2012年度個人活動報告 - 横浜国立大学・国際教育センター

Ⅱ.個人報告(20010.1~2012.12)
①研究業績(主たる業績 10 点まで)
1. 著書
2. 論文
3. 科研費実績
4. 学会発表・他
②社会活動(主な活動 3 点まで)
③学内活動
四方田(垂水)千恵(教授・日本語教育部門)
①研究業績
1. 著書
・”Politique de la langue et colonisation : la littérature japonaise des
auteurs
chinois
–
le
cas
de
Taiwan.”Chie
TARUMI,
Chantal
Chen-Andro,Cwcile Sakai et Xu Shuang“IMAGINAIRES DE L’EXIL dans les
literatures contemporaines de Chine er du Japon ”Editions Philippe
Picquier, pp.231-246, 2012,
・『台湾文化表象の現在』垂水千恵他編著、あるむ、2010 年 11 月
・ 張愛玲「色、戒」『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集Ⅲ-05 短篇コレク
ションⅠ』東京:河出書房新社、pp.83-120,2010 年 7 月
2.論文
・「1930 年代日本文学における「野蛮」への共鳴をめぐって―大鹿卓『野蛮人』・
谷崎潤一郎『武州公秘話』・山部歌津子『蕃人ライサ』を中心に―」『日本研
究』15(高麗大学校)、pp.65-99、2011 年 2 月。
・
「關於邱妙津作品裡日本文學的「引用」――與村上春樹《挪威的森林》的互文
性(intertextuality)為中心」垂水千恵、国立成功大学中文系主編『感官素材與人
性辯證 國際學術研討會論文集』
、国立台湾文学館、査読有、pp.17-26、2010
年8月
3.科研費実績
・基盤研究(C)平成 23 年度~平成 25 年度、課題番号 23520421
研究代表者:四方田千恵(垂水千恵)
、研究分担者:白水紀子(横浜国立大学)
研究課題名:台湾現代文学におけるセクシュアリティおよび日本表象のポリ
ティクス
4.学会発表・他
・「
「世界文學」與文化政治—以張愛玲〈色,戒〉的日韓翻譯為例—」黄善美・垂
水千恵、台湾大学主催「「文化流動與知識傳播——方法論與實例研究」國際學術研
討會」2012 年 11 月 9-10 日
・
「日本人作家の見た「外地」台湾-中西伊之助、沖野岩三郎を中心に―」垂水
千恵、国際日本文化研究センター主催;シンポジウム「
「外地」文学の言説的ネ
ットワーク:台湾と満洲の対話」2012 年 1 月 21 日(招待講演)
・「日本文學中的少數民族之飲食文化象徵 -以開高健的《日本三文歌劇》、小
松左京的《日本阿帕契族》、梁石日《賭夜》為討論中心」垂水千恵、台湾中央
大学主催;「原住民飲食文學與文化國際學術研討會」20 11 年 5 月 27 日、28
日(招待講演)
・「台湾という身体の「再現」―真杉静枝を書くということ―」垂水千恵、中
央研究院人文社会科学研究中心亜太地域研究専題中心主催;
「
『日本文学中的台
湾』国際学術研討会」2011 年 10 月 7 日(招待講演)
②社会活動
・日本台湾学会第 7 期常任理事(2011.6~現在に至る)
・日本台湾学会企画委員長(2010.6~2011.6)
・日本台湾学会総務担当理事(2011.6~現在に至る)
③学内活動
・ 国際戦略推進室運営委員(10 年度)
・ 世宗プログラム準備委員会委員(12 年度)
・ 日韓理工系予備教育コーディネーター(10~12 年度)
吉田昌平(教授・短期留学部門)
(1)研究業績
2.論文
言語普遍性に基づく外国語教育∙習得研究 -朝鮮語と日本語の母音融合現象研究
を中心に-(許龍との共著)、『朝鮮学報』朝鮮学会[採用決定]
(2)社会活動(主な活動3点まで)
 横浜市青葉国際交流ラウンジ日本語ボランティア養成講座講師
 放送大学面接授業講師(2科目)
(3)学内活動
 短期留学専門委員会
 YCCS 特別プログラム運営委員会
 YCCS カリキュラム小委員会
 英文広報資料作成専門委員会
 実践的国際交流実施委員会
小川誉子美(教授・日本語教育部門)
(1) 研究業績
1.著書
・『欧州における戦前の日本語講座―実態と背景』風間書房, 2010
2.論文
・「日本語講師北山淳友の事績―戦間期の対独時代を中心にー」『日本
学刊』14 号 香港日本語教育研究会, pp.4-15,2011
3.科研費実績
・研究成果公開促進費:学術図書、平成 21 年度、課題番号:215069
研究課題名:日本語教育史テキスト作成に向けた基礎的研究
・基盤研究(C)平成 21 年度~平成 23 年度、課題番号 21520531【研究代表
者】
研究課題名:日本語教育史テキスト作成に向けた基礎的研究
・基盤研究(C)平成 24 年度~平成 26 年度、課題番号 24520572【研究代表
者】
研究課題名:日本語教育史のコンテンツの再構成と資料公開に関する基礎的
研究
4.学会発表・招待講演他
・The Japanese language instruction in Germany and Austria before 1945:
knowledge and information obtained by multifaceted research,EAJRS
2012, European, Association of Japanese Resource Specialists, Bridging
the gaps past and present Japanese resources in the digital age, Yoshimi
OGAWA, Chikako SHIGEMORI BUČAR,Staatsbibliothek zu Berlin,
Germany,2012
・Do Cyong-Ho as Lecturer for Japanese Language in Vienna: Materials
from Finland and JapanNew findings on early informal exchange and
personal relations between Koreans and citizens or either the
Austrian-Hungarian monarchy or its Successor
-states, Yoshimi Ogawa,Chikako SHIGEMORI BUČAR, University of
Vienna, Austria,2012
・「中級へ繋げる初級」東京大学日本語教育講演会,東京大学,2011
・「初級文法項目を再考する―重要項目の提示のしかた―」香港日本語教育研
究会・国際交流基金主催講演会「香港日本語教育セミナー学習者心理と言語
使用場面を重視した日本語教授法」
,「文法項目の導入―初級から中級へ―」
同ワークショップ,香港大専業進修学院 保良局社區書院,2010
・「資料が語る日本語講座開設期と動機の多様性―ヨーロッパを事例として―」
「日本語教育史研究の新しい視座と可能性-発掘された資料が語るもの-」
『2010 年度日本語教育学会春季大会』河路由佳・嶋津拓・長谷川恒夫とパネ
ル発表,早稲田大学,2010
(2)社会活動
・科学研究費委員会専門委員、日本学術振興会、2010 年 6 月~10 月,
2011
年 6~10 月
・日本語教育学会大会委員 2007 年 6 月~2011 年 5 月
・日本語教育学会研究集会委員 2011 年 6 月~
・日本ウラル学会理事 2010 年 6 月~
・日本総合学術学会理事 2000 年~
(3)学内活動
・FD部会委員
2010 年 4 月~2012 年 3 月
・公開講座委員会委員 2011 年 4 月~2012 年 3 月
・国際戦略室運営委員会委員
2012 年 4 月~
・YCCS特別プログラム運営員会委員 2012 年 8 月~
・(留学生センター内)留学生センター教員代表 2012 年 4 月~2013
年3月
藤井桂子(教授・生活指導部門)
(1)研究業績
1.著書
2.論文
・藤井桂子「留学生との交流が日本人学生に与える影響(2)−国際交流グル
ープに所属す
る日本人学生の変容に関する事例分析−」
『横浜国立大学留学生センター教育研
究論集』19
号、17-41、2012
3.科研費実績
4.学会発表・他
(2)社会活動(主な活動3点まで)
(3)学内活動
・留学生会館主事(2011-2012)
・外国人留学生支援方策検討専門小委員会事務局(2003〜現在)
・ FD推進部会 構成員(2012)
・ 国際戦略推進室運営委員会オブザーバー(2012)
・ 一時貸付け審査委員会委員(〜現在)
・ 留学生センター交流相談室(105)運営担当
奥野由紀子(准教授 日本語教育部門)
① 研究業績
1 著書
『日本語教育のためのコミュニケーション研究』(野田尚史・編)
「非母語
話者の日本語コミュニケーションの問題点」 pp.85-104. くろしお出版
2012 年
2 論文
・「談話における確認表現の「じゃないか」―『女性のことば』
『男性のこ
とば』のデータから―」金庭久美子・山森理恵・奥野由紀子 『留学生
センター教育研究論集』 第 21 号 2013 年(掲載予定)
・「中級停滞者の縦断的発話の分析―動詞語彙・単文・複文に着目して―」
山森理恵・金庭久美子・奥野由紀子 『留学生センター教育研究論集』
第 19 号 2012.年 pp.115-136.(査読あり)
・「漢字圏学習者の「の」の脱落における言語転移の様相
―「の」「의」
「的」の対応関係に着目して―」奥野由紀子・金玄珠『国立国語研究所
論集』第 2 号.pp77-89. 2011. 国語国立研究所(査読あり)
・
「
「きく」プロフィシエンシーを高める授業思案-「きく」過程を強化する
練習方法を中心に-」奥野由紀子『日語教学研究』華東師範大学出版社
pp.49-56. 2011.(招待講演論文)
3. 科研費実績
・ 基盤研究(C)「言語転移の双方向的検討」(研究代表者 奥野由紀子)
平成 21 年度~平成 23 年度
・基盤研究(A) 「海外連携による日本語学習者コーパス構築」(研究代表
者 迫田久美子)
(分担者 奥野由紀子)平成 24 年度~27 年度
4.その他
・シンポジウムパネリスト:「非母語話者の日本語コミュニケーション」
国語国立研究所
日本語教育研究・情報センターシンポジウム「コミ
ュニケーションのための日本語教育研究」星陵会館ホール 2012 年 11
月 17 日
・学会パネル発表(共同発表)
:
「-日中協働プロジェクト『新界標日本語』
の開発及び試行-」世界日語教育研究大会(ICJLE2012)2012 年 8 月
18 日名古屋外国語大学
・学会ポスター発表(共同発表)
:
「談話における確認表現の「じゃないか」
―『女性のことば』『男性のことば』のデータから―」ポスター発表、
世界日語教育研究大会(ICJLE2012)2012 年 8 月 18 日名古
屋外国語大学
②社会活動
・国立国語研究所共同研究者 2010 年度~
・『第二言語としての日本語習得研究』ジャーナル委員 2012 年度~
・『第二言語としての日本語習得研究』査読委員 2008 年度~2011 年度
・韓国日本語学会海外理事 2011 年度~
・第二言語習得研究会(関東支部) 運営委員 2009 年度~
・中国語話者のための日本語教育研究会(日本語教育学会テーマ研究会)
幹事 2010 年度〜
② 学内活動
・ 全学教育部会委員(2012 年度-)
・
施設部会(2012 年度-)
・ YNUネットアドレスWG(2012 年度-)
・ 男女参画推進室委員(2010-11 年度)
(留学生センター内)
・教務委員(2012 年度-)
長谷川健治(准教授、短期留学部門)
①研究業績
1.著書:
・Peter Duus and Kenji Hasegawa eds., Rediscovering America: Japanese
Perspectives on the American Century (University of California Press:
2011)
2.論文
・“The German and Japanese Red Armies in Film and History,” (co-author with Tom
de Laar) Journal of the International Student Center, Yokohama National
University (2012) p.69-92.
・“Anti-American Nationalism and Leftist Factionalism in 1950 and 1960 Japan,”
Journal of the International Student Center, Yokohama National University (2011)
p.75-87.
・“America in Japan: Reflections through Satō Tadao’s ‘What is America to Us?’,”
Proceedings of the Symposium “Japan Studies in Egypt: Past, Present, and Future”
(2010) p.147-152.
4.学会発表・他
・“America in Japan” カイロ大学文学部日本語学科設立 35 周年記念シンポ
ジウム。2010 年 11 月 27 日。
・“The 1960 Anpo Protests as ‘Final Battle’” Asian Studies Conference
Japan(早稲田大学), 19 June 2010.
②社会活動
・三井ボランティアネットワーク事業団横浜国大部会
・常盤台小学校と連携して実習科目「小学校ESL」開講
・NPO法人さなぎ達と連携して実習科目「ホームレスネス」開講
③学内活動
・短期留学専門委員会
・YCCS 運営委員会
・世宗プログラム運営委員会
・インフラストラクチャーメネージメント・プログラム運営委員会
・情報運用部会