Product News Letter - HOPSS3

Product
News
製 品 名
HOPSS3/AS
番
号
000117
発行年月日 2007.10.19
Letter
HOPSS3/AS
REV 使用期限について
平素より、HOPSS3/AS をご使用頂きまことにありがとうございます。 電子帳票システム
HOPSS3/AS REVのスケジュール日の上限拡張と西暦2038年問題の対策について、下記
にご報告させて頂きます。
なお、本 PNL は2005年1月に発行致しましたPNL099の内容に一部追記し、ご連絡させて
頂くものです。
−記−
1. 対象製品
HOPSS3/AS REV 06−07以前
(OSEを含む)
2.スケジュール日の上限値と西暦2038年問題
表1にバージョン06−07以前と、バージョン06−08以降の仕様を示します。
表 1 スケジュール日範囲と満期日範囲
スケジュール日の範囲
バージョン
上限
下限
06−07以前
06−08以降
2.1
1990/1/1
1990/1/1
西暦2038年問題
(満期日※の範囲)
下限
上限
2011/12/31
1990/1/1
2038/1/19
2032/12/31
1990/1/1
2060/5/17
※満期日:[スケジュール日]+[保存日数(0∼9999 日間)]
バージョン06−07以前の仕様
(1)スケジュール日の上限
2011/12/31を越える帳票の運用ができません。(詳細は表2参照)
表2
スケジュール日が範囲外の動作
帳票種別
帳票登録処理
(ARTREPS,SideRev)
クライアント参照
(hpsrev.exe/CAUCONV)
ホスト帳票
登録は正常終了するが
DB管理情報が不正
不可
帳票一覧に表示されるが、 データベースエラー発生、
開くとエラー発生
または無視(処理対象外)
登録不可のため該当せず。 登録不可のため該当せず。
PDF帳票
満期処理、バックアップ等の
(サーバプログラム全般)
※承認印については、スケジュール日が範囲内の帳票でも 2011/12/31 を超えた指定はできません。
(2)西暦2038年問題
満期日(スケジュール日+保存日数)が2038/1/19(表1の網掛け箇所)を越える場
合、満期処理(artrdel)で帳票を削除できません。
スケジュール日が範囲内でも、「2011/12/31 + 9999 日 = 2039/5/17」のように満期日が
「2038/1/19」を超えると、満期処理が正常動作しません。
このため、バージョン06−07以前で保存日数の上限「9999 日」を設定した場合、正常に
運用可能なスケジュール日上限は「2038/1/19 − 9999 日 = 2010/9/4」です。
2.2
バージョン06−08以降の仕様
(1)スケジュール日の上限拡張
2032/12/31 に拡張します。
※承認印についても同様です。
(2)西暦2038年問題の対応
満期日の上限を2060/5/17 まで拡張します。
これはスケジュール日の上限値「2032/12/31」に保存日数の上限値「9999 日」を設定した場
合でも、正常に満期処理が行える値です。
3.お願い事項
バージョン06−07以前のREVをご使用されている場合は、2010/9/4 までにバージョ
ン06−08以降のREVへバージョンアップをお願い致します。
REVクライアントや自動印刷などの関連するREVシステム全てのバージョンアップもお願い致
します。
4.対策
スケジュール日拡張と西暦2038年問題は、以下のバージョンにて正式対策致しました。
対策バージョン HOPSS3/AS REV
06−08(OSEを含む)
−以上−
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
第 1 品 質 保 証 部 第 3 品 質 保 証 課
e-mail :[email protected]
URL :http://hpswww.hitachi-sk.co.jp