、後期高齢者
の医療制度のことでテレビ、新聞等で制度の不備、役所の対応不適切等で
批判が報道されていますが、これらの批判は当たらないと思います。
この制度は単純明快、容易に理解できる単純な制度です。高齢者の多く
は、制度を十分理解して対応しています。役所も制度変更についての周知
努力を懸命に実施してきました。
しかるに、印刷物を見ようともせず、話を聞こうともせず、すべて人まかせ、 計画を推進してまいります。
何事も手とり足とり、行政や福祉関係の人がお世話をしてくれるのが当たり
前。過保護、甘えがしみついてしまった人がいて、それらの人の「分からん」
「むずかしい」を過剰に聞き出してNHKなどが大騒ぎをしているに過ぎませ
ん。
高齢者は即、弱者であるとの考えは誤りです。自主自立、責任感の強い高
齢者は沢山います。マスコミに惑わされることなく、計画を推進してください。
2
【感染症予防計画】
P4 (2)感染症発生動向調査 オ の修正
P11、12 担当させ → 担当するに修正をする。
3
【島根県結核対策推進計画】
P1 第1章 第1 本文25行目 「健康診断。」を「健康診断」に修正(読点 修正しました。
を削除)する。
4
PDFを読んで、たった二回の会合で対策案が策定されたとの由、本当に
十分なのでしょうか。
現在、世界で蔓延している感染症は数限りなく存在しています。例えばエ
イズ、出血熱(エボラを含む)、天然痘など、今の日本の医療体制では十分
に対処できないものが多く、下手をすれば多数の住民が犠牲になります。
アメリカ合衆国ではCDC(中央疾病対策センター)があり、一方で軍の組
織としてUSAMREEDという組織も存在しています。この二つの組織が有機
的に結びついて、アメリカ国内での感染症に対応する、という体制が出来上 いただきました御意見を関係部局に伝え、「絵に描いた餅」
にならないように、着実に計画を推進してまいります。
がっています。
しかし、島根県の財政的な現状をみるに、かかる組織を立ち挙げる事など
無理であり、また、病院間の連携も難しい現状では絵に描いた餅になってし
まう恐れが多分にあります。
どうも知事をはじめとして県庁の職員には現状認識という重大な能力に欠
陥があるのでは、などと思ってしまいます。本気で疾病対策を実施するのな
ら、まず、財政的な裏づけ、それも相当額の裏づけが必要である事を認識
する事から始めるべきであろうかと考えます。
5
両項目とも県民の皆様に危機感と意識改革をしてもらう為にも各団体、地
今後の検討課題とします。
域などでの啓蒙が必要だと思います。
6
最近、鳥インフルエンザの脅威がうたわれています
この変異による人への感染性が高まると抗体がないがないため何百万の人
が死に至るとされています
国を挙げての対策が叫ばれています
自治体においては先ずその情報の収集が一番の仕事ではないでしょうか
素早い対応が必要でしょう
また、国からの情報を待たず他府県の情報を速やかに得る手段も必要か
と思います
また、その情報を一般にも広報して欲しいと思います
結核は昔の病気と思っていましたが、最近その話を聞くようになりました
具体的にどんな病気なのか、どういう症状でどうなるのか、よくわりません、
そういう広報も必要ではないでしょうか
7
結核の患者の入院を担当させる医療機関は、感染症法に
より結核病床を持つ第二種感染症指定医療機関に限られて
おり、県内全域で2病院のみとなっています。
結核の入院患者は、居住地により隣県等の結核病床を持
つ第二種感染症指定医療機関に入院される場合以外は、現
感染症にかかる医療提供体制の確保
状において、この2病院で県内全ての結核入院患者の治療
「結核病床を持つ第二種医療機関(国立病院機構松江病院、益田赤十字
が行われています。県内における結核の入院患者数や入院
病院)を表記する。」となっているが、県内にはこれ以外には無きや、なけれ
期間の短縮等を踏まえ、県内全域の結核の基準病床数を2
ばもっと体制を整備(東部、中央、西部に配置する)すべきではありません
5床に設定していますが、この2病院の病床数の合計は、基
か。
準病床数を上回っています。
また、島根県では、結核指定医療機関(結核患者に対する
適正な医療を担当させる医療機関)として歯科や薬局の外、
約600の病院及び診療所を指定しており、これらの医療機
関において結核の一般患者の医療が行われています。
修正しました。
いただきました御意見を今後の対策の参考とさせていただ
きます。
また、結核につきましては、過去の感染症ではなく、日本全
体で今でも年間約3万人が新たに発症している我が国最大
の感染症の一つです。
本計画の第3章では、結核対策の目標と取り組みを掲げて
いますが、第2「早期発見の推進」において、県民に対して結
核に関する知識の啓発を行い、早期受診・早期発見につな
がるよう目標を設定しています。
御意見を踏まえ、結核について広く県民に理解して頂ける
よう、広報等により一層の啓発に努めてまいります。