ナノカーボンペンは接触抵抗値を低減し、接触不良による様々なトラブルを改善する接点改質剤です。こんな症状を予防・改善します。１、バッテリが持たない…バッテリや電池の電極部に塗布２、ストロボの不具合（調光不良）…電池及びストロボのホットシューに塗布。クリップオンストロボのチャージ時間短縮も３、レンズを認識しないオートフォーカスが鈍い、機能しない …マウントの電極部に塗布５、バッテリグリップの接触不良…内部の電池電極部及び本体との接合部に塗布６、メモリーカードを認識しない…メディアの端子に塗布いざというときにシャッターが切れない！記録されない！機会損失こそ最大の損失です。ナノカーボンペンは修理に出す前に「自分でできる簡単メンテナンス」及び接触不良の防止用として重宝していただける製品です。ぜひ、実際の製品にて効果をご体感ください。レンズマウント部の接点バッテリー、縦位置クリップの接点ホットシュー及び、ストロボ側の接点メディアカードの接点ナノカーボンは従来の接点復活剤と異なり、金属表面の凸凹をナノメートルサイズの粒子で埋め、「点接触」を「面接触」に改質する接点改質剤です。電気接点に塗布することで接触抵抗値を下げ、導通ロスに伴うバッテリーの持ち時間や機能低下のトラブルを改善することが可能になります。正しい塗り方電源が切れていることを確認して、ペンで接点の金属部をなぞるだけ。接点が汚れている場合は、事前に拭き取ってから作業します。金属面に光を反射させた時、透明な油膜が薄く付いているように見えれば正しく塗られています。従来品で黒いカーボンが視認できるまで塗られるケースがありましたが、これではかえって導通を妨げてしまい逆効果です。１本につき200平方cm程度の塗布が可能です。この面積はデジタル一眼レフカメラ数十台分に相当します。ケータイや音楽プレイヤーなど、ご家庭のあらゆる家電にもデジタルカメラに限らず、オーディオ、ビデオ、パソコンのケーブル、ACアダプターなど、ご家庭のありとあらゆる家電の端子にもお使い頂けます。従来の接点回復剤とは違い、浸透性がなく、表面に付着するだけなので、電極のメッキを痛めてしまうといったことはありません。また、狭い範囲に隣り合う接点にまたがって塗布しても、接点同士の接触部分だけが導通する性質を持つので、ショートするといったこともなく、安心してご使用頂けます。ナノカーボン導通データ資料１、塗布前・塗布後の周波数とインピーダンス塗布前・塗布後の周波数とインピーダンス塗布前塗布後接触抵抗値 Ω 1.4 1.2 1 0.8 0.6 0.4 0.2 0 0.01 0.05 0.1 1 5 10 20 50 100 200 周波数ＭＨｚ 400 600 800 1000 データ提供：東洋ドライルーブ株式会社塗布後 55 0 接触抵抗値ｍ Ω 塗布前 45 0 ２、塗布前、塗布後の荷重と接触抵抗値塗布前・塗布後の荷重と接触抵抗値 14 12 10 8 6 4 2 ※電気接点部は荷重がかかると接触抵抗値が下がり、電気が流れやすくなる特性がありますが、ナノカーボンを塗布すると、荷重の変動に関係なく安定した電流を得ることができます。また、低荷重時でも高荷重以上に接触抵抗値を下げることが可能になります。 60 0 50 0 40 0 35 0 30 0 25 0 20 0 15 0 10 0 50 0 0 荷重ｇ ※ナノカーボンは低い周波数から高い周波数まで幅広い帯域にわたり、インピーダンスを改善します。特に高い周波数では電流は流れにくくなる特性があるので改善効果が顕著に出る傾向にあります。データ提供：東洋ドライルーブ株式会社ナノカーボンは接触抵抗値を低減し、接触不良による様々なトラブルを改善しますこの世のあらゆるハードウェアは電子化が進んでいます。テレビから調理器具まで、ありとあらゆるものが、コンピューター制御となっています。それと同様にカメラもシャッターの電子制御に始まり、フィルムからデジタルとなり、根幹から電気なしではあり得ないものに。それに伴いユーザーが扱う電気接点は増え、その分だけ様々なトラブルも起こりやすくなっています。デジタルの時代だからこそ、更なる電極の信頼性が必要となっているのではないでしょうか。