カービング（石彫） part1 様々な道具により，よりイメージに近い作品制作を行います。制作手順について１．カット箇所を赤マジックで記入します。２．赤マジックに沿ってノコギリでカットします。３．金ヤスリ・彫刻刀で丸みを作っていきます。常にエスキースのかたちを意識しながら制作していきます。定規を使って赤マジックで丁寧に線を引いていきます。カーブの箇所も直線で処理します。大まかに不必要な場所をノコギリでカットしていきます。その際，少々余裕を持たせます。（赤線はカットする目安）斜めから見るとこのようになります。（斜線部分をカットします）使用するノコギリ類手前に引く時のみ力を入れることで，迅速にカットできます。椅子の上に滑石を固定して，ノコギリを斜めにしてカットします。上面側面大まかにカットした状態です。側面の下描きは消えています。側面側面の消えた箇所に新たに下描きを施します。側面下描きを描いた状態です。湾曲した箇所はノコギリでのカットが難しいので写真のようにマジックでアタリをつけます。ノコギリでアタリに沿って切り込みを入れます。彫刻刀（平刀）を切り込みに入れ少しずつ滑石を割っていきます。処理後はこうなります。 ~Break Time~ 大まかな形ができたら，ここで一度エスキースと見比べてみましょう。見比べることで，今後の作業計画が立ち易くなります。金ヤスリや彫刻刀を使用し，石彫を進めていきます。金ヤスリ類用途に応じて使い分けます。彫刻刀角を金ヤスリ・彫刻刀で削り、丸みを除々に作っていきます。その際、刃物の先に手や指を置かないよう細心の注意を払ってください。途中経過です。常にエスキースと見比べながら，さらに作業を進めていきます。