http://www.mpi.co.jp DIALEAD ハンドリングマニュアル ピッチ系高弾性炭素繊維 DIALEAD 1 2 高弾性炭素繊維を安定して使用するために 以下の運転条件を推奨致します。 1.繰り出し角度できるだけ小さくする。10°以下が望ましい。 2.繰り出し張力は500g/スプール以下。 3.ガイドバーにはハードクロムメッキ梨地バー(3-7S)を使用する。 4.ガイドバーの直径は30mm以上。 MPIの標準は34mm ハードクロムメッキ 梨地バー ケバ発生 繰り出し条件 ガイドバー トウ切れ 炭素繊維 ロール P/P, F/W, etc. 3 トウ切れ、ケバ発生要因 接触角度 繰り出し張力 張力 ガイドバー直径 直径 ガイドバー 繰り出し角度 アイレットガイド 炭素繊維ボビン 炭素繊維ボビン トウ切 トウ切れ 1. 繰り出し張力 2. 繰り出し角度 表面状態 ガイドバー ケバの発生 発生 ケバの 1. ガイドバーの表面状態 ガイドバーの表面状態 2. ガイドバーの径 ガイドバーの径 3. 張力 4. 接触角度 4 クリールスタンドのレイアウトとボビンセットアップ 1) )繰り出し角度 2) )繰り出しガイド 通常レイアウト アイレットガイド <10° 推奨レイアウト Key .points 1) 繰り出し角度 <10° 2) ボビンに近い方から4本目のガイドバーに糸を掛ける。 5 繰り出し張力 繰り出し条件とトウ切れ 角度 張力 繰り出し張力 [g/スプール] 450 400 350 300 250 200 150 100 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 繰り出し角度 [°] 推奨運転範囲 トウ切れ無し 張力計 Key points 1) 繰り出し張力 <500g/spool トウ切れ発生 28 30 32 34 6 ガイドバー、コムの仕様 接触角度 コム直径 >10mm θ ガイドバー ガイドバー直径>30mm 条件 推奨ガイドバー径 ガイドバー表面粗度 <1000g 1000g >φ10mm 10mm 3~10μ 10μm <30° 30° <2000g 2000g >φ20mm 20mm 3~10μ 10μm <60° 60° <1000g 1000g >φ20mm 20mm 3~10μ 10μm <60° 60° <2000g 2000g >φ30mm 30mm 3~10μ 10μm 接触角度 張力 <30° 30° 7 ガイドバー表面 推奨品 ガイドバーの表面状態 炭素繊維 ハードクロムメッキ梨地(Rmax 5μm) ガイドバー 炭素繊維 鏡面仕上(Rmax 0.5μm) ガイドバー セラミックス(Rmax 5μm) Guide bar ハードクロムメッキ梨地 ハードクロムメッキ梨地 糸の接触面積が小さいため、表面で糸が傷みにくく、ケバの発生が少ない Key points ・ハードクロムメッキ梨地 ・表面荒さ Rmax=3~10μm ・直径 >30mm MPI標準 34mm 8 アイレットガイド ハードクロムメッキ梨地 表面粗さ Rmax=3~ 10μm Rmax=3~10μ アイレットガイド ≧15m 15mm ≧R15 ≒30m 30mm Key points ・ハードクロムメッキ梨地 ・表面荒さ Rmax=3~10μm ・糸接触部 ≧ R15 http://www.mpi.co.jp DIALEAD DIALEADに関するお問い合わせ先 炭素繊維事業部 Tel. 03-6748-7357, Fax.03-3286-1341 9
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