北区企画課（TEL3908-1104）第８号（１６年４月発行） ☆ホームページもご覧下さい。 http://www.city.kita.tokyo.jp/ kikaku/kikaku/seihu/ 北区は、昨年７月に策定した跡地利用計画に基づき、平成１６年３月に、陸上自衛隊十条駐屯地赤羽地区跡地（５．８ヘクタール）のうち３．８ヘクタールを、公園用地として国から取得しました。取得した３．８ヘクタールのうち、都市計画道路区域を除いた３ヘクタールについては、すでに昨年１２月に都市計画公園として決定しています。また、都市計画道路部分（約０．８ｈａ）については、道路整備事業に着手するまでの間、公園として、都市計画公園部分とあわせ、全体を一体的に利用してまいります。これにより、赤羽西地域には、北側に隣接する赤羽自然観察公園（約５．３ヘクタール）とあわせて９ヘクタールもの広大な敷地を有する公園ゾーンが形成されることとなり、地域のみなさまをはじめ、北区全域のみなさまが憩い、やすらぎ、集い、自然と触れ合える魅力あふれる空間が生まれます。公園の具体的な整備内容については、今後、『ワークショップ』などの区民参画の場を、積極的に設けて検討していきます。その際には、北区ニュース等で広くお知らせいたしますので、地域のみなさまのご参加をお待ちしています。区が取得し、健康づくりやスポーツ機能を有する公園として整備します。３．８ha 区が取得した跡地については、砂塵対策のため芝などの種を撒きました。また、跡地の管理の関係で何か問題が生じた場合は、以下の窓口にご連絡をお願いします。（連絡先）北区役所建設部河川公園課公園計画係電話（３９０８）9269 担当／土生２ha 財務省が 16 年度以降に処分します。（防衛庁の問い合わせ先） ○陸上自衛隊補給統制本部総務部総務課司令業務室 ℡03-3908-5121（内線 2008） ○ 東京防衛施設局建設部建設企画課 ℡048-600-1825 跡地は、防衛庁によって、土壌汚染対策工事および基礎土間撤去工事等が計画的に進められています。今後の工事予定については、以下のとおり防衛庁から聞いていますので、お知らせします。なお、区が取得した北側については、全ての工事が終了しています。引き続き、区は、工事全般について周辺住民等の安全対策に万全を期すよう防衛庁に求めていきます。工事内容：南側部分の土砂の搬出期間：平成１６年５月末日まで。原則として日曜祝日は休みます。作業時間は、原則として午前８時から午後６時までとします。区が取得しない南側部分については、１６年度以降に財務省により競争入札による処分が予定されています。区は、財務省の処分方針を踏まえ、「跡地利用計画」において、北区の重要課題である少子高齢化や人口減少に対応するため「ファミリー層の定住化を図る良質な住宅供給に資する土地利用」を区が誘導することを位置づけ、財務省にも要請してまいりました。このたび、文部科学省から、ナショナルトレーニングセンター（以下、「ＮＴＣ」という。）計画が検討されていることの情報提供を受けましたのでお知らせします。なお、ＮＴＣ計画では、この跡地南側部分に、陸上 400m トラック（走路部分のみ屋根付）の整備が検討されています。区は、国に対し、これまで３年余にわたる跡地利用計画の検討過程を踏まえながら、今後、区議会及び区民に丁寧な説明を行い、理解を得られるよう努めるとともに、計画の事業化にあたり北区と十分協議することを求めてまいります。区が取得自衛隊跡地南側スポーツ科学センター西が丘サッカー場など（約７ｈａ） ―ナショナルトレーニングセンター計画― （１）計画の概要オリンピックにおけるメダル獲得率の倍増を目指し、選手強化活動の充実を重点的に行うため、西が丘地区にある国立スポーツ科学センターを NTC の「中核拠点」と位置づけ、周辺にトレーニング施設等の拡充整備を行う。（２）施設整備計画・現在のスポーツ科学センターや西が丘サッカー場がある敷地（約７ha）を中心に、自衛隊跡地も活用して、陸上４００m トラック、屋内体育館及び宿泊棟を整備する。・具体的な施設配置については検討中であるが、既存の施設・設備に極力影響を与えないようにするため、自衛隊跡地には陸上トラックを整備し、１７年度末には完成を目指したいとしている。