3年間ほどドラッグストアの営業を担 [PDF]

このシリーズは、毎号様々な分野で活躍する卒業生を訪ね、仕事に何を求め、仕事を通して何を考えてきたかを取材しています。
ました。以来、
マーケティング部門に在籍
で、
男性化粧品
「ウーノ」
チームへ配属され
年間ほどドラッグストアの営業を担
当 し、社 内 公 募 制 度
「 ジョブ チ ャレン ジ 」
ていった経験が原体験になっているのか
仲間と一緒に、
ひとつの音楽をつくり上げ
す。
これは、
大学時代に軽音楽サークルの
分の 提 案 を 伝 え るよ う に 心 が け ていま
それに 加 えて、熱 意 を 持って 粘 り 強 く 自
年になります。
現在は、
医薬品IH
もしれません。
して
ADA
〈イハダ〉
のプロモーションを担当
か を 企 画 し、そ れ を 形 に していく ことが
め られる 厳 し さ が あ り ま す。ゼロか ら 何
見 える 仕 事 も、常 に 新 たなアイデアが 求
なったのです。しかし、外からは華やかに
して、憧 れの部 署で 仕 事 ができるよ う に
念願の仕事だったため、
うまくマッチング
を求めていました。
商品開発は私にとって
〈 イハダ 〉は、ブラ ンド と し
IHADA
てはま だ 完 成 形ではあ り ません。売 上 規
きるところが魅力です。
知 り たいと 欲 す れ ば、いく らで も 吸 収で
力 を 身 につけ ら れること、そ して 自 分 が
業 全 体 を客 観 的に把 握し、問 題 解 決の能
業の進み 方 にスピード 感 も あ り ま す。事
動 き をよく 見 通 すことができ ま す し、事
べて組織が小規模なので、
働いている人の
思っています。
説得性を高めることができ
マーケティング担当者の大切な仕事だと
私 は、他 部 門の人 たちに 納 得 して気 持
ち良く動いてもらえるようにすることが
ので、
経営の疑似体験ができる仕事です。
すが、
会社の事業計画を提案するようなも
のと似ている」
というのは先輩社員の弁で
とができます。「銀行に融資をお願いする
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しています。
どれほど大変かを実感しました。
模 が 十 分では ないので、広 告 投 資 が 難 し
れば、
みんながより団結できるはずです。
内山さんは、
秋採用で資生堂に入社を決めた。
多くの友人が春採用で就職先を決め
る中、
IT関連の企業など数社から内定を得ながら
「夏までは悶々としていた」
そう。
そ
の理由は
「メーカーに就職したいという思いが、
日に日に強くなった」
ためで、
「もう1
度チャレンジしてみよう」
と気持ちを切り換えて秋採用に応募する。
辛い時は、
友人た
ちと話をすることが心の支えとなり、
自分がやりたいことを見出していくヒントにも
なったという。
「ひとりで悩んでいても、
自分の語彙の中でしか考えが浮かばない。
い
ろいろな人と話をして、
視野を広げれば、
また新たな考えも浮かぶと思います。
就活は
とても苦しい時期ですが、
『自分は何をやりたいのか』
を突き詰めていけば、
きっと道
は開けると思います。
頑張ってください!」
と、
在学生へのメッセージをくれた。
医薬品ブランドなので、
現在の担当は、
化粧品とはまた違う難しさもあります
モノづくりはひとりでは何もできませ
ん。研 究、宣 伝 制 作、物 流、営 業 な ど、多 く
い側 面 も あ り ま す。プロモーション 担 当
これか ら も、現 在の環 境で 勉 強 を 続 け な
が、仕事はどんどん楽しくなっています。
の関連部門に力を貸してもらう必要があ
は、
プロモーション企画を経営トップに提
がら、
経営的な知識や経験を身につけ、
消
「ウーノ」
チームは、
若い男性をターゲッ
トにした商品開発のプロジェクトである
ります。
立場が異なる社員に、
利 害関 係を
案して予算を確保することも重要な仕事
費財のマーケティングのブランド担当者
社 内では、医 薬 品 事 業は化 粧 品 事 業に比
超えたところで協力してもらうためには
で、承 認 を 得て初めて関 連 部 門 と 商 品 プ
として一流になることを目指しています。
ため、化 粧 品に興 味 がある 若い男 性 社 員
やはり 説 得 力 が必 要 不 可 欠です が、損 得
ロモーションの方法などを詰めていくこ
株式会社資生堂 ヘルスケア事業部 マーケティング1グループ
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を 並べ立てる だ け では 説 得 で き ま せん。
内山 正信さん【2006年 経済学部卒業】
経営的な視点から周囲を説得し、
団結力で価値ある新商品を
生み出す。
級友の方々にとっては良き近況報告、学生の皆さんには将来のキャリア・プランと学生生活の現実を考える機会になれば幸いです。