環境科学科トピックス SSHみず環境ワークショップに参加 2014年9月7日(日)、岐阜大学におい て開催された水環境ワークショップで 「環境活動報告」の代表として環境科 学科 3 年生が発表しました。内容は、 「地域でつくる多自然型親水公園の実 現に向けて」です。北方町は、緑豊かな 町づくりのためにさまざまな活動や施 策を行っています。私たちも地域の河川 である、天王川と糸貫川において、自然 環境を保全し、人が集まる憩いの場となるようさまざまな視点で協力をすることになり ました。水質調査や、生物調査、河川の工法の効果などについてこれまでに解明できた ことをこの場で発表しました。 広報きたがたにコラム掲載 8月より北方町の広報誌「きたがた」に環 境科学科でつくったコラムが掲載されるこ とになりました。内容は、北方町に生育・生 息している生物の紹介です。身近な生き物か ら絶滅しそうな生き物や外来種までの動植 物を掲載します。また、クイズが出されてい て、正解者の中から5名か岐阜農林高校の農 場生産物がもらえることになっています。 本巣市ふるさと交流学習に協力 2014年8月17日(日)、本巣市教育委員会が 主催する「ふるさと交流学習」にサポーター として参加しました。内容は小学生を対象と した、船来山古墳群の測量体験実習です。 私たちは、水準測量と、平板測量の体験に 協力しました。 SSH台湾の留学生との国際交流 2014年7月25日(金)、SSH事業において、環 境科学科 2 年生2名、3 年生 10名が名古 屋産業大学において、台湾からの留学生と 「地球環境問題」についての意見交換や、各 国の文化の紹介、二酸化炭素濃度の測定 実験など行い交流を深めました。コミュニケ ーションはすべて英語で行いました。通訳の方や英語の先生に助けていただきながら自 分の考えを伝えることができました。10 月に、もう一度交流会を行う予定です。 SSH水田生態系のしくみを学ぶ 2014年7月25日(金)、SSH事業において、 環境科学科 2 年生 4 名、3 年生 13 名が「水 田生態系のしくみ」を学ぶ実習に参加しまし た。このフィールド実習は、岐阜大学応用生 物科学部伊藤健吾准教授の指導の下で、 谷汲にある水田ビオトープで行われました。 水田が持つ食料の生産の場、生物多様性の 保全、水資源のかん養、気候の調整などの 多面的な機能を持つことを現場で学びました。また、水田を生息の場としている水辺の 生き物についての生態を、学びました。 SSH東海地区フェスタに参加 2014年7月19日(土)、SSH事業東海フェ スタに環境科学科 3 年生 6 名、2 年生 2 名が参加しました。会場は、名城大学で、環 境科学科は、ポスターセッションにおいて 「陸水生態系のしくみの解明」についてポス ター発表しました。 北方町水田アートに参加 2014年6月21日(土)、環境科学科 3 年生が、北方町役場からの依頼 を受けて水田アートに協力しました。 水田アートは、いくつかの色の稲の 苗を植えて育てます。どこにどの色 の苗を植えていくか田植えをする 前に準備しておかなければなりま せん。環境科学科では、苗を正確 に植えるために測量の技術を使っ てその準備に協力しました。採用された絵は、北方町のイメージキャラクターである。「し んくん」です。写真は、8 月の中旬に撮影したものです。 本巣市船来山古墳群を世界遺産に! 2014年4月29日、環境科学科3年生が、本巣市 船来山にある前方後円墳の模型を作成し市に寄 贈しました。この模型は、「古墳と柿の館」に展示さ れています。生徒たちは昨年の7月から、本巣市教 育委員会が行っている古墳調査に参加しており、主 に古墳の測量を行っています。平板測量と水準測 量を駆使して古墳の全貌を詳細に測量し、できあ がった平面図を元に立体模型を作成しました。 船来山には分かっているだけでも300基以上の古 墳があるとされていますが、その詳細は解明されて おらず、文化財には登録されないままになっていま す。この古墳の存在と価値を明らかにするために は、古墳の遺跡分布調査が必要となります。環境 科学科では、この点在する古墳群を県の重要文 化財へ、そして将来的には世界遺産に登録すると いう夢を持って図面と模型作りに取り組んでいま す。 また、地域の方々に古墳の存在を知ってもらうことや測量の方法を学んでもらうことを 目的とした「ふるさと学習セミナー」のボランティアスタッフとしても活動しています。 津波に生き延びた絶滅危惧種ミズアオイの保全活動 東日本大震災で被災した岩手県釜石市の沿岸は、津波により表土を流されました。 この沿岸には絶滅を危惧されているミズアオイの群落があり、震災前から保全活動が 行われていました。この群落は津波によっていったん消失してしまいましたが、地元市民 の方々の努力により芽を出して花を咲かせました。 環境科学科では、このミズアオイの種を譲り受けた岐阜市の NPO「手と手」代表丹原 美穂さんから栽培を依頼され、この保全活 動に参加しています。 環境科学科には、照度、気温、湿度、二酸 化炭素濃度を自由に制御できる人工気象 室があります。この装置を利用して 3 年生が 栽培方法を確立し、花を咲かせることに挑戦 しています。順調に育てば 8 月下旬から 9 月 までに花が咲く予定です。 咲かせた花は切り花にして岐阜市内の病院や小中学校へ贈り、被災を乗り越えて咲 いた花を見てもらい、命の無限の可能性を感じてもらえればと考えています。 平成 25 年度環境科学科進路結果 岐阜大学 応用生物科学部 生産環境科学課程 宇都宮大学 農学部 農業環境工学科 信州大学 農学部 森林科学科 滋賀大学 教育学部 環境教育課程(2 名) 名城大学 農学部 生産環境学科 名城大学 理工学部 環境創造学科 名城大学 都市情報学部 都市情報学科 順天堂大学 スポーツ健康科学部 スポーツ科学科 中部学院大学 看護リハビリテーション 看護学科 神奈川大学 経営学部 国際経営学科 人間環境大学 人間環境学部 人間環境学科 名古屋産業大学 環境情報ビジネス学部 環境情報ビジネス学科 名古屋学院大学スポーツ健康学部スポーツ健康学科 愛知学泉大学現代マネジメント学部現代マネジメント学科 名古屋経済大学法学部 ビジネス法学科 岐阜聖徳学園大学経済情報学部経済情報学科 農林水産省東海農政局 国土交通省中部地方整備局静岡国道事務所 国土交通省北陸地方整備局 岐阜市消防本部 羽島郡広域連合消防本部 杉山建設株式会社 山辰組(株) 加藤建設(株) 日東工業(株) 三進(株) イビソク(株) 森松工業(株)
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