第1部 健康危機状況にある成人の理解 2 健康危機状況にある成人に

はじめに
健
康
危
機
状
況
……………………………………………………… 00iii
本書の特徴
…………………………………………………000v
第1部 健康危機状況にある成人の理解
1 健康危機状況にある成人の理解
1 成人にとっての健康とは
2 成人にとっての危機とは
01
危機という言葉
02 個人の危機
…………………… 004
…………………… 005
5
6
03 集団の危機と成人の危機状況
8
3 成人看護学における健康危機状況
……… 010
2 健康危機状況にある成人に生じる
セルフケア不足
1 五つのセルフケア不足 ………………………… 016
2 苦痛の緩和 ………………………………………… 017
01
全人的苦痛として理解する
02
過去の苦痛体験による影響を考慮する
17
18
3 身体機能悪化の予防と早期発見
………… 019
01
医学的知識の不足を補う
19
02
本人なりの対応を支える
21
4 生活行動変更への支援 ………………………… 022
01
生活習慣,生活様式の影響を考慮する 22
02
医学的な行動制限への対応困難を支える 23
5 心理的・精神的混乱への支援 ……………… 024
01
多様な表出を理解する
02 受け止める
03
24
24
他のセルフケア不足を補う
25
6 家族および重要他者の不安や負担への支援
………027
01
本人の健康危機が不安や負担となる
27
02 本人へのケアが家族を支える
vi
27
3 代表的な健康危機状況と看護の特徴
1
手術等の侵襲的治療を予定して受ける状況
……… 030
って重要な要素
01 初期アセスメント
02
手術を受ける人の体験
03
手術の意思決定と術前不安への支援 33
01 薬物療法
04
標準的な看護計画の利用
02 感覚変調療法
02
30
3 苦痛緩和の方法
32
35
69
…………………………………… 071
71
………… 037
03
心理的療法
37
04
環境管理
72
76
80
救命救急対応による生命の危機回避 39
03 発症別対応パターンの習熟と現場対応へ
の精通
43
ターミナルステージ(終末期)にある状況
……… 045
01
67
02 フローシートの活用
健康危機状況としての特徴
01 健康危機状況としての特徴
66
2 苦痛のアセスメント方法……………………… 067
01
2 救命救急治療を必要とする状況
3
03 健康危機状況における「緩和ケア」にと
健康危機状況としての特徴
02 保健行動と健康観
103
6 身体機能悪化への対応
1 身体機能悪化の予期
…………………………… 084
01 身体機能の悪化を考える方法
84
02 生理的反応による回復 85
45
02 回復への可能性を念頭に置いたケア
46
03 疾患や外傷による病態の進行
89
04 治療等による合併症,二次障害
4 健康危機状況における看護者の苦悩
と支え合い
1
02 臨床能力の不足を直視する苦悩
53
03 物理的制度的課題に関する苦悩
53
藤(role conflict)
苦悩を抱えていくために
検査結果の把握と観察,モニタリング
セルフケア教育
98
3 予測性の有無別にみた身体機能悪化への
対応方法 ……………………………………………… 100
01 身体機能の悪化を予測できる場合
55
101
……………………………………… 104
01 成長・発達する人間としての生活行動の
健康危機状況における成人の苦痛と
「緩和ケア」の必要性 …………………………… 062
01 健康危機状況における成人の苦痛
7 生活行動の変更への支援
1 生活行動とは
5 苦痛の緩和
100
02 身体機能の悪化を予測できない場合
…………………… 056
第2部 健康危機状況における看護方法
の検討
62
02 健康危機状況における「緩和ケア」の必
64
02
03 早期発見,早期対処のための準備と
54
06 倫理的ジレンマ(ethical dilemma)
要性
94
95
54
1
………………… 094
50
04 コミュニケーションの不足に関する苦悩
2
2 身体機能悪化への対応方法
… 050
01 事例:緊急入院患者を担当したある看護
05 役割
05 生活行動制限による廃用症候群 93
01 リスクのアセスメントと予防法の実施
健康危機状況における看護者の苦悩
師の苦悩
91
変化
104
02 生活行動の階層構造
105
2 健康状態と「生活行動」の関係 ………… 106
3 医学的治療で要求される生活行動の制限と
生活行動の変化 …………………………………… 107
vii
01 障害の拡大を予防するため(悪化の予防)
02 「その人」自身が不安を克服できるよう
援助する
108
02 治療効果を最大限に高めるため
109
03 診断・治療に有用な検査結果を得るため
109
04
手術を含めた治療による機能の変化に
伴うもの
110
05 全身状態の悪化や機能の低下に伴うもの
110
4
生活行動を代行・補完する看護援助
01
… 110
看護援助を導く生活行動のとらえかた
111
02 患者が持ち合わせている実行能力の判断
113
5 生活行動を代行・補完するものとしての
ルート類の管理 …………………………………… 114
01
ルート類の目的と種類 114
02 生活行動を代行・補完するルート類の
管理の視点
6
の対応
1 成人の発達段階に応じた家族または
重要他者との関係性 …………………………… 138
01
人間性の発達段階
02
家族関係の発達段階
138
138
2 家族についてのアセスメント方法
01
構造上の特性
02
機能の特性
……… 142
142
142
3 患者の健康状態とキーパーソンおよび
その他の家族の相互影響 …………………… 147
4 家族および重要他者の不安や負担の
軽減方法 ……………………………………………… 149
01 成立期にある家族が遭遇した健康危機に
おけるアセスメント
健康危機状況における生活行動に関する
患者教育のポイント …………………………… 117
149
02 拡張期にある家族が遭遇した健康危機に
おけるアセスメント
153
117
02 健康危機状況の生活行動に影響する要因
118
第3部 健康危機状況にある患者の看護
10 病棟入院患者
1 病棟入院患者の健康危機状況 ……………… 162
2 事例で考える病棟入院患者の看護 ……… 163
8 心理的・精神的混乱への支援
1 健康危機状況にある人の心理的・精神的
状態 ……………………………………………………… 122
01
9 家族および重要他者の不安や負担へ
115
01 患者教育の方向性
133
健康危機状況にある人の心理的反応
122
01
入院までの経過
02
病名の告知
03
椿さんの心理・精神的混乱
163
164
166
04 患者の苦痛,生活行動変更への対応困難
02 心理的・精神的混乱を引き起こす体験
2
123
05
家族や重要他者の不安や負担
健康危機状況にある人の心理的・精神的
状態のアセスメント …………………………… 127
06
手 術
01
「その人」を理解する
03 不安に関連する事柄を把握する
viii
128
129
健康危機状況にある人の心理的・精神的
安定を図るための看護方法 ………………… 133
01
169
169
07 術後の看護
170
127
02 不安の存在および程度を把握する
3
167
不安や緊張を緩和する 133
11 緊急入院患者
1 緊急入院患者の健康危機状況 ……………… 176
2 事例で考える緊急入院患者の看護 ……… 176
01 入院までの経過
176
02 緊急入院患者を迎える準備
177
03
179
入院直後の川崎さんの状況
04 入院生活の始まり
05 消灯後の病室
15 終末期患者
1 終末期患者の健康危機状況の特徴 ……… 220
2 事例で考える終末期患者の看護 ………… 220
180
182
01 ホスピス入院までの経過
02 入院後の状態と医療者の対応
12 ICU・CCU入室患者
1 ICU・CCU入室患者の健康危機状況 … 186
2 事例で考えるICU・CCU入室患者の看護
………186
01 急性心筋梗塞の急性期で心室性頻拍(VT)
に移行した事例
220
221
看護師国家試験出題基準(平成22年版)対照表
228
索引
230
186
13 訪問看護を利用している患者
1 訪問看護での健康危機状況 ………………… 196
2 事例で考える訪問看護 ………………………… 197
01 自宅で過ごすことを希望した事例
197
02 社会復帰に向けてリハビリ中の事例
201
03 家庭内役割を全うしようとしている事例
204
14 電話相談患者
1
健康危機状況にある患者の電話相談
01 この章で扱う電話相談の対象
02 電話相談の内容
… 210
210
210
03 電話相談をする患者・家族の心理
04
看護師が行う電話相談とは
05 電話相談の援助技術
2
210
211
212
事例で考える電話相談 ………………………… 213
01 電話相談に応じる場面と安心の提供
213
02 電話相談における支援関係の確立
214
03 電話相談におけるコミュニケーション技術
215
04 電話相談に関連したトラブルの回避
217
ix