がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み・倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、落ち込み・悲しみなどの精神的な苦痛を経験します。「緩和ケア」は、がんと診断された時から行う、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。当院では、医師・看護師・薬剤師・栄養管理士・医療ソーシャルワーカー(MSW)・心理療法士・がん相談員など多職種で構成された緩和ケアチームがあります。がんと診断された患者さんやそのご家族の苦痛をやわらげるお手伝いをさせていただいています。手術や薬物による「抗がん治療」と「緩和ケア」は、そのどちらかを選択するものではありません。がんの病期にとらわれず、必要と感じた時に緩和ケアを受けていただくことができます。一人で抱え込まず、周囲の医療スタッフやご家族に相談ください。〈緩和ケア外来〉【対象者】がんによるさまざまな苦痛や気がかりを感じておられる患者さん緩和困難ながん疼痛を有する患者さん緩和ケアを必要とする全てのがん患者さん【担当医師】緩和ケアチーム【日時】毎週月・木曜日上杉文彦医師９時～１２時（完全予約制）【予約方法】 ●当院に主診療科（がん診療をお受けの診療科）をお持ちの方は、主治医へ「緩和ケア外来」受診希望をお伝えください ●当院に主診療科（がん診療をお受けの診療科）をお持ちでない方は、かかりつけ医にお申し出いただき当院地域医療連携室を経由して予約してください当院での主診療科との併診が必要です【お申し込み・お問い合わせ】東広島医療センター地域医療連携室電話：082-493-6487