江東区教育委員会会議録

平成25年
成25年第5回定例
第5回定例会
定例会
江東区教育委員会会議録
平成25年5月28日(火)
江 東 区 教 育 委 員 会
平 成 2 5 年 第 5 回 江 東 区 教 育 委 員 会 定 例 会 会 議 録
1 開会年月日
平成25年5月28日(火)午後1時00分
2 閉会年月日
平成25年5月28日(火)午後1時40分
3 開会場所
江東区役所
4 出席委員
平井康義(委員長)、八島安男、渡邉美憲
宇佐美衛、岩佐哲男(教育長)
5 出席職員
押田教育委員会事務局次長、鈴木庶務課長、青木学校施設課長
奥野整備担当課長、市川学務課長、浅岡指導室長、本多学校支援課長
原放課後支援課長、干泥江東図書館長
6 報告事項
(1)平成25年度江東区立中学校生徒海外短期留学について
(2)平成24年度教育センター事業実績報告について
(3)平成25年度教育センター事業計画について
(4)体罰調査の結果と今後の対応について
(5)江東区千田福祉会館・児童館の指定管理者の選定手続きについて
(6)第25回江東こどもまつりの報告について
7 協議事項
(1)新設校の校名について
8 審議概要
平 井 委 員 長
ただいまより、平成25年第5回江東区教育委員会定例会を開会いた
します。
本日の会議録署名委員をご指名いたします。八島委員、宇佐美委員に
お願いいたします。
それでは、教育長の報告に入ります。
報告事項1 平成25年度江東区立中学校生徒海外短期留学について
を説明願います。
浅岡指導室長
それでは、平成25年度江東区立中学校生徒海外短期留学についてご
説明申し上げます。資料1をご覧いただきたいと存じます。
今年度は、7月27日土曜日から8月6日火曜日までの10泊11日
の予定で、江東区立中学校3年生生徒39名をカナダへ派遣いたします。
現地、スクォミッシュ市でのホームステイ体験、キャピラノカレッジで
1
英語の授業を受けるなど、語学力と国際感覚を身につけることを目的と
して実施してまいります。
今年度も留学を希望する全ての保護者を対象に、指導室主催によりま
す説明会を行いました。これまでも各中学校で校長や担当教諭が説明し
趣旨について保護者に十分に理
解いただくことをねらいとして実施したものでございます。今回、説明
会には、昨年度150名のところを193名、43名増の参加がござい
ました。その説明会を受けて、各学校、募集が163名ございまして、
各中学校での選考を経て、年度明け、25年度に入りまして、面接81
名、その後、公開抽選で派遣生39名、内訳は男子が13名、女子が2
6名が決定いたしました。
今年度の引率でございますが、深川第三中学校、松本校長をはじめ6
名でございます。また、教育委員会指導室のほうから、堀越統括指導主
事が副団長として同行いたします。去る5月24日に教育センターで結
団式を実施いたしました。
ておりましたが、改めて本事業の目的、
平 井 委 員 長
八
島
委
員
件
質疑願います。
本 について
聞
ち
ち
ょうど数字が男子は3分の1、女子は3分の2という形になる。これは
偶然ということですか。
今、説明を きまして、163名の生徒た を審査して、39名。
数字につきましては、偶然かと思っております。
浅岡指導室長
多分、
平 井 委 員 長
これ、 安の
浅岡指導室長
平 井 委 員 長
円 影響は大丈夫なの。
初見込んでおりまして予算を若干超える形になりまして。今般の円
安等の影響を受けまして、予算につきましては、また指導室のほうで対
応したところでございます。
当
ろ
終了いたします。
よ しいですか。では、本報告を
次に、報告事項2 平成24年度教育センター事業実績報告について
を説明願います。
浅岡指導室長
それでは、平成24年度教育センター事業実績報告についてご報告い
たします。
大変ページ数が多うございますので、ページの概要について
させていただきます。
まず1ページ目から3ページ目の中段まででございますが、こちらの
ほうが、研修・研究部が担当いたしました新規採用教員の教育センター
でのセンター研修、あるいは、民間企業等での課題別研修、夏季休業中
ご説明
2
宿 研修等の状況を記してございます。
また、3ページ中段から4ページにつきましては、若手研修の中での
2年次研修、3年次研修、4年次研修の概要を記しております。また、
教職10年目で受講します10年目経験者研修、昨年度31名受講して
おるところでございます。
続きまして、5ページから8ページにわたってでございますが、こち
らのほうは理科教育担当、あるいは、連携した事業を記してございます。
教師対象の、例えば理科実技研修会等におきましては、若手の教員を中
心に理科教育の充実に成果を上げておるところでございます。なお、今
年度から理科教育の支援に関する事業につきましては、学校支援課のほ
うに移管されてございます。
続きまして、9ページをご覧いただきたいと存じます。こちらは国際
理解教育に関する事業でございます。先ほど申し上げました、指導室で
所管しております中学生の短期留学、こういった事業のサポートを担っ
ていただいておりました。こちらも今年度から担当者が指導室のほうに
配置されておりまして、指導主事と担当者の円滑な連携が図れるように
なっておる状況でございます。
続きまして、10ページでございます。こちらからスクーリング・サ
ポート・センターの事業を示してございます。10ページは、面接相談、
医学相談、11ページには、「こどもの教育なやみ相談」等の状況をお
示ししておるところでございます。また、11ページに、「こどもの教
育なやみ電話相談」の内容、主訴別件数についても細かく示しておると
ころでございます。
12ページから14ページにつきましては、教育相談研修、こちらは
初級と中級がございますけれども、教員が希望して受ける研修でござい
ます。受講した者については、認定して修了証を差し上げているという
状況にございます。
15ページが、不登校対策等の適応支援事業でございます。そこの1、
職務内容にございますように、不登校の未然防止、あるいは、学校復帰
を目指して、学校訪問や家庭訪問を行い、また、年3回ですが、不登校
に関する調査・集計を行っておるところでございます。
16ページをご覧ください。こちらのほうはブリッジスクールの事業
内容でございます。昨年度43名入級いたしまして、6名が復帰といっ
た実績でございました。昨年度来、コミュニケーション能力を高めるグ
ループ学習、あるいは校外学習を取り入れておりまして、さまざまな工
夫を図っているところでございます。
17ページでございます。こちらは学校支援課が担当してございます
就学相談に関する内容となっております。
最後、18ページでございますが、教育センター施設の利用状況とな
っております。総計で9万5,354人、6,263件の利用が全体とし
3
における 泊
あったといった状況でございます。
て
平 井 委 員 長
宇 佐 美 委 員
浅岡指導室長
平 井 委 員 長
件
質疑願います。
本 について
初任者・新規採用の研修というふうに書いてありますけれども、これ
の人数は、3ページの(5)のところを見ればよろしいのでしょうか。
大勢の人数が初任者で入ってきていますので、その辺のところと、もう
一つ、研修をしたというのはこれでわかるのですけれども、研修した成
果の確認、あるいは、レポートなどを提出して、体験を積んでいくとい
うのは、所属長の学校長でやっているのか、指導室でやっているのか、
あるいは、教育センターのほうでやっているのか、その辺のことを教え
ていただきたいと思います。
ず 点
質問でございます初任者研修の対象でございますが、
1ページ目の(1)にございます132名となってございます。委員ご
指摘のところにつきましては、宿泊のほうが3ページに参加者数を記し
ておりますが、宿泊研修を受けなくてもいいといった初任者もございま
すので、そういった者を引いた数が、その宿泊研の数になっておるとこ
ろでございます。昨年度、132名受講しております。
それから、成果につきましては、この初任者研修の対象教員の一人ひ
とりのカルテというんでしょうか、研修状況と受講状況とレポートをま
とめたファイルが教育センターに全て整っておりまして、担当の教育セ
ンターの指導員が、その割り当てられた初任者を全て把握してございま
す。こちらのカルテは、1年次から3年次、4年次まで保存してござい
まして、その内容については、定期的に教育センターの指導員が学校訪
問しますので、その際に学校長のほうと、それをもとにした情報交換と、
1年間の成長の様子、あるいは、今後改善していきたい点などを情報交
換させていただいております。また、指導室の指導主事の初任者研修担
当者が、学校訪問の折に初任者の状況については把握し、センターと指
導室と学校と三者で連携しているといった状況になっております。
ま 1 目のご
ろ
終了いたします。
よ しいですか。では、本報告を
次に、報告事項3 平成25年度教育センター事業計画についてを説
明願います。
浅岡指導室長
それでは、平成25年度江東区教育センター事業計画についてご報告
させていただきます。資料3をご覧いただきたいと存じます。
まず、めくっていただきますと、教育センターの組織図がございます。
平成24年度から教育センターには専任の所長が配置されまして、また、
組織を改編いたしました。これまでの現職教育、専門教育、スクーリン
4
グ・サポート・センターの3つの部門を、研修・研究部とスクーリン
グ・サポート・センターの2部体制として、若手教員の増加に対応する
センター機能としての充実を図っておるところでございます。平成25
年度、今年度から、先ほど申し上げましたが、理科教育、国際理解教育
に関する事業が、それぞれ指導室、学校支援課に移管されまして、まさ
しく教員研修、教育相談の2部体制が確立したといった状況にございま
す。
取 組みを中心にご説明申し
それでは、各担当につきまして、新たな り
上げます。
ず ページでございます。こちらは研修・研究部の事業計画とな
ってございます。取り組み内容は、前年度と大きな変更はございません
が、新たな取り組みといたしまして、(1)の⑥にございますが、夏季
若手教員育成というのがございます。こちらは、校長を退職した大変経
験の豊かな指導員がおりますので、そういった先生方の専門性を生かし
まして、例えば国語、算数、体育、こういったものをセンターの指導員
が希望する教員に対して集中的に指導を行うといった取り組みを今年度
スタートさせます。いわば小さなゼミナールといったような認識を持っ
ておるんですけれども、そういったことに新たに今年度から取り組むと
いうことでございます。
めくっていただきまして、2ページ目が、スクーリング・サポート・
センターの計画になっております。教育相談支援計画、こちらのほうも
引き続き個別相談、また学校支援を今年度も展開してまいります。
右側、3ページの不登校対策適応支援では、こちらのほうも不登校調
査とともに、学校との連携を図ることをねらいとして、きめ細かい実態
把握に努めてまいります。年3回の不登校の状況に合わせた報告をしっ
かり、私ども学校、指導室、教育センターで共有して、対策に努めてま
いりたいと考えております。
めくっていただきまして、4ページでございます。こちらは教育相談
の計画でございます。先ほど、初級・中級のご報告を申し上げましたが、
今年度も引き続き受講者を募って、初級・中級の講座を開設してまいり
ま 、1
ます。
右側5ページ、また、次の6ページにわたっては、ブリッジスクール
の計画になっております。5ページの4、事業活動の概要に何カ所か、
【本年度新規】といった記載がございます。この中で1点ご紹介申し上
げたいのは、(6)の③にございます「ブリッジスクールだより」とい
うことで、今までなかった取り組みでございまして、ブリッジスクール
の状況ですとか取り組みを積極的にお伝えしながら、活用の拡大を図っ
ていくといったことで、工夫を図っているところでございます。
最後、7ページが、学校支援課が関わっております就学相談に関する
計画となっております。
5
重点化して展開してお
るところでございます。どうぞ、引き続きご指導、ご支援をよろしくお
今年度の教育センターにつきましては、事業を
願いいたします。
平 井 委 員 長
宇 佐 美 委 員
浅岡指導室長
宇 佐 美 委 員
浅岡指導室長
平 井 委 員 長
件
質疑願います。
本 について
側面から支援したり、あるいは、初任者の現場
の教員の研修なんかをするという、そういうことでお伺いしました。
先ほど、浅岡室長が、1年次から4年次までのレポートがファイルし
てありますとおっしゃっておりましたが、正確な数字ではなくて構いま
せんので、江東区の教員の中で1年生は何%ぐらい、2年生は何%ぐら
いで、4年次まではトータルで全体のどのぐらいの数になっているので
しょうか。
教育センターが学校を
正確な数字は今手元にございませんが、学校教員の年齢別とい
うものがございます。概ね、現在、大学を卒業して24歳ぐらいまでの
教員が本区には約70名おります。また、25歳から29歳になります
と約190、また、30歳から34歳になりますと、240名を超えま
して、かなりの部分を占めております。ただ、初任者の年齢が、決して
若い年齢だけではなくて、民間企業を経験した方々も実際には採用して
おります。ただ、1年次、いわゆる初任者から採用して6年目までとい
う教員については、概ね学校の中で4割、多い学校では5割近く、そう
いった状況の中で、若手の育成が大変大きな課題になっているという状
態でございます。
年次の
パーセンテージの概要はわかりました。ありがとうございます。その
分母は何名ぐらいなのでしょうか。
在 数字でございますけれども、幼稚園も含め
ますと、教職員の数が1,568名となっております。
平成24年5月1日現 の
ろ
終了いたします。
よ しいですか。では、本報告を
次に、報告事項4 体罰調査の結果と今後の対応についてを説明願い
ます。
浅岡指導室長
それでは、体罰調査の結果と今後の対応についてご報告申し上げます。
資料4をご覧いただきたいと存じます。
京都教育委員会によります体罰に関する調査
についてご報告をしたところでございますが、最終的な結果がまとまり
ましたので、報告させていただきます。
6
2月の教育委員会で、東
表にございますように、本区におきましては、体罰が行われた学校と
いたしまして、5校が公表されました。場面、行為者の部分につきまし
ては、表の(1)のとおりとなっております。
うち、傷害を負わせた事案が2件あり、1件が、手のひらで8回頬を
たたいた。もう1件が、プール再度に長時間正座をさせたといったこと
でございます。いずれも服務事故といたしまして、既に都教委に報告済
み、また、既に措置をされておるところでございます。
また、障害はなかったものの、程度が著しい事案といたしまして、外
部指導員による体罰が1件となってございます。
なお、東京都全体の状況でございますが、今回の調査で、146校、
182人の体罰があったと報告されております。障害を負わせた事案は、
31校ということで公表されております。
今後の対応でございます。これまでも教職員の服務の厳正につきまし
ては、校園長会の折に周知徹底を図ってまいりました。年2回の服務事
故防止研修を実施しておるところでございますが、今般のこういった状
況を踏まえまして、今年度から月1回の服務事故防止研修を実施するこ
ととし、計画書を提出させ、強化を図ることといたしました。また、事
故点検表を教職員全員に配布いたしまして、定期的に自分自身の服務に
対する認識を高める取り組みも実施しております。また、部活動の体罰
の防止を図るため、「選手の能力を引き出す指導」という演題で、夏休
み中に研修会を行う予定でございます。
また、既に外部指導員に対しましては、学校支援課より、外部指導員
にも体罰をしないといったことを含めた誓約書を提出させておるところ
でございます。
こういった対策を含めまして、今後とも信頼される学校づくりを推進
し、体罰の根絶と教師の指導力の向上を図るよう取り組んでまいります。
八
島
委
員
浅岡指導室長
平 井 委 員 長
間 あ っ
心配するのは、本
来の部活動がこのために停滞する。それから、指導の先生たちが、やは
り活発な部活動指導ができなくなるというような心配はないでしょうか。
まだ調査してから時 も まりた ていない。ただ
確かに、ご指摘のように、体罰の調査によって指導が停滞することが
あってはならないと思っておりますので、調査の前に各校長に対しまし
ては、先生方のモチベーションが下がらないように丁寧に調査をするよ
う、事前にお話をさせていただきました。調査後の状況でございますが、
特段、このことで部活動の顧問が消極的になっているとか、やりにくい
とかといったことは特に聞いておりませんが、ただ、こういった調査の
後でございますので、しっかり状況を見て、ケアしてまいります。
ろ
終了いたします。
よ しいですか。では、本報告を
7
次に、報告事項5 江東区千田福祉会館・児童館の指定管理者の選定
手続きについてを説明願います。
原放課後支援課長
それでは、千田福祉会館・児童館の指定管理者選定手続きについてご
く さ
報告いたします。資料5をご覧 だ い。
財政改革計画においては、児童館、学童クラブの管理運営の
見直しが課題とされており、その取り組み方針といたしまして、児童
館・福祉会館併設館は、一体運営による複合的な施設サービスのメリッ
トを生かしつつ、管理運営経費の縮減を図ることとしております。教育
委員会では、福祉会館を所管する福祉部と連携し、福祉会館・児童館の
併設館の指定管理者制への移行を検討したところでございます。福祉会
館・児童館合同専門部会等を設置し、高齢者とこどもの異世代交流によ
る生きがいづくりや子育て支援機能の向上等を目指し、千田福祉会館・
児童館の管理運営に指定管理者制度を導入することといたしました。
福祉会館と児童館の併設館は区内に5館ございますが、今回、千田福
祉会館・児童館を選定した理由につきましては、5点ございます。
1点目が、併設施設で初めて指定管理者制度を導入するにあたり、各
施設間の連絡及び調整を円滑・確実に行うため、教育委員会事務局及び
福祉部以外の所管する施設がないこと。
2点目が、近い将来、改築や大規模改修工事の必要性がないこと。
3点目が、高齢者及び乳幼児が移動するためのエレベーター設備があ
江東区行
ること。
点 異世代交流のスペースとして、屋上等を利用できること。
5点目が、併設施設で初めて指定管理者制度を導入するにあたり、ほ
ぼ区の中央に位置する施設を選択したことなどによるものでございます。
4 目が、
本日は、この千田福祉会館・児童館の指定管理者選定説明についての
ざ
報告でご います。
先のご説明のとおり、千田福祉会館・児童館でございます。
所在地は、江東区千田21番18号でございます。
選定手続は、「江東区公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関
する条例」に基づき設置されました「指定管理者選定評価委員会」にお
いて審査、決定された募集要項、選定基準、審査基準に基づき、募集及
び選定を行ってまいります。
募集にあたりましては福祉会館及び児童館の「運営方針」に従い事業
運営を行うこと、福祉会館と児童館機能の「一体的な事業運営」及び高
齢者とこどもの「異世代交流」についての提案を求め、書類審査による
一次審査及びプレゼンテーション等による二次審査を行い、選定いたし
施設名は、
ます。
間は、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5
指定期
間
年 となります。
8
程でございますが、本委員会でご報告した後、6月の第2回
区議会定例会文教委員会で報告をし、7月から事業者の公募を開始いた
します。8月に指定管理者選定評価委員会において事業者を選定し、9
月の第3回区議会定例会で指定の議決をいただき、来年4月から運営を
開始する予定でございます。
なお、指定管理者の導入効果につきましては、館全体を一体的に運営
する指定管理者制度の導入により、コスト削減を図るとともに、異世代
交流による高齢者の生きがいづくりや、子育て支援機能の向上、地域住
民による地域ぐるみの子育て、高齢者の見守り行動の実現、そして、開
館日の拡大など、利用者サービスの向上などを図ってまいります。
指定管理者の導入状況でございますが、児童館18館のうち、平野児
童館、亀戸児童館、東雲児童館の3館で既に指定管理者制度を導入して
おりますが、福祉会館の導入は初めてであり、福祉会館と児童館を一体
的に管理する指定管理者制度を導入することは初めての試みとなります。
今後とも、指定管理者制の導入など、管理運営の効率化に努めながら、
利用者サービスの向上に取り組んでまいります。
今後の日
平 井 委 員 長
宇 佐 美 委 員
原放課後支援課長
平 井 委 員 長
件
質疑願います。
本 について
う
あ う
効 検証しながら、
全ての児童館・福祉会館が民間の指定管理になるということでしょうか。
そ しますと、ここに書いて るよ に、導入 果を
併
部
福祉会館・児童館の 設館につきましては、これは福祉 との協議の
必要性はございますけれども、基本的には5館全て、順次、指定管理者
制度の導入を図っていく予定でございます。
ろ
終了いたします。
よ しいですか。では、本報告を
次に、報告事項6 第25回江東こどもまつりの報告についてを説明
願います。
原放課後支援課長
それでは、第25回江東こどもまつり開催の結果についてご報告いた
く さ
します。資料6をご覧 だ い。
天気予
5月19日に第25回江東こどもまつりを開催いたしました。
直前まで雨の予報が出ており、お天気が心配されておりましたが、
当日は晴天に恵まれ、多くのこどもたちや保護者の皆さんにご来場いた
だき、楽しい一日を過ごしていただくことができたと考えております。
当日は、明治小学校マーチングバンドによるファンファーレを皮切り
にオープニングセレモニーを開始し、恒例のパレードでは、臨海小学校、
辰巳小学校、第七砂町小学校のこどもたちも参加していただきました。
また、青空ステージでは、明治小学校マーチングバンドの演奏や、第五
9
報では
砂町幼稚園、東砂幼稚園、なでしこ幼稚園、小名木川幼稚園、みどり幼
稚園の園児たちが、かわいい歌とダンスを披露してくれました。また、
ゆりーとステージやクレヨンしんちゃんのバラエティショーなど、楽し
いステージが展開されたところでございます。また、協力団体、区民参
加団体や児童館による各アトラクションにたくさんのこどもたちが参加
してくれたほか、ティアラこうとうで行われた「かいけつゾロリのまほ
うつかいのでし」には、1,000名を超えるこどもたちや保護者の方
のご来場をいただきました。
また、昨年からの懸案事項でありましたティアラこうとう前の横断歩
道の混雑解消につきましては、深川警察のご協力をいただき、混雑の激
しい午後の時間帯2回にわたり、青信号の時間延長と警察官による交通
整理を実施し、昨年に比べて大きく混雑解消を図ることができました。
平井委員長をはじめ教育委員の先生方のご支援に、改めまして御礼を申
し上げます。
参加者数は、約12万2,000人で、昨年に比べまして1,0
00人の増でございます。平成17年、23年に次いで多い参加者とな
りました。主なプログラムごとの参加者数は、資料下段のとおりでござ
いますので、後ほどご参照いただければと思います。
今後は、7月に第3回実行委員会を開催し、決算報告を行うとともに、
来年の第26回の開催に向けて準備に取りかかる予定でございます。
今年の
平 井 委 員 長
渡
邉
委
員
件
質疑願います。
本 について
参加者が12万2,000人ということで、ちょっと聞いた話ですが、
飲食店のところがものすごく混んでいたとか、回転がうまくいっていな
いというので、そこを何とかしてほしいという地域の要望がありました
ので、お願いします。
原放課後支援課長
渡
邉
委
員
飲食店の混雑につきましても、昨年からの反省材料ということで、今
年も取り組んでまいりました。取り組みとしましては、人気があるメニ
ューにつきましては、店舗数を増やすなど対応したところでございます。
今年につきましては、まだ最終的な人数の集計は出てきておりませんけ
れども、昨年よりも多い方がご利用があったものと考えております。混
雑状況につきましては、やはり多いときには30分ほど待っていただく
ということがあったと聞いておりますが、昨年に比べ改善が図られ、昨
年ほどの混乱はなかったと判断しております。しかしながら、まだ改善
の余地があると思いますので、今後の第3回の実行委員会等を通じなが
ら、来年度に向けて検討してまいりたいと考えております。
苦情がものすごく多いというのは、もう一つ、こどもまつりなのに、
10
何であんなに高いのかという声が出ていますので。公園のほうの組織で
出しているわけではない。店舗のほうは全部公園の管理事務所に依頼し
ているわけですね。もうちょっと商店街とか、そういうところにも依頼
すれば、もっと単価が落ちるのではないか。
原放課後支援課長
平 井 委 員 長
単価につきましても、そういったご要望を受けまして、今年につきま
しては、一部のメニュー、例えば、かき氷などについては、50円の値
下げを図ったところでございます。それから、もう一つ、ほかの一般の
方にやらせたらどうかということでございますけれども、それは、これ
だけ来場者が多くなった大きなイベントの中で食品を販売にするにあた
りましては、保健所から相当厳しい条件が提出されておりまして、一般
の方でというのはなかなか難しい状況になっております。専門のノウハ
ウを持った事業者にやらせなければいけないという指導を受けています
ので、そういった意味では、今の価格となってございますが、もう少し
何とかならないかということにつきましては、今後とも検討してまいり
たいと考えております。
ろ
終了いたします。
よ しいですか。では、本報告を
これより、協議事項に入ります。
題
案
協議事項1 新設校の校名についてを議 といたします。本 につい
て事務局より説明願います。
鈴木庶務課長
それでは、新設校の校名につきましてご説明を申し上げます。資料7
をご覧いただきたいと存じます。
前回の委員会でご説明申し上げましたとおり、(仮称)豊洲西小学校
につきましては、今年2月に着工いたしまして、平成27年4月に開校
の予定でございます。今回の委員会で正式名称を決定していただきまし
て、第2回区議会定例会におきまして、学校設置条例の改正を提案する
予定でございます。
この新設校の校名でございますが、前回の教育委員会で、これまでの
本区における新設校の校名の考え方といたしまして、3つございました
けれども、学校の位置が明確にわかる、それから、母体校などとの関連
がわかる、3つ目として、その地域との関わりの深い地名等を使用する
というような場合がございまして、この3つの考え方のもとに、今回の
(仮称)豊洲西小学校の場合でございますけれども、2番目の母体校と
の関連がわかる校名の例にならいまして、母体校の豊洲小学校の西側に
位置することから、豊洲西小という名称が最適だろうと考えてございま
す。
在
豊洲五丁目1番35号でございます。その下に案内
図がございますので、そちらもご覧いただきたいと存じます。
所 地としては、
11
最後に、通学区域につきましては、6月の臨時会でご協議をさせてい
ただきたいと考えております。基本的には、豊洲五丁目、六丁目が通学
区域に入ると考えているところでございます。
平 井 委 員 長
平 井 委 員 長
平 井 委 員 長
案
質疑願います。
本 について
諮
案承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議ありませんので、これを承認いたします。
それでは、以上をもって平成25年第5回江東区教育委員会定例会を
お りいたします。本
閉会いたします。
12