平成20年2月22日 水田農業ビジョン通信 第11号 発 行:月1回 発行元:農林水産省農産振興課土地利用型農業推進班 TEL03-3502-8111(内線4762) タイヤルイン03-3502-5956 ※ 記事に関する御質問・御 感想など、御自由にお寄せ 下さい。 ※ 記事を転載される場合は御一報ください。 産地づくり対策のホームページ → http://www.maff.go. jp/soshiki/nousan/kikaku/suiden. htm ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 「水稲作付けの農家の皆さんへ」パンフレットを作成しました。 20年産の生産調整を確実に実施す ることが、地域協議会の皆さんをはじ め、我々関係者の課せられた最重要課 題です。 このため、水稲作付け農家の皆さん 向けにパンフレットを作成しました。 パンフレットは、米の消費や価格の 動向、米緊急対策の内容、ビジョンの 見直し、産地づくり交付金の有効活用、 第1ステージの成果事例も入っていま す。 現在、印刷中です。出来上がり次第、 わずかですがお届けすることとしてい ます。 ホームページにも掲載しましたの で、ご活用いただければ幸いです。 ☆ 産地づくり対策のホームページ → h t t p : / / w w w. m a f f. g o. jp/soshiki/nousan/kikaku/pdf/kome_pamp hlet.pdf -1 - 平成20年2月22日 水田農業ビジョン通信 第11号 非主食用米の取組の検討について 20年産の生産調整の実効性を確保し、需給均衡 を確実に図るため、19年度補正予算において、地 域水田農業活性化緊急対策事業が措置されました。 本対策は、20年産において生産調整をさらに拡 大しようとする農家の方に交付金(緊急一時金)が支 払われるものです。 この緊急一時金には2つのタイプがありますが、 飼料用稲などの非主食用米の生産により、生産調整 の拡大に取り組まれる場合については、次のことに 留意して、取り組まれるようお願いします。 選択肢です。 各地域において非主食用米の需要や生産の意向 があることを確認した上で、その低コスト生産の 取組の推進に向けた検討を進めてください。 ◇ 非主食用米の低コスト生産の推進に当たって は、緊急一時金や産地づくり交付金(新需給調整 システム定着交付金を含む)の積極的な活用をお 願いします。 ☆ ◇ 主食用米の消費が一貫して減少する中で、今後 の地域水田農業において、稲ホールクロップサイ レージ、飼料用米等の非主食用米の生産が一つの 農林水産省のホームページに飼料用米関連情報 ページを開設しましたので是非ご活用ください。 → h t t p : / / w w w. m a f f. g o. jp/j/soushoku/keikaku/shiryouyoumai/index. html ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 緊急一時金と産地づくり交付金の一体的活用について - 20 年産の生産調整の実効性の確保に向けて - ご承知のとおり、米の生産調整の実効性を確保す ることは、現下の水田農業における喫緊の課題であ り、これを確実に実施するためには、19年度補正 予算で措置した地域水田農業活性化緊急対策(緊急 一時金)と産地づくり交付金を一体的に活用してい く必要があります。 具体的には、緊急一時金を可能な限り使い切るこ とを前提に、20年産・21年産の産地づくり交付金 については、農業者ごとの公平性に配慮しつつ、生 産調整の実効性が確保されるよう、各地域協議会に おいて使途や単価を工夫していただきたいと考えて います。 現在、地域協議会においては、20年産に向けた ビジョンの点検・見直しや産地づくり交付金の活用 についての検討が行われていることと思いますが、 見直しに当たっては、このようなことを踏まえてご 検討されるようお願いします。 産地づくり交付金の単価の設定 米の消費動向などからみても、今後も米の消費は 減少することが見込まれています。 このため、生産調整の拡大を見越した上で産地づ くり交付金の単価を設定することが重要です。 緊急一時金との一体的活用 緊急対策を通じた20年産の生産調整拡大の結果、 21年度の産地づくり交付金の資金需要が増大する ことを見越した上で、計画的に産地づくり交付金の 単価を設定することが重要です。 -2 -
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