仕様書(学用車運転業務等請負)

仕
様
書
1.
件
名
国立大学法人信州大学学用車運転業務等請負契約
2.
概
要
信州大学が所有している学用車の運転業務等について、管理時間・業務内容その他所要事項に
ついて示すものとする。
3.
業務従事者及び場所
人員:運転手1名(大型1種、普通 1 種免許を有する者。
)
「11.代替要員の派遣」に基づく場合を除き、専任された運転手 1 名とする。
場所:信州大学本部(長野県松本市旭3-1-1)
4.
履行期間等
(1) 履行期間は、平成27年4月1日から平成28年3月31日までとする。但し、土曜日、
日曜日、休日、平成27年8月12日、平成27年8月13日、平成27年8月14日、
平成27年12月29日、平成27年12月30日及び平成27年12月31日を除くも
のとする。
(2) 請負業務の時間は原則として、8時30分から17時15分(休憩時間1時間含む。
)
までとする。
5.
請負業務内容
発注者が請負者に請負させる業務の範囲は、次の各号に掲げる業務とし、本仕様書によるもの
のほか、別冊「運転手ハンドブック」に基づき実施するものとする。
(1) 車輌の管理に関する業務
「6.管理車輌」に掲げる車輌について点検、清掃及び整備を行い、責任を持って管理
すること。
(2) 車輌の運転に関する業務
「7.運転車輌」に掲げる車輌を用いて、学長、教職員、学生及びお客様等を快適、迅
速、安全、確実に目的地まで運行、送達すること。また、本学の他部局が所有する大型 1
種免許を必要とする車輌についても、指示により運行すること。
(3) 車輌の配車等運行計画及び運行管理業務
「学用車使用申込書」または電話による申込の受付、車輌の貸出返却確認業務を行うこ
と。
(4) 安全運転に関する業務
安全運転管理者が行うべき業務内容の補助業務を行うこと。
(5) 本部建物周辺の駐車場の管理及び清掃業務
駐車方法の指導、違法駐車車輌の調査、駐車場等の清掃、草取り、雪かき及び植木の剪
定作業等を行うこと。
(6) 本部建物の営繕業務
蛍光管取替等の営繕業務を行うこと。
(7) 調達管理グループの庶務業務
郵便物等の受領及び配布、書類等の整理業務を行なうこと。
(8) その他上記に付随する業務
特に指示された事項があれば、迅速、安全、確実に遂行すること。
6.
管理車輌
発注者が請負者に委託する管理業務は、別紙1「管理車輌一覧」の車輌について行うものとす
る。
1
7.
運転車輌
発注者が請負者に委託する運転業務は、別紙2「運転車輌一覧」の車輌について行うものとす
る。
8.
監督職員
発注者は、信州大学本部に次のとおり監督職員を置き、請負者の請負業務の実施について、監
督又は指示を行わせるものとする。
監督職員は信州大学財務部経理調達課調達管理グループ主査(内部部局担当)とする。
9.
再委託の禁止
請負者は、請負業務の全部又は一部を第三者に再委託してはならない。
10. 秘密事項の漏洩禁止
請負者又は業務従事者は、業務上知り得た秘密を第三者に漏らし、又は他の目的に利用しては
ならない。
11. 代替要員の派遣
請負者は、業務従事者が請負業務を実施できない場合は、ただちに代替要員を派遣するものと
する。
12. 業務従事者及び代替要員の届出
請負者は、業務従事者について経歴等を書面により速やかに発注者に届出し、発注者の承認を
受けなければならない。
13. 車輌の保管場所等
請負者は、発注者の指定した場所に車輌を保管する場合を除き、車輌の保管場所及び保管の方
法について、予め監督職員の承認を得なければならない。
14. 損害の補填
請負者は、人身・対物及び車輌等の事故により、発注者及び第三者に損害を与えた場合は、そ
の全ての責任を負うものとする。
15. 任意保険の設置
請負者は、別紙2の車輌に対する任意保険[車輌(一般車輌、免責なし)
、対人(無制限)
、対
物(無制限)
、人身傷害(1名 3,000 万円)
、無保険車傷害(1名2億円)及び本学教職員が「記
名被保険者」に準ずる特約]に加入しなければならない。但し、車輌保険については、別紙2
の車輌保険欄の「有」の車輌のみとする。
請負者は、保険会社が発行する保険付保内容を証明した書類を発注者に提出するものとする。
16. 請負者の実施項目
請負者は、別紙1の車輌について、次に掲げる項目を実施しようとするときは、予め監督職員
の承認を得るものとし、これに要する費用は、発注者の負担とする。
(1) 車検
(2) 法定点検整備(12ケ月)
(3) 車輌の修理及び整備
(4) 燃料の給油、オイルの交換、不凍液の補充、ウィンド・ウォッシャー液の補充
(5) タイヤ、バッテリー及びシートカバーの交換等
(6) その他消耗品の補充及び交換
17. 有料道路の料金
有料道路の料金は発注者の負担とする。
2
18. 業務状況の報告
請負者は、業務従事者をして発注者が定める様式(別紙3「車輌管理日誌」
)により、毎日の
車輌走行実績及びその他車輌管理に関する報告を発注者に提出し、業務の状況を報告しなけれ
ばならない。
19. 契約事項
必要な細目は、国立大学法人信州大学契約事務取扱規程によるものとする。
20. その他
不明な点が生じたときは、監督職員の指示に従うこと。
3
別紙1
管 理 車 輌 一 覧
No.
部局名
所在地
車輌区分
車輌名
登録番号
登録年月日 車輌保険
1
内部部局
小型乗用自動車 トヨタヴォクシー
松本501ぬ3144
H27.1.9
有
2
内部部局
小型乗用自動車 トヨタヴォクシー
松本501ち4756
H23.2.21
有
3
内部部局
小型乗用自動車 日産セレナ
松本501つ3858
H23.10.6
有
4
内部部局
小型乗用自動車 日産セレナ
松本501な5711
H25.10.18
有
5
内部部局
普通乗用自動車 トヨタプリウスα
松本300む2585
H24.8.31
有
6
内部部局
小型乗用自動車 ホンダインサイト
松本501そ1853
H21.9.18
有
7
内部部局
普通乗用自動車 トヨタプリウス
松本300ま993
H22.10.21
有
8
内部部局
普通乗用自動車 トヨタプリウス
松本300ま994
H22.10.21
有
9
内部部局
乗合自動車
トヨタコースター
松本22さ5305
H7.10.23
有
10 内部部局
軽貨物自動車
スバルサンバー
松本41き5762
H11.12.24
11 内部部局
軽自動車
三菱タウンボックス 松本50ぬ1527
H12.3.17
12 内部部局
小型貨物自動車 いすゞエルフ
長野県松本
市旭3-1-1
松本45そ2505
H9.10.20
別紙2
運 転 車 輌 一 覧
No.
部局名
所在地
車輌区分
車輌名
登録番号
登録年月日 車輌保険
1
内部部局
小型乗用自動車 トヨタヴォクシー
松本501ぬ3144
H27.1.9
有
2
内部部局
小型乗用自動車 トヨタヴォクシー
松本501ち4756
H23.2.21
有
3
内部部局
小型乗用自動車 日産セレナ
松本501つ3858
H23.10.6
有
4
内部部局
小型乗用自動車 日産セレナ
松本501な5711
H25.10.18
有
5
内部部局
普通乗用自動車 トヨタプリウスα
松本300む2585
H24.8.31
有
6
内部部局
小型乗用自動車 ホンダインサイト
松本501そ1853
H21.9.18
有
7
内部部局
普通乗用自動車 トヨタプリウス
松本300ま993
H22.10.21
有
8
内部部局
普通乗用自動車 トヨタプリウス
松本300ま994
H22.10.21
有
9
内部部局
乗合自動車
トヨタコースター
松本22さ5305
H7.10.23
有
10 内部部局
軽貨物自動車
スバルサンバー
松本41き5762
H11.12.24
11 内部部局
軽自動車
三菱タウンボックス 松本50ぬ1527
H12.3.17
12 内部部局
小型貨物自動車 いすゞエルフ
松本45そ2505
H9.10.20
13 教育学部
小型乗用自動車 日産セレナ
長野500み4787
H17.11.30
有
14 教育学部
小型乗用自動車 日産セレナ
長野500み4788
H17.11.30
有
15 教育学部
普通乗用自動車 トヨタプリウス
長野300ほ3986
H22.10.21
有
長野501に4395
H25.10.24
有
長野501せ6598
H21.9.4
有
16 教育学部
17 教育学部
長野県松本
市旭3-1-1
長野県長野 小型乗用自動車 日産セレナ
市大字西長
野6の口
小型乗用自動車 ホンダインサイト
18 教育学部
小型貨物自動車 日産バネット
長野400さ1109
H11.8.20
有
19 教育学部
小型乗用自動車 三菱コルト
長野501さ6653
H20.8.18
有
20 教育学部
軽貨物自動車
日産クリッパーバン長野480え2880
H19.10.19
有
21 理学部
普通乗用自動車 三菱デリカ
松本300み827
H23.9.30
有
22 理学部
小型乗用自動車 日産セレナ
松本501な5932
H25.10.24
有
23 理学部
小型乗用自動車 トヨタノア
松本501に9545
H26.9.29
有
普通乗用自動車 三菱デリカ
松本300ひ3756
H20.7.25
有
普通乗用自動車 トヨタプリウス
松本300や1130
H26.12.12
有
松本501な5665
H25.10.17
有
松本500ね3224
H15.1.30
有
松本500ね4314
H15.2.17
有
松本800さ8976
H19.6.25
有
松本300み9810
H24.6.18
有
松本330そ2606
H26.6.25
有
長野300み9364
H24.8.31
有
24
山岳科学総
合研究所
25 医学部
26
27
28
29
30
31
医学部附属 長野県松本
小型乗用自動車 日産セレナ
市旭3-1-1
病院
医学部附属
小型乗用自動車 トヨタアリオン
病院
医学部附属
小型乗用自動車 日産セレナ
病院
医学部附属
緊急自動車
トヨタ 救急車
病院
医学部附属
普通乗用自動車 トヨタハイエース
病院
医学部附属
トヨタエスティマ
普通乗用自動車
病院
ハイブリッド
32 工学部
普通乗用自動車 トヨタプリウスα
4
別紙2
運 転 車 輌 一 覧
No.
部局名
所在地
車輌区分
車輌名
登録番号
登録年月日 車輌保険
33 工学部
小型乗用自動車 トヨタヴォクシー
長野501ち5378
H23.2.21
有
34 工学部
長野県長野 小型乗用自動車 日産セレナ
市若里4-171
小型乗用自動車 ホンダインサイト
長野501つ6851
H23.10.14
有
長野501せ6599
H21.9.4
有
36 工学部
普通貨物自動車 トヨタハイエースバン 長野100さ8870
H18.10.5
有
37 工学部
小型貨物自動車 日産バネット
長野45す1215
H9.9.8
有
38 農学部
乗合自動車
松本200は185
H22.3.18
有
39 農学部
普通乗用自動車 トヨタプリウスα
松本300む2439
H24.8.29
有
40 農学部
小型乗用自動車 日産セレナ
松本501つ4078
H23.10.14
有
41 農学部
小型乗用自動車 フィールダー
松本500は9880
H15.11.28
有
42 農学部
小型乗用自動車 日産セレナ
松本501つ3974
H23.10.12
有
43 農学部
普通乗用自動車 トヨタプリウス
松本300ま992
H22.10.21
有
44 農学部
普通貨物自動車 日産コンドル
松本100さ1938
H12.11.13
有
45 農学部
普通貨物自動車 トヨタハイエースバン 松本400た9831
H26.5.21
46 農学部
普通貨物自動車 日野レンジャー
47 農学部
小型貨物自動車 日産エキスパート
長野県上伊
那郡南箕輪 小型貨物自動車 いすゞエルフ
村8304
小型貨物自動車 日産キャラバン
35 工学部
48 農学部
49 農学部
いすゞガーラミオ
トヨタカローラ
松本11な7977
H10.10.21
松本400す3711
H14.2.27
松本400そ5034
H19.9.4
有
松本400そ1922
H18.9.15
有
松本45そ2227
H9.9.30
50 農学部
小型貨物自動車 日産コンドル
51 農学部
小型貨物自動車 トヨタプロボックス松本400そ8539
H21.1.23
52 農学部
軽貨物自動車
スズキキャリー
松本480い7646
H18.6.13
53 農学部
軽貨物自動車
スズキキャリー
松本480い7647
H18.6.13
54 農学部
軽貨物自動車
スズキキャリー
松本480え7435
H20.5.22
55 農学部
軽貨物自動車
ホンダアクティー
松本41え8191
H10.9.11
56 農学部
軽貨物自動車
スズキキャリー
松本480え8459
H23.6.27
57 農学部
軽貨物自動車
ダイハツハイゼット松本480け6794
H24.11.7
58 農学部
小型貨物自動車 トヨタハイエース
松本400た7793
H25.6.27
59 繊維学部
乗合自動車
長野22さ4621
H6.11.21
有
60 繊維学部
普通乗用自動車 トヨタプリウス
長野300ほ3969
H22.10.21
有
61 繊維学部
普通乗用自動車 トヨタプリウスα
長野300み9404
H24.8.31
有
長野501つ6852
H23.10.14
有
長野400そ5410
H20.8.20
有
長野400そ3527
H20.1.10
有
62 繊維学部
63 繊維学部
64 繊維学部
トヨタコースター
長野県上田 小型乗用自動車 日産セレナ
市常田3-151
小型貨物自動車 いすゞコモバン
小型貨物自動車 いすゞエルフ
5
有
別紙2
運 転 車 輌 一 覧
No.
部局名
所在地
車輌区分
車輌名
登録番号
登録年月日 車輌保険
65 繊維学部
小型乗用自動車 日産セレナ
長野500ゆ6436
H19.9.6
有
66 繊維学部
普通乗用自動車 トヨタアルファード長野300ほ9987
H15.1.27
有
車輌保険加入車輌
6
52台
経理調達課長
車 輌 管 理 日 誌
平成
当 該 個 所 の 異 常
前日又は前回の運転中に異常を認めた箇所について、運行に支障がな
いかを点検する。
ブ レ ー キ ペ ダ ル
踏みしろ、ブレーキのきき
ペダルをいっぱいに踏み込んだとき、床とのすき間や踏みごたえが適
当であるかを点検する。
駐車ブレーキレバー
引きしろ(踏みしろ)
レバーをいっぱいに引いた(踏んだ)とき、引きしろ(踏みしろ)が
多すぎたり少なすぎたりしないか点検する。
かかりぐあい、異音
1.エンジンがすみやかに始動し、スムーズに回転するかを点検する。
2.エンジン始動時及びアイドリング状態で、異音がないかを点検する。
低速、加速の状態
1.エンジンを暖機させた状態で、アイドリング時の回転がスムーズに
続くか点検する。
2.エンジンを徐々に加速したとき、アクセルペダルに引っかかりが
ないか、エンスト、ノッキングなどを起こすことなくスムーズに回転
するかを、走行するなどして点検する。
席
原動機(エンジン)
で
の
点
検
噴
態
ウインド・ウォッシャー液の噴射の向き及び高さが適当かを点検する。
ワ
ー
拭 き 取 り の 状 態
1.ワイパーを作動させ、低速及び高速の作動が不良でないかを点検する。
2.きれいに拭き取れるかを点検する。
料
給
ウインド・ウォッシャータンク
パ
燃
7
エ
ン
ジ
ン
ル
│
ム
の
点
検
量
燃料の残量を確認し、給油が必要か点検する。
液
量
ウインド・ウォッシャー液の量が適当かを点検する。
ブレーキのリザーバタンク
液
量
リザーバタンク内の液量が規定の範囲内にあるかを点検する。
バ
ー
液
量
バッテリー各槽の液量が規定の範囲にあるかを点検する。
ラジエターなどの冷却装置
水
量
リザーバタンク内の冷却水の量が規定の範囲内にあるかを点検する。
潤
置
エンジンオイルの量
エンジンオイルの量がオイルレベル・ゲージにより示された範囲内に
あるかを点検する。
ト
張りぐあい、損傷
1.ベルトの中央部を手で押し、ベルトが少したわむ程度であるかを点
検する。
2.ベルトに損傷がないかを点検する。
灯火装置、方向指示器
点灯・点滅ぐあい、汚れ、損傷
1.エンジンスイッチを入れ、前照灯、制動灯などの灯火装置の点灯ぐ
あいや、方向指示器の点滅ぐあいが不良でないかを点検する。
2.レンズなどに汚れや損傷がないかを点検する。
空
圧
タイヤの接地部のたわみの状態により、空気圧が不足してないかを点
検する。
き れ つ 、 損 傷
タイヤの全周に著しい、きれつや損傷がないかを点検する。また、タ
イヤの全周にわたり、釘、石、その他の異物がささったりかみ込んだり
してないかを点検する。
異常な摩耗、みぞの深さ
タイヤの接地面に、極端にすり減っている箇所がないかを点検する。
みぞの深さが十分であるかを点検する。
修理・調整・洗車
1.修理・調整等があった場合は、その旨記入する。
2.洗車の必要な場合はおこなう。
フ
車
の
周
り
か
ら
点
検
そ
状
法
ウインド・ウォッシャー
イ
射
方
ッ
リ
滑
ァ
タ
の
テ
装
ン
ベ
ル
イ
他
の
ヤ
事
項
油
気
駐車場の管理及び清掃業務
(業務内容を簡潔に記入する)
本 部 建 物 の 営 繕 業 務
(業務内容を簡潔に記入する)
調達管理グループの庶務業務
(業務内容を簡潔に記入する)
そ
(業務内容を簡潔に記入する)
の
他
の
業
務
実施した箇所には○印又は実施内容を記載すること。
監督職員(主査) 業務従事者
別紙 3
曜日)
運 行 中 の 異 常 個 所
転
★
日(
日常点検項目
(パーキング・ブレーキレバー)
施
月
日 常 点 検 個 所
運
実
年
課長補佐
ヴォクシー
(黒)
ヴォクシー
(紺)
セレナ
(銀)
セレナ
(白)
プリウス
α
インサイト
プリウス
(緑)
プリウス
(青)
コースター
サンバー
タ ウ ン
ボックス
エルフ
運 転 手 ハ ン ド ブ ッ ク
信州大学財務部経理調達課
Ⅰ.運転手心得
次の事項を守り運転業務等に従事すること。
1. 服務の基本的心構え
① 運転手は、自己の職務の執行については、プロでなければなりません。車輌管
理及び運行等に関する実施要領に基づき、車輌の万全の維持、管理を図るとと
もに、常に事故防止を心がけ、安全運転を励行すること。
② 運転業務等は、サービス業であり、乗車する職員やお客様から苦情等の批判を
受けないように、乗車する方を第一に考え、常に丁寧に対応すること。外部のお
客様に乗車していただく場合など、お客様は運転手の対応を信州大学の対応と
してイメージされますので、失礼のないように心がけること。
2. 身だしなみと気配り
① 運転業務中は、清潔な被服、ネクタイを着用し、常に身だしなみに注意すること。ま
た、お客様に不快感を与える強度な香料等の使用は避けること。
② サンダル、スリッパ等で運転しないこと。
③ 業務中は、丁寧な言葉、節度ある態度を心がけること。
④ 相手の立場、気持ちを尊重した言動を心がけ、自己主張や軽率な振る舞いに注意
すること。
3. 秘密の厳守
① 仕事柄、職場、仕事、お客様などの情報を知りうる機会が多いので、業務上のこと
はもちろん、プライバシーも含めて第三者に漏らさないようにすること。
4. 運行の指示確認
① 配車の指示があった場合には、乗車する者、時間、行先などの必要事項を確認し、
間違いのないよう注意すること。
② 発車前に目的地までの道順をよく確認しておき、予想される途中の混雑度、道路状
況など交通情報に注意すること。(道を間違えたり、目的地に行けなかったりするこ
とは、プロとして恥ずかしいことと自覚すること。)
5. 心遣いと挨拶
① 乗車の際には、指示を受けた者かどうか確認をすること。
② 乗車する方が荷物を持っている場合には、「お持ちしましょうか。」と声を掛け、丁寧
にトランクルームへ入れるなどの気配りをすること。
③ 雨降り等でお客様に傘などが必要なときは、「どうぞ。」と声を掛け、乗り込むまで傘
をさしかけていること。
1
④ 降車時には、後方からの自転車等の危険を想定し、停車位置の工夫等に配慮する
こと。
⑤ 車中で行先の道順などが万一分からなくなった場合は、「地理不案内で申し訳あり
ません。」と率直にお詫びして、「地図を見させていただきます。」と断りを入れた上
で、安全な場所に停車し確認すること。仮に、同乗者から教えていただいたときは、
「はい、わかりました。」「ありがとうございました。」等丁寧にお礼を述べること。また、
降車時には、「申し訳ありませんでした。」とお詫びすることも忘れないこと。
⑥ 運行終了後、降車される方には、「お疲れ様でした。ありがとうございました。」等必
ず挨拶すること。
⑦ 荷物等の置き忘れに気づいたときは、誰が乗っていたかを監督職員に報告するこ
と。
6. 運転中における注意
① 運転中は、原則として走行に関することなど、必要以外のことは自分から話し掛け
ないこと。
② 運転中、同乗者から話し掛けられたときは、「はい。」と返事をし、手短に受け答えを
すること。
③ 走行中は、無断でラジオ、カセットテープ等は聴かないこと。
④ 車内では、喫煙をしないこと。
7. 安全運転
① シートベルトは、必ず装着すること。スピード違反、無理な追い越し、割り込み、駐
車違反など無謀な運転は、絶対行わないこと。
② やむを得ず急ブレーキをかけたとき等は、速やかにその都度「失礼しました。」と声
を掛けお詫びすること。
8. 待機、食事などの注意
① 目的地にお送りして待機中の食事は、事前の指示や同乗者の指示に従い、自分
の判断で勝手に食事を取りに行ったりしないこと。
② 待機中は、特に指示がない限り車輌から離れないこと。
9. 業務終了後の実施要項
① 業務が終了し、職場に帰ったならば、「只今帰りました。」と監督職員に報告するこ
と。
② 車輌管理日誌等の書類は、キチンと作成し、報告を怠らないようにすること。
③ 業務中のトラブル、事故等は、ことの大小に関わらず、速やかに監督職員に報告し、
2
指示を仰ぐこと。
Ⅱ.車輌管理及び運行等に関する実施要領
1. 車輌等の点検
① 車輌の取扱説明書等を熟読し、取扱に慣れておくこと。
② 運行前点検は必ず行い、異常があった場合には速やかに監督職員に報告するこ
と。
2. 整備、修理、消耗品購入
① 運行前点検で、異常があった場合には速やかに監督職員に報告し、指示を仰ぐこ
と。
② エンジンオイルや消耗品の交換については、監督職員に報告し、指示を仰ぐこと。
③ 法定点検整備、修理は、監督職員と相談のうえ日程等を決定すること。
3. 車輌等の清掃
① 車輌は、乗車する者が気持ちよく利用できるように、いつも清潔に保つこと。
② 洗車及びワックス掛けは、指定された場所で行うこと。
4. 事故防止
交通規則を守り、常に細心の注意を払って交通違反をしない、交通事故を起こさないという
強い責任感をもって安全運転に務めること。
5. 事故発生時の処置
① 万一、事故を起こした場合は、自他を問わず、同乗する方をはじめ関係者の身体、
生命の安全と救護を第一とし、別に定める「事故発生時処置方法」により適切な処
置を講じること。
② 事故発生時は、突発事態であり、当事者双方に思わぬ紛争等も起きやすい状況に
あります。事故の処理にあたっては、沈着冷静を旨とし、過激なトラブル等が生じな
いよう注意すること。
6. 運行途中で車輌が故障したときの処置
① 運行途中に車輌が故障したときは、まず、事態をお詫びして同乗者の不満を最小
限にとどめるよう配慮すること。
② 監督職員へ速やかに連絡し、同乗者の対応など、指示を仰ぐこと。
③ 追突等の事故を防止するため、三角停止表示板を走行車輌から見やすい場所に
置くこと。
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事 故 発 生 時 処 置 方 法
1.人身事故の場合
①負傷者の救護
救急車の手配及び病院の確認(電話番号・住所)
②警察への連絡
○○署○○派出所
③相手方の確認
・免許証にて氏名及び住所を確認
担当氏名を確認
・車検証にて車輌登録番号及び所有者を確認し、
免許証の氏名との確認
・自宅電話番号及び勤務先電話番号を確認
・自賠責及び任意保険会社名及び電話番号の確認
④大 学 に 連 絡
電話番号 0263-37-2117(経理調達課)
⑤会 社 に 連 絡
2.物損事故の場合
①警察への連絡
○○署○○派出所
担当氏名を確認
②相手方の確認
・免許証にて氏名及び住所を確認
・車検証にて車輌登録番号及び所有者を確認し、
免許証の氏名との確認
・自宅電話番号及び勤務先電話番号を確認
・自賠責及び任意保険会社名及び電話番号の確認
③ 大学に連絡
電話番号 0263-37-2117(経理調達課)
④ 会社に連絡
事故発生時遵守事項
① その場で相手方と示談をしない。
② 警察へ必ず連絡する。
③ 相手方の確認をする。
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