食生活の欧米化(高脂肪食) 男性ホルモン 遺伝

前立腺がんの患者さんの9割が60歳以上の方です。年をとると多くなるガンの代表と言われます。
ほとんどの場合、進行はゆっくりしており、寿命に影響を来たさないものもあると考えられるおとなしいガンです。
ですが、骨やリンパに転移しやすいので、転移するとやはり厄介です。
近年前立腺がんが急増したのは、食生活の欧米化が大きな原因と言われていますが、「PSA検査によって早
期発見しやすくなった」 ため、増加したように見えるだけという一面もあります。
つまり、見つけなければ、何も知らずに過ごしていたかもしれない人も多いのです。
食生活の欧米化(高脂肪食)
「腺ガン」といわれるものは、悪質な脂質がガン化を勧める大きな原因のようです。
以前、日本ではほとんどお料理に油を使用していませんでしたが、今では、朝からハンバーガーとポテト、
お弁当にも揚げ物は欠かせませんし、スナック菓子や菓子パンを毎日のように食べている人もいます。
今の若い世代が食生活を改めることがなければ、前立腺がんは更に増えること必至です。
腺がんをはじめとした、多くのガンは“悪質な油”がかなり悪さをしていることが分かっています。
細胞膜は油(リン脂質=レシチン)で出来ており、栄養を入れたり、悪いものが入らないようにしたりしています。
しかし、悪い脂質によって細胞膜がもろくなると、栄養が入らなかったり、入ってはいけないものが入ってしまっ
たりするのです。興味深いことに、細胞の核を除いても細胞はすぐには死にませんが、細胞膜を取ると即死す
るのです。それくらい細胞は「膜が大事」ということなのです。
細胞膜を守るためには、レシチンやビタミンEが必要ですが、普段の食事の中で、悪い油をとらないように気を
つけることが絶対必要です。悪い油として、一番避けたいのは、「トランス脂肪酸」です。
トランス脂肪酸は、植物油に水素添加してマーガリンやショートニングを作る時に発生します。
また、市販のほとんどの植物油は昔のように絞って作るのではなく、大豆や菜種といった原料を薬で溶かし、
240~270度の高熱処理をして脱臭します。
この高熱処理により、分子構造が突然変異を起しトランス化(プラスチック化ということ)してしまうのです。
トランス化した油は狂った油と呼ばれて諸外国では規制していますが、日本では未だに規制がありません。
マーガリン、ショートニング、植物オイル(サラダオイル)を使ったトランス脂肪の多い商品は下記の通りです。
男性ホルモン
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前立腺の生理作用は男性ホルモン(アンドロゲン)の作用により維持されています。
この男性ホルモンが前立腺がんの発生にも関与しているといわれていますが、その発がんのメカニズムはまだ
明らかになっていません。男性ホルモンは関係ないという意見もあります。
遺伝
若年性は遺伝が関係していると言われるようですが、遺伝というよりは家族の生活習慣が同じだからと言うほう
が正しいのではないでしょうか。
他にも、当然のことながら、発がん性物質の影響、タバコ、飲酒も原因の一つとして考えられます。
前立腺がんの主な治療法は摘出手術か、放射線、ホルモン療法です。以下に治療のメリット、デメリットをあげ
てみます。
手術療法 (前立腺全摘除術)
早期であれば、根治の可能性
他の治療に比べ、身体的な負担が大きい
回復に時間を要する
細胞膜を保護するために、質の良い油が必要です。
必須脂肪酸として、「オメガ6」 と 「オメガ3」 をバランスよく取りたいですね。
オメガ6はゴマ油、オリーブオイル、オメガ3はフラックスオイル、魚の油、クルミや、サプリでDHA,EPA、
バターも良いですね。オリーブオイルもゴマ油も熱を加えると酸化しますので、炒めたり揚げたりするときには、
酸化しにくい「ココナッツオイル」を利用するのがオススメです。
《副作用》尿漏れ、勃起障害 など
ホルモン療法
進行を抑える治療
進行期の患者に行う手術や放射線療法と併用できる
《副作用》性機能障害、筋力低下、
腹部脂肪の増加 など
放射線療法 (外照射法)
身体的な負担が少なく、外来で治療できる
年齢を問わず治療が行える
症状緩和
《副作用》排尿痛、排便困難、
尿道狭窄、勃起障害 など
コーヒーフレッシュ(乳製品ではなく油に色を付けたもの)
・ チョコレート
インスタントラーメン(揚げ麺)
・ カレー、シチューのルウ
フライドポテト(M社のポテトはずっと腐らないと有名)
・ てんぷら、からあげ
フライしてある冷凍揚げ物(酸化がひどい)
・ ホットケーキミックス
ドーナツ(お菓子類の中では最もトランス脂肪多い)
・ ポテトチップス
ドレッシング(サラダ油たっぷり)
・ ホイップクリーム(植物性)
マヨネーズ(上に同じ)
ケーキ、クッキー、クラッカー(ショートニングを使ったものが多い)
以前こちらでお伝えした、前立腺がん末期だった櫻本芳弘さん(東京在住70歳)の最近のご様子を
お尋ねしてみました。末期宣告を受けて 2 年が経過しましたが、変わらずお元気でした。
今もアミノフコイダンと交流磁気治療器を愛用していらっしゃいます。今では、同じようにガンを患う
お友達にも勧めてそのお友達も元気になってきている様で、大変喜んでおられました!
「どこも痛くないから杖もいらなくなったし、時にはお酒も飲めるくらい(笑)体重も増えて、あの激痩せの頃を見て
いる人は信じられないみたいだよ。70歳越えての 2 年は大きいですよ。一日一日を大切に感じています。」
とのことです。何より嬉しい声でした。
参考資料・勝岡洋ら:日本臨床増刊号(前立腺疾患の臨床)
前立腺がんの治療法は非常に様々ありますが、ガンの標準医療は必ず副作用が伴い、生活の質(QOL)を
落とすこと、辛い治療を耐えても再発の心配がつきまとうことを忘れてはいけません。がんの広がるリスクが低く、
患者さんが高齢の場合は、あまり積極的な治療をしないほうがいいのです。
それを踏まえて考えると、フコイダン療法や温熱療法、食事のバランス、気持ちの持ち方、運動の習慣など
生活習慣を見直す・・・という病院に頼らず自分でできる方法を探り、実践することも大切だと思います。
あ
酸化しにくく、
燃焼が早いので
ダイエットにも
オススメ!
細胞膜のもととなる
リン脂質(レシチン)
を強化した、
新発見成分
フコキサンチン
配合で更に
パワーアップ!
K リゾレシチンを
配合!!
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