センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 1 セ ン タ ー 試 験 の コ ツ seirangijuku.com 無料提供版 http://seirangijuku.com センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 1 2 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM ■ 基本事項(全教科共通) ①解答用紙にマークする時は、一問一問マークす るのではなく、大問ごとにまとめてマークする。 こうすることによって、マークミス(ズレ)をする確率 がかなり減る。 ②見直しの時に、答えを書き直すかどうかで 「迷った」時は書き直さない。(明らかに問題の読 み間違いをしていた時・計算間違いをした時は除 く) ③必ず消去法で解くべし。 ④自 分 な り の 解 く 順 番 ・ 時 間 配 分 を 決 め る べ し 。 国語・英語・数学は時間との戦い。 2 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 3 ■ 国語 1. 自分の気持ち(主観)は一切入れるな!「本文にどう書いてあるか」が すべて。 2. 問題文の下線部だけを見るのは問題外!問題を解くためには、 ①文の要旨を理解しておくこと! ②下線部の前後を必ず読むこと! ③接続詞・指示語の内容のチェックを忘れずにすること! 3. 2 択まで絞った時に「カン」に頼らない。必ず 2 つを見比べて、より本 文に近い方を 選ぶこと。選択肢の文章は本文の「言い換え」である場合が多いので、 選択肢の表現が本文と違うからといって消去しないこと! 3. 本文以外に、リード文やタイトル・作者もヒントにすること! 4. 古文の注釈を必ず使うこと! センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 3 4 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 5. 古文は主語が省略される。「誰が」「何を」「どうしたか」を、常に考えな がら読め! 6. 漢文は句形が命。混乱したときこそ句形に戻れ! 7. 文字だけを追うな!具体的に何が起きているのか、イメージすること。 9. 知らない語句が出てくるのは当然。すべてをヒントに予測するか、そ れが無理なら 無視せよ。 10. 選択肢の文章は必ずスラッシュを入れて読むこと。そしてスラッシュ を入れた各パーツを見比べて消去していくべし。 4 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 5 ■ 日本史・世界史 ① センター過去問で 60 点未満の場合は、歴史の語彙力不足。もう一度 復習すべし。 ②60点台以上の場合、歴史用語よりも、「接続詞」「否定の言葉」「~が (主語)」 「~に(目的語)」などの普通の日本語に注目すべし。 → ある程度の知識を持つと、歴史用語ばかりに目がいって、他の言 葉(接続詞など)に目がいかなくなる。そして簡単な箇所で間違える場合 が多い。 ③世界史は「地図」が必須。 → 間違えた地図問題は学校の教材(図録)などを見て位置関係を確 認しておくこと。 ④過去問をやったあと、時代・分野・地域(世界史)ごとに間違えた問題 の一覧をつくる。 → 自分の弱点を補強すべし。 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 5 6 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM ■ 地理・政経・倫理 ①地理・政経・倫理はどれだけ教科書・参考書を読んでも得点は伸びな い。最新の問題をどんどん解いて問題数をこなすこと。友達と違う過去 問(河合・代々木・駿台など)を買いあって、解き終わったら交換するの も有効な方法。 → 教科書、参考書には載っていない資料問題・時事問題が多い。 古い問題集は当時のデータが現在と変わっているから意味がな く、逆に古い、間違った知識を頭に入れてしまう可能性もある。セ ンター過去問なら古くても 2006 年からやるべし。 ②問題中の統計・図表はヒントの宝庫。「自分の知識・カン」で解くのでは なく、必ず資料から丁寧に情報を拾って考えること。 6 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 7 ■数学 数学のセンター試験と、私大や国公立大学の二次試験は全く違う。セン ター試験は「暗記」。問題を見た瞬間に解き方が思い浮かぶレベルになら ないと、時間が足らなくなる場合が多い。(特に数学ⅡB)。問題につまっ たらすぐに飛ばす勇気を持つこと。引き際が大切。 その際、あとで戻った時にすぐに問題の続きに入れるように、解いた順 番・計算課程を余白に整理整頓して書いておくこと。 =数学ⅠA= 大問1 「自然数」という言葉があったら、「代入(あてはめ)」か「数える」 問題。 大問2 左半分は「代入問題」「平方完成」がほとんど。計算あるのみ。右半分は だいたい 3 パターン(最大最小・放物線が切り取る線分の長さ・実数解の 個数)なので過去問をやって解き方を完璧に身につけること。 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 7 8 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 大問3 問題を見てやり方を考えるのではなく、どこで正弦・余弦定理、方べきの 定理を使うのか?という視点で解く。三角比は公式を使う問題ばかり。 大問4 センターの確率の問題は全部書き出すのが基本。どうせ最後には期待 値の問題がある。やり方を考える時間があったら全部書いた方が早いし、 正確。 ※数学ⅠA でつまずく可能性が高いのは大問 3 三角比の右半分、数学 A の内容を使う図形の問題。大問 3 を最後に解くのも作戦として有り。 8 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 9 =数学ⅡB= 大問1 三角関数の問題は公式を暗記しておく。倍角の公式など「作れる」が、そ んな暇があったら、計算をする時間にまわした方がいい。 大問2 最後の設問(積分・面積の最大最小)は時間がかかっていたら捨てる覚 悟が必要。 大問3 数列も最後の設問までに時間がかかっていたら最後の設問を捨てる覚 悟が必要。 大問4 空間ベクトルは、問題を解くのに必要な平面を立体から切り取って考える こと。3 次元をいかに 2 次元で見ることができるかが勝負。 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 9 1 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 0 ※数学 ⅡB こそ暗記。問題を見てから解き方を考えていたら、まず時間 が足りなくなる。河合の黒本、センター過去問題でパターンを暗記すべ し。 1 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 0 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 1 1 ■ 物理 ・ 問題を読んだ後、先に選択肢の確認をする。どんな公式を使うか、ど んな変形をしていくか予測する。(1 / 2○○、2□□など係数に注意) ・ T1,T2 など、似たような文字が出てくるので、見間違えていないか見直 しせよ。 ・ 与えられた情報(高さ・波長など)は図に書き込むこと。 ■ 化学 ・ 試験が始まった瞬間に、1 分以内で周期表を書く。(特に大問 1 で使う) ・ 「誤っているものを選べ」か、「正しいものを選べ」か、必ず確認する。 ・ 問題文のキーワードは必ず○で囲む。(水和物・イオン・原子など) センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 1 1 1 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 2 ■ 生物 ・ 文章中の「下線部について…」という問題は、文章は読まずに下線部 のみを見て回答すれば良い。 ・ 実験系 (表) は、極端な結果 (3 つとも反応した、3 つとも反応しない) などから状況を]絞り込んでいく。 ・ 実験系 (グラフ) は、軸に注目。グラフが何と何の関係を表しているか を考える。 1 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 2 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 1 3 ■英語 =解き始める前(全体像を把握せよ)= ①大問の問題傾向を全て確認し把握すべし。(新傾向があるかどうかの チェック) → 自分が今まで解いたことがある傾向の中に「新傾向」の問題がな いか確認をすべし。最初から解き始めると、行き当たりばったり 感満載、「新傾向」にぶつかって焦る子が多い。センターで失敗 した子の大半が「今まで見たことがない傾向があって・・・・」とリ ズムを崩す場合がほとんど。まず、最初の 1 分から 2 分を使っ て、問題全てに目を通し、敵を知るべし。 ②ページ全体を見渡してから解く順番を決めること(いきなり解き始める な) → 解きやすそうな大問をチェックして始める。配点の高い長文問題 から解いていく べし。長文問題は集中力が必要。疲れ始める後半で文法問題を 解いた方が集中力切れによる間違いが減る。長文で時間切れを 起こすな。 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 1 3 1 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 4 =解いている最中= ①文法問題は 10 秒から 15 秒で答える。15 秒を超えたら、その 15 秒の 中で考えた最善の答えに印をつけていく。怪しい問題には、印をつけ ておいて見直す時にもう一度考えるべし。発音問題、構文・文法(イデ ィオム)問題は悩むだけ時間の無駄。 ②難しいと思った問題は、あとで解くべし。 センター試験は時間との戦い。答えを探しても見つかりそうでない場合 は、その中で 最善の答えに印をつける。ひとまず、解ける問題から片付けて、あとで 考えなおすべし。 ③グラフや表は、本文よりも最初に目を通すべし。それだけで内容がわ かる可能性が高い。その際、「グラフのタイトル」「種類(棒・折れ線・円 グラフ)」を必ず見ること。そのあとで本文と見比べて読む癖をつける。 その際、設問で問われているキーワードを中心に読んでいくべし。 ※一般的に「折れ線グラフ → 変化」「棒グラフ → 比較」「円グラフ → 割合」 1 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 4 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 1 5 =長文問題= ①長文問題は答えの根拠にアンダーラインなどの印をつけるべし。 後で見直しがしやすいように問題番号を書いて、根拠に線を引いて解 答をすること。センター試験レベルだと答えの根拠になる文は 2 つあ る可能性もあるから覚えておく。 ②本文全体を理解するために、まずは段落ごとの最初の文を読むべし。 特に最初の段落か最後の段落に結論が書かれていることが多い。 ③長文問題は、質問文を先に読むこと。問題は、段落の順番通りに構成 されている場合がほとんどなので、本文・段落の内容を想像すること ができる。 ④長文問題(大問 6)は最後の正誤問題の選択から読むべし。大まかな 文の内容がわかる。 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 1 5 1 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 6 ⑤黒字、太字、大きい文字、下線が引いてある文字と言った目立つ文字 は、最初に目を通す。その時に本文がどんな内容なのか意識しながら読 むべし。 ⑥問題文を読む前に、段落間に線を引くべし。各段落が視覚的に分割さ れて読むやすくなる。この線は問題用紙の端から端まで引くこと。 ※①番のアンダーラインと区別するため ⑦正答は、多くが本文中の単語や表現を「言い換えたもの」になっている。 選択肢の中に本文中と同じ語句を見つけてもすぐに選択しないこと。引っ 掛けの可能性がある。 1 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 6 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 1 7 ■ リ スニング ①問題構成は第 1 問から第 4 問の順に、小問では後ろに行くに従って難 問になるように構成されている。必ず先に後ろの問題の設問と選択肢 にざっと目を通すこと。 → 一度聞き取れないものがあると、焦ってしまう。次は難しい問題で ある可能性が高いので、先に問題文を読んでおくことで、「何を 聞き取るべきか」を把握することができる。 ②問題文は必ず 2 回読まれる。2 回目は 1 回目で聞き取れなかった情報 のみに集中すべし。 → 必ずしも 1 回で全てを聞き取る必要はない。ただ、2 回目も 1 回目 と同じように聞いても、同じ情報しか聞き取れない。問題で必要 とされている情報を 1 回目で確認し、2 回目はそれの把握に専念 する。 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 1 7 1 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 8 ③図表にはヒントが隠されている。 → 図表の中で空白になっていたり、情報が足りなかったりする部分 が聞き取るべき部分。必ず先に図表に目を通すべし。 ④すきまの時間、気持ちの切り替えを大切に。 → 先に問題を見るためには、最初の説明や問題の切り替わりの時 にこまめに冊子に目を通せるかが勝負。1 つの問題に一喜一憂 せずに、先に先にと気持ちを切り替えるべし。 =名古屋の子別指導塾 「青藍義塾」= 愛知県名古屋市東区筒井3丁目26番25号第29オーシャンビル5階 (052)933−1555 月〜金(祝日を除く) 13:30〜21:40 http://seirangijuku.com @seirangijuku 1 センター試験のコツ SEIRANGIJUKU.COM 8
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