かわべ内科クリニック 胃カメラ(胃・食道・十二指腸の内視鏡検査)を受けられる方に 【検査の目的と方法】 腹痛や貧血の原因を調べるため、潰瘍、ポリープ、癌などの診断するためなどに、口か らまたは鼻から内視鏡を入れて食道、胃、十二指腸を観察します。必要あれば病変の一 部を採取して組織検査を行うことがあります。 【検査に伴う副作用・偶発症】 使用する薬剤による副作用:のどの局所麻酔や胃腸の緊張をとるための鎮痙剤の注射を します。また苦痛を和らげるために鎮静剤を注射することもあります。これらの薬剤に より稀に発疹、嘔気などの副作用が起こることがあります。ごく稀にショック(血圧低 下)などの重篤な副作用を起こすこともあります。また検査終了後に目の焦点が合わな かったり、眠気を催すことがあるため、検査日には自動車、自転車の運転などはおやめ ください。 検査手技に伴う偶発症:内視鏡検査や組織検査により、稀に出血や消化管に傷がついた り穴があいたりする、などの重篤な偶発症を起きることがあります。検査後に喉の痛み や違和感が数日残ることもあります。また、経鼻で検査を行った場合には、鼻の痛み、 鼻出血を起こすことがあります。 偶発症の頻度:日本消化器内視鏡学会の全国集計では上部消化管内視鏡検査の偶発症の 発生頻度は 0.012%と報告されています。稀に死亡例の報告もあります。万-、副作用、 偶発症が起きた場合には最善の処置・治療を行います。入院や緊急の処置が必要になる ことがありますが、その際の診療も通常の保険診療にて行います。 【検査の中止】 同意書を提出された後でもいつでも同意を撤回し、検査を中止することができます。 説明日 平成 年 月 かわべ内科クリニック 院長殿 日 説明医師 私は、上部消化管内視鏡検査を平成 年 月 日に受けるにあたり、検査 の目的や方法、副作用・偶発症について十分理解した上で了解しました。 平成 年 月 日 患者名(署名)
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