無線通信に関する信号処理技術ならびに 無線通信ネットワークの構築に関する研究 IT・教育研究所(所長:後藤滋樹教授) 髙畑文雄研究室,前原文明研究室,シャープ 株式会社との共同研究 ・期間 2011年4月1日 から 2014年3月31日 第5世代移動通信システムに向けた無線伝送方式に関する研究 第5世代移動通信システムへの要求条件 ・激増する移動通信トラヒックへの対応 2010年→2020年でおよそ1000倍増加 ・超多数の端末との接続(M2M通信の激増) ・アプリケーションの体感品質向上 ・低コスト・低消費電力,高信頼性 周波数利用効率向上 第5世代移動通信システム実現に向けた 無線信号処理技術 周波数利用効率向上に資する空間信号処理技術 高密度ネットワーク対応 BS MS ♯1 MS ♯2 f MS 高周波数帯等を利用した 高周波数帯域幅の有効活用 (マルチユーザMIMO技術) MS ♯3 MS ♯4 第5世代移動通信システム実現の上で中核となる空間信号処理技術の高度化検討 ●シングルユーザMIMOおよびアダプティブアレーにおける誤り訂正尤度生成技術 ●マルチユーザMIMO技術における非線形プレコーディングの高度化 - 複数受信アンテナ配置時の信号合成技術 - Vector Perturbation適用時の摂動ベクトル探索技術 - Tomlinson Harashima Precoding におけるModulo誤り対策技術 - Tomlinson Harashima Precoding におけるARQの適用法 研究実績 ●学会発表 【査読あり】 ジャーナル論文 1 (電子情報通信学会論文誌B) 国際会議 3 (IEEE VTC, IEEE WCNC, ISPACS) 【査読なし】 学会発表 11 (電子情報通信学会総合大会・ソサイエティ大会, 電子情報通信学会RCS研究会) ●特許 2 (特願2011-274542,特願2012-286640) おわりに この度,産学官連携について豊富な実績とノウハウを有するIT研究機構 のきめ細かなご支援により,契約から研究遂行に関わる事務手続きを円 滑に遂行することができ,有意義な研究活動と多くの成果を生むことがで きました.深く御礼申し上げます.
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