製 品 安 全 デ ー タ シ ー ト - 武藤化学株式会社

製 品 安 全 デ ー タ シ ー ト
会
社
住
名
武 藤 化 学 株 式 会 社
所
〒113-0033 東京都文京区本郷2-10-7
担当部門
学術課
緊急連絡先/受付時間:月曜日~金曜日、9:00~17:00
電話番号
MSDS番号
製
品
03-3814-5511
FAX
170
改訂作成
NEWヘマトキシリン(Type M)
名
03-3815-4832
2004年 9月 6日
New Hematoxylin Solution(Type M)
物質の特定
単一製品、混合物の区別:混合物
含有成分
化学名(一般名)
含有量(1L中)
化学式
官報公示整理番号
ヘマトキシリン
ヨウ素酸ナトリウム
2.0g
約0.3g
放水クロラール
カリウム明礬
約50g
クエン酸
約40ml
1g
C 16H 14O 6
NaIO3
AIK(SO4)2,12H20
C2H3Cl3O2
C6H8O7
5-3664
1-443
1-25
302-17-0
77-92-9
7784-24-9
2-528
水
約1L
H 2O
(化審法)
CAS
No.
517-28-2
7681-55-2
2-1318
危険有害性の分類
分類の名称:毒劇性物質等に該当する成分は含まれないが、取扱上注意を要する。
有害性:本品は染色液と調整してあるので、飲み込んだり吸入すると吐き気、
等を引き起こす。
応急処置
目に入った場合:清水で十分に洗い流し、必要に応じて眼科医の診断を受ける。
皮膚に付着した場合:直ちに付着又は接触部を多量の水で十分に洗い流す。汚染された衣
服や靴を速やかに脱がせる。
吸入した場合:直ちに新鮮な空気の場所に移す。
飲み込んだ場合:口を多量の水ですすぎ、できることなら吐かせる。直ちに医師の診
察を受ける。
火災時の措置
:知見なし。
本品の可燃性成分は含まれていない。
漏出時の措置
少量のこぼれ:漏れ出した本液を多量の水で希釈して洗い流す。
多量のこぼれ:漏れ出した本液を土砂、土壌などで流れを止め、土砂、土壌を
回収する。
取扱い及び保管上の注意
取扱い:換気扇または局所排気装置を作動し、保護手袋等を用い、直接触れ
ないよう注意する。
保
管:直射日光をさけ、換気のある所で保管する。
暴露防止装置
保護具:必要に応じて保護眼鏡等
物理/化学的性質
外観
:濃紫色の液体。
pH値:約2.3~2.5
溶解性:水と任意の比で溶ける。
危険性情報
可燃性:常温では引火しない。
発火性(自然発火性、水との反応性):なし
酸化性:なし
自己反応性、爆発性:なし
粉塵爆発性:なし
有害性情報
(人についての症例、疫学的情報を含む)
皮膚腐食性:本液はpH2.3~2.5の酸性水溶液であり、皮膚が長時間本液に触れた場
合炎症を起こすことが予想される。また本液は染色液であり、皮膚が
触れるとその部位は青色~紫色に着色する。が、数日内でその着色は
消失する。
環境影響情報
分解性:知見なし
蓄積性:知見なし
魚毒性:知見なし
廃棄上の注意
輸送上の注意
少量の場合
:多量の水で希釈して処理する。
多量の場合
:廃棄物処理業者へ廃棄を依頼する。
:容器(ガラスビン、他)の破損に注意。
低温、高温条件下に放置しない。低温にさらされると本品に沈殿物
が生成することがある。また高温にさらされると主要成分のヘマト
キシリンないしヘマテインの過剰酸化が早くすすみ本液の品質が低
下する。
適用法規
引用文献
なし
1)MERCK INDEX 11th. ed. Merck & Co., INC., 1989
2)化学物質安全性デ-タブック
化学物質安全情報研究会編、オ-ム社、1994
3)製品安全デ-タシ-トの作成指針、厚生省生活衛生局生活化学安全対策室、他監
修
社団法人日本化学工業協会
1992年
4)試薬ハンドブック 日本試薬連合会編集
改訂、
化学工業日報社、 1992
危険、有害性の評価は必ずしも十分ではないので、注意してご利用ください。
記載内容の問い合わせ先
武藤化学株式会社
学術課
TEL:03-3814-5511