浅漬け&ポン菓子の研究

け ん き ゅ う
し ん く う
あ
さ
づ
1.漬け物の研究(きゅうりの真空浅漬け)
ふく
きゅうりを塩水につけてもなかなか塩水がしみ込んでいきません。そこで、きゅうりに含まれている
空気を抜くと、塩水がすぐしみ込んで、すぐ食べられる簡単な漬け物ができます。
ため
どれくらいの塩分がちょうどいいか試してみましょう !
注意しまし
注意しましょう
注意
意 ま ょう
う!!
ほうちょう
うち う
手 切
手を切らな
包 丁を使
丁を使いますので
丁を使いますので、
丁 使 ます
す で、
、 手を切らない
ように注意しまし
ように注意しましょう
ように注意しましょう。
う
意
う
う。
きかい
また、まわりに
また、まわりにいろいろな機械が
また 、 まわりにいろいろな機械が
ろ ろな機械が
機械
ケガを
ケガをしない
ケガをしな
ガ を な ように気を付け
ガを
置いてありますので
置いてありますので、ぶつかって
置いてありますので、ぶ
置
てあります
あります
あ
ます
す で、ぶ
で、ぶ
ぶつか
ぶつかって
か
かって
てケ
よう
ように気を付けて下さ
ように気を付けて下さい
う 気
気を付け
付
付け 下
下さ
さ !
か ん さ つ
《実験1》塩水がしみ込む様子を観察しよう!
なま
ちが
ちが
ひかく
「 生のきゅうり」と「 空気を抜いたきゅうり」では 、塩水のしみ込み方が違います。どの位違うか比較
しましょう。
<方法>
(1)下の①と②をいっしょに作ります。
なま
①生のきゅうり・・・・・・・スライスしたら、そのまま塩水につけます。
②空気を抜いたきゅうり・・・スライスしたら、塩水と一緒にポリ袋に入れて、空気を抜きます。
のぞ
(2)①と②を水で洗って、表面の塩水を取り除きます。
かんさつ
ちが
(3)きゅうりを観察します。塩水のしみ込み方に違いがあるでしょうか?
(4)食べてみましょう!
しおかげん
ちが
塩加減に違いがあるでしょうか?
漬
物
の
味
なま
①生のきゅうり
味なし
・
薄味
・
丁度良い
・
やや塩辛い
・
塩辛い
②空気を抜いたきゅうり
味なし
・
薄味
・
丁度良い
・
やや塩辛い
・
塩辛い
きかい
<参考>;
しんくうほうそう
きかい
しんくう ほ ぞ ん
実験に使った機械は 、「真空包装機」という機械です。漬け物などを真空保存するときなど
に使います。
あ
さ
づ
し お か げ ん
《実験2》浅漬けの塩加減をためしてみよう!
しおかげん
のうど
漬け物の塩加減はどれくらいがちょうどいいのでしょうか?
いろいろな濃度の塩水で漬け物を作
しおかげん
り、漬け物の塩加減を比較してみましょう !
<方法>
(1)約1%、3%、5%の塩水を作ります。
約1%
・・・
水1リットル
に
塩10グラム
を入れます。
約3%
・・・
水1リットル
に
塩30グラム
を入れます。
約5%
・・・
水1リットル
に
塩50グラム
を入れます。
きかい
しんくう あ さ づ
(2)機械を使って「きゅうりの真空浅漬け」を作ります。
(3)食べてみましょう!
しおかげん
どの位の塩加減がちょうどいいのでしょうか?
しおかげん
(4)時間がたつと、漬け物の味(塩加減)も変わってきます。家に帰ってからもう一度食べてみま
しょう。
○漬けて
すぐ
水
食べた時
食塩
1リットル
の
味
味なし
・
薄味
・
丁度良い
・
やや塩辛い
・
塩辛い
30g
味なし
・
薄味
・
丁度良い
・
やや塩辛い
・
塩辛い
50g
味なし
・
薄味
・
丁度良い
・
やや塩辛い
・
塩辛い
時間後
に食べた場合
食塩
1リットル
物
10g
○家に持ち帰って
水
漬
漬
物
の
味
10g
味なし
・
薄味
・
丁度良い
・
やや塩辛い
・
塩辛い
30g
味なし
・
薄味
・
丁度良い
・
やや塩辛い
・
塩辛い
50g
味なし
・
薄味
・
丁度良い
・
やや塩辛い
・
塩辛い
《実験3》自分好みの漬け物を作ろう!!
ち ょ う み え き
調
し ょ う 油 漬 け
キ
ム
チ
漬
け
味
液
の
は い ご う
わ り あ い
配
割
合
合
が
し
け ん き ゅ う
げ ん ま い
が
し
2.ポン菓子の研究(玄米のポン菓子)
かま
かねつ
じょうはつ
かま
お米やトウモロコシなどを特別な釜の中で加熱していくと、水分が蒸 発して釜の中の圧力がどんど
ぬ
ふく
ん高くなっていきます。あるところまで圧力があがった時に、一気に圧力を抜くと中のお米が膨らみな
じょうはつ
ぬ
かんそう
がら飛び出してきます。この時、水分が蒸 発しながら抜けてしまい、お米は入れたときより乾燥して
います。
げんまい
ふく
今回は、栄養たっぷりの玄米で実験してみます。どのくらい膨らむのでしょうか?
注意しまし
注意しましょう
注意
意 ま ょう
う!!
きかい
ヤケドをしない
ケドを な ように注意しましょう。
実験に使う機械は
実験に使う機械は、熱くなるのでさわったりして
実験に使う機械は、熱くなるのでさわ
験 使
使う機械
機械 、熱くなるのでさわったりして
熱くなるのでさわ たりしてヤケドをしな
ように注意しまし
ように注意しましょう
う
う。
う。
きかい
走 回 たり
走り回ったりしない
たりしない
たりしな
な ように
また
た、ガ
ガスボンベを使
ガスボンベを使っていますので
ガスボン
ボンベを使
ボ
を使
を使っていますので
使 て
ていますので
ます
す で、機械
機械のまわりで
まわ
まわりで
まわり
わり 走り回
ようにしまし
ようにしましょう
うに
う
ま ょう
う!
が
し
《実験4》ポン菓子を作ろう !!
<方法>
げんまい
はか
(1)水分計を使って玄米の水分を測ります。
げんまい
はか
(2)玄米の重さを量ります。
げんまい
たいせき
はか
(3)計量カップで玄米の体積を測ります。
げんまい
かま
(4)玄米を釜の中に入れます。
(5)ふたを閉じてしっかりと閉めます。
かま
(6)コンロに火をつけて、釜を回転させます。
と
がね
(7)圧力が上がったところで留め金をはずすと、大きな音とともにポン菓子が飛び出してきます。
たいせき
はか
(8)出てきたポン菓子の重さと体積を測ります。重さは変わったでしょうか?
どれくらいふくら
んだでしょうか?
重さの変化(グラム)
体積の変化(リットル)
米の水分(%)
ふくらむ前
%
ふくらんだ後
g
ふくらむ前
g
リットル
(9)何倍にふくらみましたか?
ふくらんだ後
ふくらむ前
÷
リットル
=
リットル
倍
ふくらんだ後
リットル
げんまい
★
が
し
例えば、水分15%の玄米1kgをポン菓子にしたら950gになった場合・・・
ししつ
タンパク質、デンプン、脂質等
水分
850g
150g
850g
100g
じょうはつ
50gの水分が蒸 発した
※計算例
じょうはつ
ふく
ふく
〔 蒸 発 し た 水 分 量 ( g ) 〕=〔膨らむ前の重さ(g)〕−〔膨らんだ後の重さ(g)〕
=
1,000g
=
50g
ふく
−
950g
ふく
じょうはつ
〔膨らんだ後の水分量(g)〕=〔膨らむ前の水分量(g)〕−〔蒸 発した水分量(g)〕
=
150g
=
100g
−
50g
÷
950g)×
このときの水分は・・・
水分(%)=(100g
=
約10.5%
100%