顛 末 書 神奈川大学体育会アイスホッケー部 監督 根本 進 平成 20 年 4 月 27 日(日)に行なわれました、第 57 回関東大学 アイスホッケー選手権大会 B グループ決勝戦 神奈川大学 対 国士 舘大学において神奈川大学は試合終了直後反則を犯し選手 3 名(2 試合、9 試合、10 試合)および監督 3 試合の出場停止処分を受けま した。 この顛末並びに今後の対策を神奈川県アイスホッケー連盟に報告致 します。 ① 均衡した試合でしたが神奈川大学が1対2のスコアで 1 点ビハ インド時、ネットインしたシュートをインクリーズノーゴール判 定があり、その後両チーム緊迫したゲーム展開になっていました。 試合終了直前、神奈川大学の攻撃が続き国士舘大学GKがパッ クを抑えたところで終了のブザーがありそのとき神奈川大学の選 手が国士舘大学GKに対し放った最後のシュートがGKに対しス ラッシング気味となり、国士舘大学GKと選手が揉め出しました。 終了のブザーが鳴りペナルティボックスにいた選手がオフィシ ャルの方がドアを開けたためリンク上に出てきたその時、国士舘 大学GKに対し神奈川大学の選手がトリッピングをし、国士舘G Kがその行為に激怒しGKマスクをその選手に投げつけました。 この行為に対しペナルティボックスから出てきた神奈川大学の 2選手が激怒しゴール前に行きいざこざに参加してしまいました。 この神奈川大学の選手の行為に対し監督として行為中は声を荒 げやめるよう指示を当然出しましたが選手の耳には入らず、ベン チに戻ってきた際に当該選手に対しベンチに体を押し付け戒めま した。 その後このペナルティに対しゲームミスコンが課され試合終了 になり控え室に帰りました。その際当該選手は怒りが収まらず控 え室前でスティックを叩きつけてしましました。 この時、監督は試合終了後すぐに東京都学生担当理事に呼び止 められ当該試合についての判定に対し連盟提訴するかどうか聞か れておりました。連盟提訴をする考えはまだないと答えました。 試合終了後のミーティングにおいて当該選手は怒りが静まって いないようでしたがチームに迷惑を掛けた事を詫びていました。 翌日、東京都学生担当理事よりこの試合の処分内容を口頭でお 聞きしました。この際も判定に対し提訴するか再度聞かれました が、そのつもりは現段階ではないとお伝えしました。 その際に東京都の懲戒委員長のお話ということで神奈川県連盟 に要望事項を東京都学生担当理事を通じ口頭でお話がありました ので別途レフリー委員会にお伝えします。 また処分内容を文書でほしいとお願いしましたが口頭のみとい うことでしたので先般の神奈川県理事会において処分内容説明お よび東京都から文書にて通達をお願いしました。 ② 当該試合結果に対する対応として、 1、 選手全員にことの重大差を認識させる為、ミーティング実 施 2、 当該選手の生活態度容姿に対する一般常識再認識講義実施 3、 通常5月に実施している新入生歓迎会の中止 4、 大学内において当該選手に対する有識者教育指導実施 ③今後の選手に対する指導方針 1、 リスペクト精神を徹底させるため定期講義実施 2、 重大行為を働いた2選手に対し反省文の提出 3、 当該選手にレフリー活動を行うよう指示しレフリー活動を 通じ学び得た事を水平展開させる。 今回の処分を受け監督として神奈川県連盟および関係各位に多 大なご迷惑をお掛けしたことをお詫びしインカレやサマーカップ 等、神奈川県連盟の名の元、県外大会に出場する大学として恥じ ないよう充分注意を払い神奈川県連盟活動のお役に立つよう精進 して参りたい所存です。
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