講義スライド

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情報セキュリティ
第15回
2016年7月29日(金)
(授業後に修正)
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1/14
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本日の内容
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
9:20 レポート課題 プレゼン(3名)
10:00 おさらい問題の解説・試験について
10:30 アンケート

おさらい問題(問題文のPDFファイル)は,
試験終了後にWeb公開します.
授業を欠席し,問題を受け取っていない人には,
試験前でも手渡ししますので,連絡をください.
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おさらい問題の解説:大問1

解答例
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

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





(1) ハッシュ
(2) 完全性
(3) 改ざん
(4) h(m)からmを求められない
(5) h(m)=h(n)
(6) 強衝突耐性
(7) ‫ܯ‬
(8) 効果的に運用するために定められた規格・仕様
(9) 認証局
(10) 証明書を保管するデータベース
3
おさらい問題の解説:大問1

解答例(〔……〕は別解)
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








(11) 認証局のディジタル署名
(12) 失効されていない
(13) FQDN 〔ホスト名〕
(14) SSH 〔Secure Shell〕
(15) ファイルやメール
(16) 自分の鍵で署名する
(17) ログインするユーザの認証
(18) 中間者攻撃 〔改ざん〕
(19) 鍵の正当性確認に人間が関わる
(20) 対称暗号 〔共通鍵暗号〕
4
おさらい問題の解説:大問1

解説


多肢選択式ではないので,言葉が出なければ解答できない.
語句とその意味・役割をノートに整理すること.
おさらい問題の出題は,形を変えて試験に出題されるかもしれ
ない.
5
おさらい問題の解説:大問2(1)

c = 419 % 27 を求める.
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

初期値: a←4, b←19, m←27, r←1, s←a=4, t←b=19
反復: t が奇数のとき r ← r * s % m
t の偶奇に関係なく,s ← s * s % m, t ← t / 2
各値の変化は以下の通り.
フリーハンドの表の
r
s
描き方
• 最上段,表頭のすぐ
下,最下段に横線
• 縦線は使わない
• 表頭はセンタリング
• 数値は一の位で揃
える
1
4
19
4
16
9
10
13
4
↓
7
2
↓
22
1
4

t
0
t=0 と同じ行の r が解である.したがって c=4
6
おさらい問題の解説:大問2(1)

過去問
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


721 % 23 (2015年度試験問題)
919 % 79 (2014年度試験問題)
519 % 61 (2008年度試験問題)
検算方法


Linuxの端末(シェル)で,echo ’4^19%27’ | bc
試験で使用できません
7
おさらい問題の解説:大問2(2)

解答例

88x+41y=gcd(88,41) を満たす整数解(x,y)の一つを,
拡張ユークリッドの互除法で求める.求め方は,
第5回授業を参照のこと
xの3行目以降は
2つ上のxの値から
「1つ上のxの値と
同じ行のqの値を
かけたもの」を引く
(yも同様)

x
y
r
q
1
0
88
0
1
41
1
-2
6
2
-6
13
5
6
7
-15
1
1
0
5
r=0の一つ上の行のx, yが解である.したがってx=7, y=-15.
実際,88*7+44*(-15) = 616-615 = 1である.
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おさらい問題の解説:大問2(2)(続き)

過去問
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


94x + 49y = 1 (2015年度試験問題)
125x + 34 = 1 (2013年度試験問題)
65x + 28y = 1 (2009年度試験問題)
検算方法


http://www.wakayama-u.ac.jp/~takehiko/euclid_js/
試験で使用できません
9
おさらい問題の解説:大問2(3)

解答例


(MD%N)E%N=M
RSAにまつわる訂正問題を出題するので,授業の内容
(第5回,第6回)を整理しておくこと.
10
おさらい問題の解説:大問3

解説


授業で学んだことを踏まえ,論述する.
思ったことを答案に書くより前に,事項を整理すること
 「ブロック暗号のモード」とは何か?
具体例として何を挙げるべきか?
 乱数の要件とは何か?
どのような要件を満たせば,暗号論的に安全であると言える
か?
どんな乱数生成法が,どの要件を満たす(満たさない)か?
11
試験について

日時と場所


8月5日(金) 1限,A104
試験時間は90分?


①参照物チェック
②解答用紙・問題用紙の配布
③解答
の合計が90分
参照物チェックで時間をかけると,皆に迷惑!
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試験の参照物について

自筆ノート1冊のみ参照可






参考書・書籍・電子機器不可
授業資料(おさらい問題,PDFファイル)も不可
ノートへの貼り付け,付箋も不可
ノートが複数冊になった場合は,テープなどでくっつけておき,
試験中にばらばらにならいようにしていれば可
ルーズリーフは,以下の条件をすべて満たすならOK
 すべて自筆(印刷物やコピーがない)
 バインダに綴じ,試験中取り出さない
過去問と解答をすべて書き写しておいていい?

いいが,努力の方向としては感心しない.
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試験の参照物について

紙やルーズリーフを,ホチキスなどで留めるのはいい?


用紙1枚に書き込むのはいい?



いいが,試験中に外れないようにすること.表紙をつけ,
科目名・学生番号・氏名を書いておくこと.
「自筆ノート」とは見なさない.試験中に参照できない.
表紙をつければよい.
○○は可?

事前相談を.
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