過去の放射線審議会における意見具申及び報告書 - 原子力規制委員会

参考資料5
過去の放射線審議会における意見具申及び報告書について
平成21年2月16日
過去の放射線審議会の意見具申及び総会に報告があった報告書について整理したところ、以下のとおり。
なお、ICRP(国際放射線防護委員会)1990年勧告(Pub.60)以前の基本勧告の国内制度への取り入れに係る意見具申については、ICRP1990年勧告の国内制度への取
入れ時の検討において、見直しがされているため対象外としている。
番号
1
2
3
年 月 日
昭和41年3月
昭和53年10月
昭和62年12月
4
平成2年2月
5
平成10年6月
6
平成11年4月
7
平成14年10月
(平成15年7月修正)
8
平成15年10月
(平成16年7月修正)
9
平成18年4月20日
項 目
内 容
備 考
放射性廃棄物を海洋に処分する場合の基本的な 昭和55年より、ロンドン条約の履行に伴い、海洋
放射性廃棄物の海洋への処分につい
考え方について取りまとめ。
投棄が制限されているところ。
て(意見具申)
密封されていない放射性物質について、当時の 平成17年のIAEA(国際原子力機関)BSS(国際基
放射性物質のいわゆる群別規制のあ 群別の規制(数、意義、定義数量等)のあり方及 本安全基準)の規制免除レベル導入に伴い、群
び今後の考え方について取りまとめ。
別規制から、下限数量に基づく規制に変更。
り方について(意見具申)
放射性固体廃棄物の浅地中処分において、公衆 平成20年10月30日第107回放射線審議会総会で
が線量限度を超えて被ばくすることがないよう
の議論を受けて見直し中。
放射性固体廃棄物の浅地中処分にお に、放射線障害の防止の観点からの管理を規制
ける規制除外線量について
除外する際に、判断の基準とすべき線量(10マイ
クロシーベルト/年)について取りまとめ。
放射線審議会基本部会打合せ会(輸 審議会でのIAEA輸送規則(1985)の国内輸送関 IAEA輸送規則については、1985年以降改訂され
送)報告 -IAEA輸送規則(1985)の国 係法令への取入れに際し、基本的事項について ており、最近では、2005年版の輸送規則を取入れ
取りまとめ。
たところ。
内取入れに関する検討-
ICRP1990年勧告(Pub.60)の国内制度 ICRP1990年勧告(Pub.60)の国内制度取入れに 平成12年に関係国内法令(RI法、炉規法、電離
係る基本的な考えを取りまとめ。
則、医療法等)に取入れ。
への取入れについて(意見具申)
関係行政機関におけるICRP1990年勧告(Pub.60) 平成12年に関係国内法令(RI法、炉規法、電離
外部被ばく及び内部被ばくの評価法に の国内制度等への取入れの際に参考となるよ 則、医療法等)に取入れ。
う、外部被ばく及び内部被ばく評価法に係る技術
係る技術的指針
的指針を取りまとめ。
規制免除について
国際基本安全基準の国内法令の取入れに当
平成14年10月に、人事院、文部科学省、厚生労
たっての免除に関する考え方や具体的な免除レ 働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省に
ベルについて取りまとめ。
送付。平成17年に国内法令(RI法、電離則、医療
法等)も同様に取入れ。
自然放射性物質を含む物質の区分とそれに適し 平成15年10月に、人事院、文部科学省、厚生労
働省、経済産業省、国土交通省に送付。
自然放射性物質の規制免除について た規制の対応について取りまとめ。
航空機乗務員の宇宙線被ばく管理に
関するガイドライン
航空機の運航に伴う乗務員の宇宙線被ばく管理
に関し、我が国の航空事業者が自主的な取組み
として実施すべき対応方法(被ばく管理、線量評
価方法等)を取りまとめ。
平成18年に文科省、国交省及び厚労省から航空
事業者に対し、ガイドラインを通知、協力依頼。平
成20年1月及び10月に審議会においてガイドライ
ン策定後の対応について報告。