骨造成のテクニックと臨床応用

▼FDA取得記念▼
骨造成のテクニックと臨床応用
目 次
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ご 挨拶
代表 取締 役社長
佐宗 隆正
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プ ロ グラ ム
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講師 の御 紹介
金
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座長 の御 紹介
玉置 敏 夫
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講師 の御 紹介
黄
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座長 の御 紹介 岸 克好 先生
キ
ム ホンギ
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P 9・10
先生
先生
コ
ウ ヘ
イ
チ
ン
先生 の御 紹介
P
鴻基
先生 の御 紹介
メ
先生
小 田 部 岳雄
先生
平沼 邦康
先生
志田 健太 郎
先生
五 條 和郎
先生
亀井 英志
先生
モ
日時: 平成2 2 年7 月2 5 日(日)
場所: 東京神田
炳珍
学士会館
午前1 0 時0 0 分∼午後4 時30 分
2 1 0 号室
ご
挨
拶
代表取締役社長
佐宗 隆正
「お口の健康の、リコール・メンテナンス・リカバリー」
!患者さんの信頼を、先生の安心を!
歯科医院にとって、
「患者様視点」、即ち、患者様のための治療が不可欠です。患者様が再来
院されること、お知り合いに口コミで勧めていただくことが、何よりも重要であって、それが、
患者様のご満足の現れであると同時に、歯科医院にとっての宝なのです。
しかし、リップサービスや海外ブランド名を掲げても、内装外装を綺麗に飾っても、今の時
代の患者様は満足されません。ブランド名だけで信用して来院していただけるほど、今の患者
様達はデンタルIQが低くありません。
国産品であって、FDA取得の真の国際品こそ、患者様の信頼を得られます。
当社のインプラント、骨造成材、歯面研磨材は、全て、FDAと国際特許を取得しています。
患者様の絶対の信頼を得るためには、患者様のお口の健康に誠実に応える、真の診察・治療
によって、患者に満足いただけることでしかありません。
即ち、他の歯科医院と比較してありきたりの診療ではなく、実質的で効果的な「治療システ
ム」を、心を込めて患者様に施して差し上げることが、何よりも重要ではないでしょうか!?
そこで、改めて、当社の「統合的骨治療システム」をご紹介いたします:
* リコ ール( お 口の健康の点検):
口腔内カ メ ラ で 口腔内の状態を 映し 出し 、 患者様ご 自身に如何に悲惨な 状況に陥っ て
いる かを 実感し て いただく 。 プ ラ ーク コ ン ト ロ ールの必要性を 強調。
!口腔内カ メ ラ で ユニッ ト に座り ながら P C に映し 出し て、 口腔内状態を 検査し 、
記録・ 保存し 、 その後の治療状況のフ ォ ロ ーを 行う 。
製品名: D r.W ells( デジ タ ル口腔内カ メ ラ で PC に連結)
* メ ンテナンス( お 口の健康の維持):
点検し た後、 状態の悪く な り そう な 部分を 処置する 。 特に、 虫歯や歯周炎の原因にな
る プ ラ ーク の除去を 行う 。 審美的にも 患者様の満足が得ら れる 。
!エ ア・ア ブ レ ージ ョ ン( 空気研磨) が、 早く 、 痛く なく 、 完全にプ ラ ーク を 落と せる 。
更に、 動揺する 歯牙を 骨造成し て
製品名: エ ス カ ルゴ ( 燐炭-β: 炭カ ルの混合、 βパウダー: β-T C P 1 0 0 %)
( 燐酸カ ルシ ウムのβ-T C P と 、 炭酸カ ルシ ウムの混合粉末で 研磨、
抜群の清掃性と 溶解性と 骨親和性)
* リカ バリー( お 口の健康の回復):
歯牙の欠損補綴は、 今や、 イ ン プ ラ ン ト 抜き には考え ら れま せん。 ま た、 骨量不足で
イ ン プ ラ ン ト が出来ない場合、 骨造成が当然のよ う にな っ ていま す。
製品名: マ イ テ ィ ス アローイ ン プ ラ ン ト ( H A ・T C P 粉末でチタ ン 表面を ブ ラ ス ト 処理)
製品名( 米国販売名): A rro w B o n e-β ( β-T C P 骨造成材で抜群の骨造成機能)
当社の基本戦略である 、 口腔内環境を「 治す」「 造る 」「 守る 」 を 具体化する 商品の開発を 長年
努力し て 参り ま し た、 よ う やく 、 こ れら の製品ラ イ ン ナッ プ が完成いたし ま し た。
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講師の御紹介
キム ホンギ
金 鴻基 先生
(Kim, Hong Ki DDS,Ph.D)
(公)大韓歯科移植(インプラント)学会評議会議長(創立元老)
韓国・国際口腔インプラント学士会会長
ソウル漢陽大学校医科大学、臨床教授
ソウル大学校歯科大学、インプラント研修講師
「インプラントと骨造成」
韓国での歯科医学発展は、私の最初の歯科インプラント症例成功以来、徐々に発
展し始めた。それは西暦1960年代のことである。歯科インプラントを大別する
と、骨膜下インプラント(Subperiosteal Implant), 骨貫通インプラント(Transos
teal Implant F.M.I), 骨内インプラント(Endoosteal Implant)となる。骨膜下イ
ンプラント、骨貫通インプラントは切開範囲が広いので外科的インプラントと考え
られ、残存歯槽骨又は骨体に植立出来る骨内インプラントは、失った歯牙位置に植
立出来る術式が、骨内インプラントである。開業医のインプラント臨床は、骨内イ
ンプラントが中心であり、手術術式は簡単であるが、インプラント支持骨が如何で
あるかにより、骨造成が必要となる。
世界的に数多い形態、素材、表面処理の骨内インプラントが存在するが、今日の
インプラントはTitaniumが主であるが、チタン素材はBioinert Materialである由、
インプラントが骨に付着してくれない、骨がインプラントに付着してくれるのであ
る。インプラント支持骨が重要となり、このため、骨造成の重要事を考えなければ
ならない。
移植材(Bone Substitute)は、Autogeneous, Allogenic, Xenogenic, Alloplast
等を使用するが、Biologyを考えて使用することである。Alloplast合成骨は、Osteo
conduction能力を考え、骨形成ができるScaffold能力を持つ移植材を選択する。手
技によって患者には最小限のRiskであるので、選好度が高い。適応症例としては、
抜歯即時インプラント植立、または早期インプラント植立に有効性があるので、推
薦できる手技であるが、BoneWall Defectの数を考えるべきである。β−TCPを先頭
に各種移植材の比較、検討、評価が必要であると考えるべきである。今日の歯科イ
ンプラントは、噛める(Bite)楽しみを患者に提供するインプラントであるが、まだ
まだインプラント歯科医学の発展の為、歯科医または企業の研究心が必要である。
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座長の御紹介
玉置 敏夫 先生
社団法人 日本口腔インプラント学会 指導医、認定医
社団法人 日本補綴歯科学会 指導医、認定医
日本歯科審美学会評議員
大阪歯科大学名誉客員教授
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講師の御紹介
コウ ヘイチン
黄 炳珍 先生
(Bingzhen Huang)
1982-1988
北京医科大学医学部(現北京大学医学部医学科)卒
その後 7 年間中国の国立大学病院で外科医師及び大学外科講師
1995-1999
岡山大学大学院歯学研究科
BMP による骨再生に関する研究に従事
歯学博士(Ph.D.)取得
UT-Houston (Houston, Texas, USA) 研究員
2005.4-2006.7
Baylor College of Dentistry (Dallas, Texas, USA) 研究員
2006.8-2007.7
硬組織基質蛋白の基礎研究に従事
大連医科大学客員教授
2004-2007
2000-現在に至る ハルピン医科大学客員教授
『ピエゾサージェリーとCGF』
最近の歯科診療は材料・設備・技術の革新により飛躍的に進歩している。
その中でもピエゾ技術は歯科の治療、特にインプラント治療分野で新しい波を引き起こしている。
この講演ではピエゾエレクトリックデバイスの基礎及び臨床応用―特に上顎洞征服に関連する内容
を中心にピエゾの応用法を紹介する。
そして最近再生医療分野で新しく話題を呼んでいるCGFの基礎・臨床を通じ、最小侵襲(MI:minimal
invasive)理念の元で複雑な手術を簡単且つ安全に行える新しいトレンドを紹介する。
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座長の御紹介
岸 克好 先生
日本口腔インプラント学会指導医・認定医
インプラント専門医(13号)
日本歯周病学会会員
日本補綴学会会員
日本口腔科学会会員
日本全身咬合学会会員
日本東洋医学会会員九州支部常任理事
山口大学医学部研究員
福岡県福岡市 岸歯科医院院長
先生の御紹介
小田部 岳雄 先生
日本歯科大学新潟歯学部卒業(平成5年)
おたべ歯科クリニック 院長
東日本総合歯科臨床研修会会員
日本口腔インプラントアカデミー会員
日本顎咬合学会認定医
日本口腔インプラント学会会員
ADIA(American Dental Implant Association)会員
『α-TCP+PRPを使用した症例について』
GBRをする際、ほとんどの症例においてPRP療法を行っている。
骨補填材は最近においてα-TCPを使用した症例が増えており、親水性が高くPRPとの
馴染みが良く術中の操作性が向上し予後も良好である。
平沼 邦康 先生
日本大学歯学部卒業
医療法人 白楽会 Leaf Dental Clinic 理事長
志田 健太郎 先生
神奈川歯科大学歯学部卒業
医療法人社団 Belle Dent 志田歯科インプラント診療部
『骨再生療法におけるα-TCPの臨床的有用性について』
今回の演者らはα-TCPを用いてGBRおよびソケットプリザベーションを経験し、その
臨床経過と考察をここに報告する。
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先生の御紹介
五條 和郎 先生
1997年 東京歯科大学歯学部卒業
2000年 東京歯科大学大学院卒業
2006年 五條歯科医院開業
『下顎大臼歯部骨欠損にα-TCPを使用した一症例』
亀井 英志 先生
1976年 東京歯科大学卒業
東京都立大塚病院・歯科口腔外科
東京都立駒込病院・口腔外科
東京都立墨東病院・歯科口腔外科
1984年 長栄歯科クリニック開設
1988年 草加口腔インプラントセンター開設(クリニカルインプラントセンター)
国際口腔インプラント学会認定医・指導医・DGZI認定医
日本口腔インプラント学会
日本口腔外科学会
歯科医師臨床研修医指導医
日本心身歯科医学会・日本ホリスティック医学協会
マイティスアローインプラント公認インストラクター 他
『自家骨を使用しないサイナスリフト』
上顎洞までの骨の深さが強度に吸収した症例(サイナスリフト)に対して、骨補填材
(α-TCP)単独使用にて十分な骨造成が得られたので、その症例を供覧したい。
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