猪野氏は、 平成4年8月に吉田町長 に就任し、 平成17年4月の市町村合併 に至るまでの間、 吉田町の発展に尽力 されました。 殊に、 龍勢会館や龍勢茶屋 の建設、 タイ王国ヤソトン市との姉妹 都市提携など 「龍勢によるまちづくり」 に奔走されるとともに、 高齢者福祉の 充実や合角ダム周辺整備にも力を注 がれました。 また、 秩父地域合併協議会 会長、 秩父合併協議会会長を歴任され、 新市誕生後には、 新市長就任までの1 か月間、 市長職務執行者として、 新市の 円滑なスタートに尽力されました。 歳︶ 62 山口氏は、平成14年7月に大滝村 長に就任し、 産業、 教育、 福祉、 環境行 政等の向上のため、崇高な理念と卓 越した見識により「健やかで元気な 生活の向上」を政策の基本理念とさ れ、小中学生の医療費一部無料化や 各地区に健康元気プラザの建設を行 うなど大滝村の発展に尽力されまし た。平成17年4月の市町村合併によ る新市誕生後には収入役に就任し、 健全な財政の構築とともに、資金 管理・資金運用の基礎を築かれま した。 このたび、旧町長、旧村長の4名が新たに秩父市名誉市 民に推挙され、昨年 月 日の市議会において可決されま した。それぞれの方は、旧町村の発展のため、生活基盤の 整備など住民生活の向上に多大な貢献をされるとともに、 市町村合併に多大な尽力をされました。名誉市民としてそ の数々の功績が永く顕彰されることになります。 旧大滝村長 氏︵ 氏︵ 歳︶ 宮﨑氏は、 平成13年2月に荒川村長 に就任し、 平成17年4月の市町村合併 に至るまでの間、 公民館、 図書館等教育 施設の整備充実を図るとともに、 そば まつり等地域の特性を活かしたイベ ントの開催や高齢者の健康づくりに 重点を置いた施策を進められるなど 産業、 教育、 福祉、 環境行政等の向上の ため、 崇高な理念と卓越した見識によ り、 多くの施策を執行し、 荒川村の発展 に尽力されました。 また、 新市誕生後に は選挙管理委員会委員長に就任し、 厳 正な選挙の執行に貢献されました。 山口 民弥 旧荒川村長 宮﨑 哲夫 71 落合氏は、昭和55年8月に吉田町 長に就任し、以来2期8年にわたり 産業、教育、福祉、環境行政等の向 上のため、崇高な理念と卓越した見 識により吉田町の発展に尽力されま した。この間、 「緑に囲まれた近代 的な町づくり」を政策の基本理念と され、農村改善センターや各地区の 農村集落センターの建設など農村生 活の環境整備を行うとともに、石間 小学校・太田部小学校の改築を行う など教育施設の整備充実にも貢献さ れました。 秩父市名誉市民に 氏︵ 歳︶ 氏︵ 歳︶ 84 落合幾三 氏、猪野正一 氏、 山口民弥 氏、宮﨑哲夫 氏 旧吉田町長 落合 幾三 旧吉田町長 猪野 正一 81 11 30 2013年2月号 4
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