資料5 DATA METI構想の全体像(案) 経済産業省では、自身の保有データを対象にデータ公開の環境整備を行っていくとともに、官民の連携により、データの加工・流通等を担う 様々な事業者がビジネスを展開する社会インフラを実現化することで、オープンデータによる我が国経済社会の活性化を推進する。 他 機 関 へ 横 展 開 ニーズ・課題 経済産業省 実施事業等で得られた 知見をフィードバック 公共データの利用に 関するニーズや課題 をフィードバック ニーズ調査の実施 社会課題の抽出 ビジネスモデルの創成と共有 産業発展モデル データ提供 Model 1 生活や地域に根ざした公共データ開放に よるより優れたサービスの提供(行政 サービス改革) 保有データの棚卸 Model 2 公共データを含むビッグデータの有効活 用による新しいビジネスの創造(融合ビ ジネス) 画像データ 住民 Model 3 公共データの新規開放による新規事業 者の開拓(新ビジネス) 統計データ 技術・法制度 情報の型式等 の整理 データ項目等の標準 化 政策データ 著作権等を考慮 した公開・利用 条件 観測データ ・ ・ ・ 新たな法制度整 備の必要性 など ワンストップ サービス データ公開特設サ イトの開設 データカタログ整 備 利活用促進に資 するコンテンツ設 置 公開データのカタログ化 利用ツール(API 、ソース コード)の公開 など Model 4 ローデータとして提供された公共データ の加工・流通・代行等を行うビジネスの展 開(加工・流通・代行) 成功事例や公共データを利用した実証事業 等のベストプラクティスの紹介 事業者 (専門家) 活用支援 アイデアの創造・提供 ◆マインド形成 アイデアソン・ハッカソンの実施 人材育成・サポート シンポジウムやデータキャンプ等の開催 コンテストの実施や後援名義等による支援 など DATA METI構想の全体像(案)と課題 課題6: • オープンデータへの国のスタンスを法的な整備 • 省庁横断的な利活用を考慮したルールの統一化 • 各府省庁横断的情報共有システムの検討 他 機 関 へ 横 展 開 課題1: • 効果的なオープンデータをするためにはニーズ把握が必要。ニーズ把握に当たっては、アンケート、ヒア リング、意見交換など多様な調査を、経済産業省の取組(データ棚卸、データ公開、モデル事業など)の 進捗状況にあわせて、実施していくべきではないか。 • 適切な課題抽出をしていくためにも、効果検証を実施することが必要。 • 経済産業省の透明化に資するようなコンテンツ(ITダッシュボード等)も設けるべきではないか。 ニーズ・課題 ビジネスモデルの創成と共有 経済産業省 Model 1 生活や地域に根ざした公共データ開放による より優れたサービスの提供(行政サービス改 革) データ提供 画像データ 統計データ 政策データ Model 2 公共データを含むビッグデータの有効活用に よる新しいビジネスの創造(融合ビジネス) Model 3 公共データの新規開放による新規事業者の 開拓(新ビジネス) 観測データ ・ ・ ・ 課題2: • データの棚卸として、 保有データの全体 像を把握するととも に、公開データにつ いて形式・保存場 所・利用条件等を 調べることは重要。 • 棚卸対象データの 定義が必要。 • 業種・地域・国家間 で異なる語彙や分 類を使用可能にす るための対応が必 要。 住民 技術・法制度 ワンストップ サービス 課題3: • 使いやすいデータを提供するため、データ形 式やメタデータの標準化、機械可読化、LOD 技術の利用等、技術的な検討が必要。 • 機械可読化等の情報処理はデータに対する 利活用方法やニーズに応じて対応を変えて いくべきではないか。 • 商業利用を可能とする許諾・著作権処理の あり方について、国際的に標準化された法 的制限や現行の法定制限との関係を整理し た上での検討が必要。 • 悪意のある不正な使われ方をした場合の対 処方法についても検討すべきはないか。 • 公開対象情報が増えるに従って、諸外国か らの利用についての議論が必要でないか。・ Model 4 ローデータとして提供された公共データの加 工・流通・代行等を行うビジネスの展開(加工・ 流通・代行) 活用支援 アイデアの創造・提供 課題4: • わかりやすい情報発信を行うため、データカタ ログの作成や利用条件の明記が必要。 • 利用促進のため、利用事例やモデル事業等 の紹介や、ニーズにあわせて機械可読データ やローデータ、APIの提供を行う。 • 民間からの意見・要望を受け付ける窓口を創 設すべきか。 ◆マインド形成 事業者 (専門家) ◆人材育成・サポート 課題5: • 国外にも展開可能な公共データ活用ビジ ネス事例を支援すべきではないか。 • 諸外国におけるオープンデータの取組状 況やニーズについても情報共有をするべ きではないか。 • 関係者の協同等を促進するためのコミュニ ティビルディングが必要なのではないか。
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