船舶事故等調査報告書(軽微)

船舶事故等調査報告書(軽微)
1
船舶事故
計
66 件
2
船舶インシデント
計
15 件
合
計
81 件
平成21年8月28日
運 輸 安 全 委 員 会
船舶事故等調査報告書(軽微)一覧
(函館事務所)
1
23
漁船第十八清宝丸運航不能(推
貨物船シャンティ衝突(係船ブ
イ)
進器損傷)
24
貨物船第八金生丸運航阻害
2
漁船第三開運丸運航阻害
25
貨物船第十丸住丸運航阻害
3
漁船立旺丸運航不能(推進器損
26
貨物船奥栄丸乗揚
傷)
27
油送船第二泰永丸乗揚
漁船第六十一金毘羅丸衝突(防波
28
貨物船第三十五勝丸乗揚
堤)
29
油送船 KAMOGAWA 油送船瀬戸丸衝突
LPG船祐徳丸衝突(消波ブロッ
30
貨物船長悦丸乗揚
ク)
31
貨物船あかつき丸乗揚
漁船第二十八盛漁丸衝突(消波ブ
32
モーターボートはまもと丸転覆
ロック)
33
漁 船 明 丸 モ ー タ ー ボ ー ト Big
4
5
6
(仙台事務所)
7
Taiger 衝突
貨物船聖英丸運航阻害
34
貨物船第二陽周丸座洲
8 モーターボート倉田丸乗揚
35
貨物船八幡丸乗揚
(横浜事務所)
36
貨物船第三十八住若丸乗揚
9 押船雅被押バージ神和乗揚
37
旅客船フェリーつるぎ運航阻害
10
貨物船第三広栄丸乗揚
38
貨物船 XIN XIN 貨物船海星丸衝突
11
漁船 BORNEO AQUA No.1 乗揚
39
貨物船第3青木丸衝突(岸壁)
12
ケミカルタンカー第七協栄丸ケミ
40
貨物船盛和丸漁船亀弘丸衝突
カルタンカー第十友昇丸衝突
(広島事務所)
13
貨物船第二十六中野丸乗揚
41
貨物船栄雄丸乗揚
14
旅客船エスエス3世乗揚
42
貨物船こんぴら2貨物船第八東邦
15
貨物船第八栄寿丸乗揚
16
灯台見廻り船あいこう乗揚
43
貨物船豊和丸乗揚
17
貨物船第七勝栄丸作業船第7勝栄
44
貨物船第二十六住宝丸乗揚
丸転覆
45
押船第五十芸予丸被押台船芸予1
丸衝突
18
貨物船おおみね衝突(防波堤)
号乗揚
19
モーターボート第六とも丸乗揚
46
旅客船ひかり運航阻害
20
遊漁船第七伝寿丸火災
47
押船海馬被押バージ第十一日進衝
(神戸事務所)
突(桟橋)
21
貨物船かいよう乗揚
48
旅客船旭洋丸衝突(岸壁)
22
漁船第一幸榮丸運航阻害
49
引船とよふじ台船US4501乗
※下線付き番号は、インシデント
組員負傷
75
旅客船ニューたいよう運航不能
50
漁船富喜丸漁船福栄丸衝突
(機関損傷)
51
引船琉真丸台船F1001乗揚
52
貨物船雄大丸乗揚
53
押船翔洋丸被押バージちゃぱりと
77
貨物船第21盛山丸乗揚
油送船第二西本丸衝突
78
油送船しんりき乗揚
54
貨物船第六幸徳丸乗揚
79
旅客船プレミアムドリーム乗揚
55
押船第五十三住若丸被押バージ徳
80
護衛艦おおなみ貨物船 SUN FLOWER
76
(那覇事務所)
寿乗揚
56
貨物船 BAO TONG 乗揚
57
貨物船英省丸衝突(岸壁)
58
貨物船第五住栄丸乗揚
59
押船第五太幸丸乗揚
測量船昭洋運航不能(機関損傷)
衝突
81
ケミカルタンカー泰友丸乗揚
(門司事務所)
60
貨物船豊津丸運航阻害
61
貨物船幸盛丸運航阻害
62
押船第八十八幸洋丸被押バージ第
八幸洋号乗揚
63
漁船松栄丸渡船(船名なし)衝突
64
漁船第三十五天王丸乗揚
65
押船第十八幸洋丸被押台船第三幸
洋乗揚
66
漁船第八漁徳丸遊漁船あめんぼ衝
突
67
貨物船第五宝丸乗揚
68
漁船第二あけぼの丸漁船第一あけ
ぼの丸漁船林栄丸衝突
69
旅客船くき丸旅客負傷
70
モーターボートラビット乗揚
(長崎事務所)
71
モーターボートさざなみ丸乗揚
72
瀬渡船潮騒10号運航不能(機関
損傷)
73
砂利採取運搬船第三順徳丸乗揚
74
貨物船第七福神丸乗揚
※下線付き番号は、インシデント
※下線付き番号は、インシデント
船舶事故等調査報告書
平成21年7月30日
運輸安全委員会(海事専門部会)議決
事故等番号
2009神第96号
事故等種類
衝突
発生日時
平成21年4月5日(日) 10時15分ごろ
発生場所
和歌山県潮岬灯台から真方位103°13.2海里付近
事故等調査の経過
平成21年4月15日、本事故の調査を担当する主管調査官(神戸事務
所)を指名した。
原因関係者から意見聴取を行った。
事実情報
船種船名、総トン数
あきら
A 漁船 明 丸、7.9トン
WK2-3753(漁船登録番号)、個人所有
船舶番号、船舶所有者等
ビッグ タ イ ガ ー
B モーターボート Big Taiger、5トン未満
260-26149三重、個人所有
乗組員等に関する情報
A 船長、一級小型船舶操縦士
B 船長、一級小型船舶操縦士
死傷者等
B 左胸部打撲
損傷
A 右舷外板擦過傷等
B 右舷外板擦過傷等
事故等の経過
A船は、引き縄により操業しながら北進中、また、B船は、引き縄によ
り遊漁しながら南進中、平成21年4月5日10時15分ごろ、A船の右
舷船首とB船の右舷船首とが、真向かいの行き会う態勢で衝突した。
気象・海象
分析
気象:天気 晴れ、風向 南、風力 1
乗組員等の関与
あり
船体・機関等の関与
なし
気象・海象の関与
なし
A船は北進中、B船は南進中、両船がいずれも
判明した事項の解析
適切な見張りを行わず、針路を右に転じなかった
ものと考えられる。
両船は真向かいに行き会い、衝突するおそれが
ある態勢で航行していたものと考えられる。
原因
本事故は、A船が北進中、B船が南進中、両船がいずれも適切な見張り
を行わず、針路を右に転じなかったため、両船が衝突したことにより発生
したものと考えられる。