2008（平成20）年 4月15日　第419 号（財）東京都予防医学協会（財）予防医学事業中央会東京都支部発行人北川照男・編集人山内邦昭予防医学技術の向上をめざしてこの４月から生活習慣病予防に重点をおいた特定健診・特定保健指導が始まった。これを目前に控えた２月日、３月１日の２日間、第回予防医学技術研究会議が静岡市で開催され、「ＣＫＤ（慢性腎臓病）対策の現状と展望」と題した特別講演、「特とが重要であると述べ、学会保健指導が始まるが、ＣＫＤ交換が行われた。この他、研究会議では、活習慣の是正は重要だと強調健康診断、検査技術、内臓脂が発行した『ＣＫＤ診療ガイの予防や治療の観点からも生ド』の概要を紹介した。肪症候群、代謝異常検査、生一方、シンポジウム「特定理機能検査、小児保健、健診さらに菱田教授は、メタした。ボリックシンドローム（メタ所属、役職など）を送付名簿として保持しております。定保健指導」と題したシンポジウムなど生活習慣病対策と関連のあるテーマが取り上げられた。予防医学に関する検査・健診技術の水準の向上、研究成果の発表と検ボ）の危険因子が増加すると保健指導」（座長　奥柿智子技術、超音波検査、がん検診ＣＫＤの頻度も増加する、肥静岡県予防医学協会健康相談といった９部門、題の研究討などを目的に開かれた研究会議には、予防医学事業中央会傘下の全国都府県支部の健診・検査担当者や関係者ら約１５０人が参加した。係長）では、埼玉県モデル事発表やミニシンポジウム「学業の中間報告（埼玉県健康づ校心臓検診」が行われた。まくり事業団）、特定保健指導た、第回予防医学事業中央から新しい健診制度が準備や体制づくりを行ってきスタートした。歳かた。その一環として、今年度扶養者に対する、メタ項目に、「ＣＴによる内臓脂ボリックシンドローム肪測定」を追加した。この検（内臓脂肪症候群・メ査は、腹部の断面図をＣＴでタボ）に着目した生活撮影して、内臓脂肪と皮下脂習慣病予防のための健肪の量、割合を視覚的に確認康診査（特定健診）おするというものである（写また、本紙では、今月号よび保健指導（特定保真）。健指導）である。メタボの早期発見から「健康増進・健康づくりを目的とする特定健診を支援するページ　保健指導には、腹囲やＬＤＬコシリーズ」を開始。医師、保ている皆様について、送付に必要な情報（名前、住所、の成果と課題（静岡県予防医会技術賞（児玉賞）の授賞式学協会）、小集団を対象にしも行われ、本会の「海外長期たメタボ改善セミナーの中間滞在者の帰国時健診における報告（広島県環境保健協会）、寄生虫検査成績について（第ＣＫＤは、蛋白尿陽性なチェックすること、血清クレ満者は透析が必要になる確率個別支援とグループ支援にお５報）」、新潟県保健衛生セン「ＣＫＤ（慢性腎臓病）対策」「特定保健指導」で講演やシンポ日本腎臓学会理事長の菱 min 本会でも、新しい健診制われることになった。に応じた支援が行れ、リスクの程度保健指導が実施さ健師らによる特定人に対しては、保の予備群とされたに適切な治療に結びつけるこ策に着目した特定健診・特定あり方をめぐり、活発な意見の合同で開催された。３カ月以上続いた管疾患の発症を抑制するためな関連を指摘。生活習慣病対れ、より効果的な健康支援のて開かれていた医師協議会と満）のいずれかがれたら、腎機能の悪化や心血ら、生活習慣とＣＫＤの密接川県予防医学協会）が報告さ特別講演と懇親会は、並行し球体濾過量が調した。腎機能が悪化するといったコーと血液脈波を導入した個検討」の２題が表彰された。 60 ml その上で、ＣＫＤが発見さ国内外の研究報告を示しなが別健康支援の指導効果（神奈なお、今回の研究会議の 2 1.73m未見か、腎機能低下（糸を知ることが欠かせないと強させる、喫煙本数が多いほど川県予防医学協会）、頚部エ伴う子宮頚がん検診の成績の田明浜松医科大学教授（写どの腎疾患の存在を示す所アチニン値を測定して腎機能が高い、減量は尿蛋白を減少ける保健指導の比較検討（石ターの「細胞採取法の変更に真）による特別講演「ＣＫＤ（慢性腎臓病）対策の現状と展望」（座長　場合に診断される。今、ＣＫＤが問題となってこうした状況に歯止めを内臓脂肪石黒滿静岡県予脂肪型肥満とされる）。防医学協会専務理事、北川照男本会理事長）では、腎臓のいる理由について菱田教授構造と役割、蛋白尿出現の意は、①末期腎不全患者数が増味と検尿の重要性、ＣＫＤ診加しており、ＣＫＤはその強療における蛋白尿と腎機能のい危険因子である②ＣＫＤ肪は173.6cm2、「隠れ肥満」だとわかった（内臓脂肪100cm2 以上で内臓事務局東京都新宿区市谷砂土原町 1 の 2 （財）東京都予防医学協会会では、現在「よぼう医学」を送付させていただい 53 ら歳の被保険者・被から人間ドックのオプション 40 レステロールの測定が健師、管理栄養士、健康運動広報室（電話 03-3269-1131）までご連絡ください。 74 加わった。また、健診指導士がそれぞれのコラムを付名簿から削除を希望される場合には、お手数ですが、定保健指導の結果で、メタボやそ担当する。続して送らせていただきたいと考えております。送評価、ＣＫＤの予防・治療、は心血管疾患の危険因子であ正常範囲内だが、内臓脂 6月 4日　岡　惺治 11日　三輪　一 18日　岡　惺治 25日　三輪　一理のもとに運用しております。そのうえで今後も継生活習慣との関連などについる③腎疾患は治療が可能であ 40代男性。BMIは24と 5月 7日　岡　惺治（健康管理コンサルタント） 14日　三輪　一（東京都予防医学協会総合健診部長） 21日　岡　惺治 28日　第219回ヘルスケア研修会につき休みては、本会の個人情報保護方針に基づき、厳重な管生活習慣の変化などによおり、死亡原因に占める生活いる。定」の測定結果。 ◆◆◆ コンサルテーションのごあんない ◆◆◆ これらの個人情報の収集、保存、利用につきまして最新の知見を基に解説が行る ― の３点を挙げた。そし「CTによる内臓脂肪測健康管理コンサルタントセンター医学」をご愛読くださりありがとうございます。本 30 37 い特よ定いよ健ス診タ・ー特ト〈4 面〉●質の高い学校検診に向けて ●新刊紹介／『100歳まで元気人生！“病気予防”百科』 ●平成19年度理事会・評議員会を開く― 本会 ●東京都予防医学協会年報2008年版ができました電話　東京（03）-3269-1141 日ごろより、東京都予防医学協会の機関紙「よぼう 42 〈2 〜 3 面（見開き）〉 ●新連載　科学的根拠に基づいた日本人に推奨できるがん予防法　第 1 回 ●連載　子宮がん検診をめぐって　第12回 ●新連載　健康づくり・健康増進を支援するページ保健指導シリーズ：医師のコラム・保健師のコラム・　管理栄養士のコラム・健康運動指導士のコラムには、検診で蛋白尿の有無を有病者や予備群が増加しても、全体の３分の１に達してかけるねらいで、この４月度の開始に備えてさまざまな〈1 面〉●新たなる予防医学技術の向上をめざして第42回予防医学技術研究会議 ●いよいよスタート　特定健診・特定保健指導お問い合わせ・ご相談は（予約制）個人情報の取扱いについて 29 われ、ＣＫＤ対策の現状や課て、ＣＫＤを早期に発見するり、わが国では生活習慣病の習慣病（がんを除く）の割合題が紹介された。今月の主な紙面第42回予防医学技術研究会議新たなる E890053(01) 発行所　〒 162-8402 東京都新宿区市谷砂土原町 1の2 保健会館電話 03（3269）1131 http://www.yobouigaku-tokyo.or.jp 毎月15日発行　年間購読料 300円(1部30円) 日本人の死因の第１位であるがんを減らそうと、国をあげた取り組みが進んでいる。また、ちまたにはさまざまな「がん予防法」があふれている。このシリーズでは、日本人にとって真に効果の期待できるがん予防法とは何か。がんになる確率を低くするための、科学的根拠に基づいたがん予防法について、この分野の第一人者である国立がんセンターがん予防・検診研究センター予防研究部の津金昌一郎部長に連載いただく。日本人の３人に１人は、リスクの高い、中高年の人口がんによって亡くなる時代でが増えた。こうして少子高齢ある。特に、歳代から歳化社会が進むにつれ、人口当代までの働き盛りの世代の場たりのがん死亡率（粗死亡率）しかしながら、年齢によ（図１左）。合、半数近くががん死亡だ。は、一貫して上昇傾向にある ◇ しかしながら、これは日本人が、がんになりやすくなっる人口構成の影響を取り除いたからではない。戦前、わがた年齢調整死亡率では、男性 ◇ え家系にがんその長寿国での、２００１の人がいなく年の年齢階級別がん罹患率のても、誰にで推計値に基づいて、各年齢にも起こり得る平成（２００７）年度健康づくり・健康増進を支援するページ保健指導シリーズのコラム師「指導」は医「相談」でありたい振り返ってみると、検診の診断ではなく、「問題点す。アドバイザー岡惺治（健康管理コンサルタント）しかしなければ無意味ですか実生活の中ら、そのための健康教で、保健対育が健診には不可欠で保健指導と言われて策の問題点す。としては、次のようないることも、その手段ことが重要の１つです。ただ指導の語感のために、とかだと思いまというお役所的な用語診、受療上の疑問になりがちです。健診での保健指導の重要性は、以前から指摘さなお世話かもしれません。そこで大切なのは、相手せいぜい行われてきたのの反応や問題意識を知るこ ③慢性病の管理や受れ続けていました。そこでみ、自覚症状 ②健康上の不安や悩という意味です。そのため方や仕事の仕方と健診に関わりはじめてかの有無を調べて判断する」 ①不合理、不都合な暮らしく一方的な説明や指示ら数年になります。検診と健診とは、どう違うのでしょう？　検診は、むかしは結核検診、今はがん検診に代表される「疾病診断（または健康診査）のの手段の１つとして、いろ健診での課題であるはずで明しても、相手が自分の問り保健指導の指導とは、本でも、いくら一方的に説話が必要になります。つまこれらの反省、は、検査結果の説明です。とで、それには少しでも対利用者（受題として考え、納得してく来は相談であるべきです。略称で、総合的な「保健対いろの検査が行われます。す。ただそれは、検討、解決なども、その他の生活習慣及び生活とかく相談というと、相して、〝喫煙、食生活、運動自覚できないことの手がか診者）自身に考えてもらわれなければ、かえって余計手から仕掛けるＱ＆Ａの形を考えてしまいます。しかし本来健康相談とは、健康私たちは「指導」の語感を意味しているはずです。のための話し合いそのもの地域の保健所の保を心がけたいものだと考えに惑わされずに、「相談」コンサルタント）（本会学術顧問・健康管理ています。管理室の保健師なンドローム）元年。（メタボリックシところでメタボしています。増進のお手伝いをどが皆さんの健康健師、職場の健康健康診断の診断とは病気りを知るためです。ムラコの師健いろいろな動きがはどんなイメージを思い浮ないその裏側を１年かけて「保健師」と聞いて皆さんの仕事とあまり知られてい保リーズでは、科学的根拠にかべますか？　３歳児健診紹介していきます。連載をた機会で、皆さんにちなみに、相談以外にか？　実はよく受ける質問お会いすることも増はどんなことをしているのえると思います。また、この他の仕です。保健師の仕事は相談事には、受診者やそだけでなく、相談のためので、主に職域で働く人の健の家族、健康管理室の保健準備や相談実施後のまとめ師や衛生管理者などからのもあります。意外とこう年間、保健師の仕事を紹介健診を毎年受けているし、相談の中でうれしかっ特定保健まざまで、健診結果も受けていただける支援をめざした特定健診診を受ける状況は本当にさ「相談して良かった」と思っゲットとし見もない方…。受診者の健「健診を受けて良かった」タボをターが初めてついた方、何の所伝えしていきます。導です。メ方、初めて受ける方、所見たことや反省したことをお後の保健指中心は健診どがあります。健康支援のよる問い合わせへの対応なします。そんなことで、１職域での健診結果に関する、電話にいった作業が多くあったり本会の保健師は、健診機康支援を行っています。飲料の士のコラム養栄理糖分と表示指導が４月た方の数だけあり、いろいて、日々奮闘している私たから始まりろな質問が寄せられます。ちを知ってもらい、何でもましたが、私たちは、そうした質問に相談していただければとこの保健指お答えしながら、ただ聞く思っています。導を担当すだけではなく、聴くことの～ｇくらいです（イラスくら含まれていても「無」ト）。水分補給はカロリーの表示ができるのです。や糖分のないお水やお茶を ②ノンカロリー＝ノンシュおすすめします。では「無ガー？糖」や「ノンカロリー」「ノンカロリー」との表の表示があるものはという示は、食品１００ｇ（飲と、これらは一定の基準を料１００）あたりのカロ５００のペットボトル１満であること。たとえば満たすことで表示されていリーが５キロカロリー未 ①無糖＝糖量０ｇ？今回のテーマは、飲料の「無糖」「ノンシュガー」本でキロカロリーくらい甘味飲料にはカが… ロリーや糖分が多いものもあります。たリーに換算すると砂糖１ｇは４キロカロリー。仮に砂糖が６ｇ入っていても「ノンカロリー」表示は可能なのです。３５０に含まれている糖ｇ（飲料１００）あたり ★栄養成分表示を参考にとえば炭酸飲料１缶表示できます。砂糖のカロを主にお伝えします。また糖分や表示についてです。などは、糖類が食品１００までは「ノンカロリー」と違いや見落としがちなことラムは、食生活に関する勘でお楽しみください。今年度の管理栄養士のコに解答と解説を載せますのます。管です。今後はそうし談を実施しています。ある中で、このコ関に所属する保健師の立場るのが保健師や管理栄養士大切さを日々感じながら相基づいて、がんになる確率ラムでは、保健師を低くすることが期待されや家庭訪問、集団健康教通じて、保健師を身近な存く分けて３つあります。さて、運動には大きかしましょう。ら積極的にからだを動われています。ですかが減らしやすいとも言内臓脂肪はつきやすいりしないでください。群ですね。でもがっかで、ずばりメタボ予備を超えていますのの基準値（男性）のまざまな形で、お住まいのらと思います。室、健診後保健指導などさ在として知っていただけたる予防法について、整理し現状である。そこで、本シ情報は混沌としているのが係など、がん予防に関わる慣・生活環境とがんとの関そうはいっても、生活習求められている。意を払うよう努めることがち、がんの予防に必要な注どに関する正しい知識を持習慣が健康に及ぼす影響な国民の責務としても、生活がうたわれている。そして、る〟とするがん予防の推進のために必要な施策を講ずその他のがんの予防の推進関する啓発及び知識の普及策」と言えます。対する健診の方は、健康対策」です。ます。「保健指導」をテーマに、現場の到達するまでの累積がん罹患身近なこととリスク（がん以外では死ないう認識がないという仮定の下で、あ必要である。る年齢までにがんに罹患す加齢と切り離るおおよその確率）を図２せないがんにに示す。ある人ががんになるは、生活習慣度だが、そのきい。がんに ◇ 声をお届けします。確率は、歳までには１％程病の側面が大いという術は後加齢と共に絶対にならな高くなり、歳までは７％ない。しかし程度である。ながら、誰もそれ以降は男が遭遇するか性で女性よりもしれない病も高くなり、気を、生活習歳までに男慣の改善で少性％、女性しでも遠ざける方法があると動指導士による４つのコラムをスタートし環境が健康に及ぼす影響に行された。その基本的施策と％、歳ましたら、それを実行することに「がん対策基本法」が施％、女でには男性の見返りは大きい。性％が何国の主要な死因は、結核や肺では横ばい傾向から減少へ、らかのがんに罹炎などの感染症であった。また、女性では、戦後一貫しるという計算に１９５４年に、脳血管疾患がて減少傾向にある（図１右）。なる。そして、結核に代わり、死因の第１位２００２年の先進７カ国の年生涯のうちには今月号から健診・保健指導に携わってい 27.1 27.3 30 てお示しする。（つづく）のコラム士導指動運康健 ①ウォーキング・自転車などの有酸素運動 ②腹筋運動・腕立て伏運動のコラムでは、Ｑ＆せなどの筋肉運動Ａで日頃の素朴な疑問を解 ③ストレッチなどの柔軟運決し、運動をより身近に感動じてもらえるような話題を　このうち内臓脂肪を減らすのに効果的な運動は、脂今回のテーマは、メタボ質が主なエネルギー源とし取り上げていきます。動」です。リックシンドローム（メタて使われる①の「有酸素運加藤京子となった。ところが、戦後、齢調整がん死亡率を比較する男性の２人に１感染症や脳卒中による死亡率と、日本が他を引き離して最人、女性の３人が急激に下がり、がんが取りも低率であった。そのうえ心に１人は何らか残された。そして、１９８１血管疾患による死亡率も最低のがんになるとしたがって、年から現在まで、がんが最大であった。日本はがんや心臓推計される。病で亡くなる人が少なく、寿また、平均寿命の延びと命を全うする人が多い長寿国がんになるといの死因となっている。うことは、たと意気込みにもかかわらず有効子宮頸がんの防止ばかりでなな製品を得ることができなっくコンジローマ、さらに外陰たが、今世紀に入り感染を防部の前がん状態にも有効とし止できるワクチンの製造に成ている。サーバリックスはグ功した。ＨＰＶワクチンは、ラクソ・スミスクライン社で（Ｖ使用で、ＨＰＶや型にも virus like particle ＨＰＶの一部の成分を使用し開発した免疫増強剤ＡＳのたＬＰ）を抗原として作成され有効性を認めると報告されてガーダシルとサーバリッた。このワクチンは、ＨＰＶいる。の中和抗体を誘導し、ＨＰＶの型（サブタイプ）に特異的クスは、多くの国で承認されているが、わが国でも、臨床現在、ＨＰＶ感染防止に試験を実施中であり、近い将といわれている。ワクチンの投与は、ＨＰ来承認されると思われる。Ｖに暴露していない若年（ＦＤＡ＝米食品医薬品局＝は～歳を推奨）に、初回、２カ月後、６カ月後と３回行う。ワクチンの有効性は確実が、およそ％は自然に消失有効性が証明されているＨＰであるが、実際に使用するにする。さらに、子宮頸がんはＶワクチンは２種類ある。メ当たっては問題がある。ワク＊　＊ボ）と運動です。･毎回クイズを掲載し、次号 ★水分補給のつもり運動強度は自身の感覚で減ると言わ時間はなるべく分以上をカ月１減をＱ　まとまった運動時間がめざして、無取れない時はどうしたらい理せずチャレいですか？活動的に過ごしましょう。ンジしてみまＡ　その場合は日常生活をしょう。約７０００キ広めにしたりスピードを上ロカロリーげたりしましょう。また上に相当しまり２階分下り３階分程度はす。これを１階段を利用するなどもいいカ月で減らすですね。週末などまとまった時間ロカロリーをし、５カ月でマイナス５り約２３０キが取れる時は積極的に運動には１日あた 20 出生率の低下に伴い、がんのであるというのが実態だ。ＨＰＶ感染者への説明非常にありふれたウイルスにルク社のガーダシルとグラチンはＨＰＶと型に起因Ｑ去年入ったズボンがはけなくな保健指導ってどんなこと？運動・食事で目標にがんばりましょう！石元三千代よる非常にまれな合併症でクソ・スミスクライン社のする子宮頸がんは防止できてる医師、保健師、管理栄養士、健康運 ml ml このコラムで取り上げる予定の内容で脂肪が１軽く息が弾むくらい、運動 cm れるので、１心がけましょう（表）。 kg 脂肪１は通勤時の徒歩などで歩幅を参考　厚生労働省「健康づくりのための運動指針2006」ヒトパピローマウイルスす」とすべきである。まれなサーバリックスである。前者も、その他の型が原因であれ 39 （ＨＰＶ）感染が子宮頸がん合併症であることは事実であは、ＨＰＶ型と型の２価ば無効である。全子宮頸が 35 本会・健康増進部り、家族に「メタボじゃない？」と 31 んに占めるＨＰＶ、型の 26 の原因であるが、感染したするが、感染が証明されれば管ワクチンで、ＨＰＶ型と 330 22 べてが子宮頸がんになるわけ理の必要性については言及し型に暴露されていない女性で割合は、わが国で約％、欧 294 ml 言われました。お 258 本会・健康増進部さて、ここで今月の○× これらはいしみに）はＯＫです。（解答・解説は次号をお楽ど）の使用期限である。○か×か。リトールなＱ：鶏卵の期限表示は消費ル、エリスす。ソルビトー限表示」にちなんだ質問でシリトール、クイズ。次号のテーマ「期コール（キ外の糖アル＊　＊基準の対象いよう気をつけましょう。といえども物を摂ることが習慣化しななど。「無糖」また「無」であっても甘いウ糖、果糖示を参考に選びましょう。砂糖、ブドかパッケージの栄養成分表う糖類とは量やカロリーが低いかどうしここでい示に惑わされず、実際の糖することができます。しかり過ぎていませんか？　表分は～ｇくらいです。０・５ｇ未満であれば表示「無」だからと安心して摂また缶コーヒー（小）は 12 へそ周りを測ってみるとＱ　内臓脂肪を減らすため 222 １００％感染を防止できた。米でも％といわれているの 183 ワクチンの有効性の持続期間で、２～４割はワクチンの恩 261 ジョギング（7～7分30秒／1km）でなく、またＨＰＶ感染が性なければならない。 141 231 以上のようなことから私たちが学んだこと、反省したこと感じたことを取り上げます。保健師の仕事Ａ　おへそ周りのマイナスコントロールし、減らす必 126 201 45 ありました。どうすれの目安はありますか？ 111 174 24 保健指導をするための準備とは 30 ば減らせますか？ 165 について、ワクチンの臨床試恵を享受できない。したがっ 147 験が開始されてから５年しかて、ワクチンを接種したとし 129 ml 瀬戸口恵子Ａメタボリックシンド５を目標に取り組んでみ要があります。 111 ローム（内臓脂肪症候群）ませんか？　マイナス１ 93 経過していないのでどれだけても子宮頸がん死を限りなく頸がんの教育が十分でない現場で、「子ゴルフ（カート無）電話相談の内容から健診機関の本会・健康増進部 kg kg 宮頸がんの予防ですよ」で投与すること 117 36 85 cm 96 144 階段昇降（上り3分、下り2分）を理解されるのか疑問である。さらに、コストについても、 105 行為感染症なので、感染を認女性国立がんセンターがん対策情報センターがん情報サービス 11 アメリカでは１クー 93 40 18 岡惺治 37.1 男性資料　人口動態統計資料　人口動態統計 2000（年） 1990 1980 1970 1960 2000（年） 1990 1980 1970 45 60 ル３６０ドル（約 78 100 ４万円）必要であり、 66 100 18 16 費用負担も考えなけゴルフ（カート有）・掃除機がけ 75 ればならない。　96 13 50 17.4 18.4 20 13.3 11.7 10.0 10 各年齢までの累積がん罹患リスク（％）図2 150 女 150 31 16 （つづく） 84 ＨＰＶワクチン「地域がん登録研究班全国推計値 2001年」（国立がんセンターがん対策情報センター）の年齢階級別がん罹患率に基づく推計 75 250 200 女 200 男 250 男 4. 2005年　メルク社がガーダシル ® 有効性を示唆 cm 78 エアロビクス早歩き・水中運動・サイクリング 11 3. 2004年　金沢大学　経口ワクチンの特許申請と型の４価ワクチンで、相当する若年であり、子宮 2. 2003年　グラクソ・スミスクライン社サーバリックス® の有効性示唆 90kg 80kg 70kg 18 1. 1999年　WHO HPVワクチンの実用化をコメント保健指導事例の紹介 cm 16 HPV ワクチン作成メタボと運動 63 めた場合には誤解のない説明 5. 治療法治療法はない 7.1 7.4 4.2 5.4 60kg の実施が肝要である。説明 4. 感染経路 HPVウイルスは自然に排泄されることが多い ∼40歳 ∼45歳 ∼50歳 ∼55歳 ∼60歳 ∼65歳 ∼70歳 ∼75歳 ∼80歳 ∼85歳 54 は、「ＨＰＶ検査陽性とは、（いつどこで感染したか不明であることが多い） 3.6 0.8 1.3 1.3 2.2 2.2 50kg 18 18 16 16 ＨＰＶワクチンの開発は、持続するかは不明であるが、減少させるためには、検診受 3. 感染対象梅毒や淋病と異なり、特定の個人からの感染でない 0 歩行・エアロバイク50Ｗ現在のパートナーが他の人と（コンジローマやパピローマ）体重体重体重体重体重内　容その 3 性交渉を持ったことを意味せＨＰＶ感染が子宮頸がんの原少なくとも５年は確実に防止診は必要である。ワクチンの 2. 感染経路接触感染で、性行為でも感染する 40 60 300 300 国立がんセンターがん予防・検診研究センター予防研究部部長ず、特別なものではなく、ほ因と特定されたのを受け、さできる抗体価が持続してい投与年齢について、わが国で（30歳未満でウイルスの検査をするのは意義が少ない） 90 cm （単位：Kcal）＊階段昇降のみ5分間 9 とんどの女性が性交渉を持つまざま試みられてきた。ＨＰる。後者は、ＨＰＶ６、、は小学校高学年から中学校の 1. 感染年齢 30歳未満の若年に多い 19 45.6 50 1960 84 全がん年齢調整死亡率の推移（日本人口）男女（人口10万対）全がん粗死亡率の推移男女（人口10万対）がん死亡率の年次推移図1 昌一郎津金 12 74 1 ヒトパピローマウイルス 90 27 科学的根拠に基づいたようになると一度は感染するＶワクチンの開発は、初期の HPV 感染についての説明 22.2 30 分間の消費エネルギー表 8 17 がん予防法 50 長谷川壽彦本会検査研究センター長 45 日本人に推奨できる 40 40 がんの実態と動向 26 2 419 419 4 15 20 2008 419 4 15 20 2008 4 15 20 2008 3 新年度を迎え、全国の小・中・高等学校では一斉に児童生徒の健康診断が行われている。これに先立って、本会では毎年、検診を担当する小児の心臓病、腎臓・糖尿病の専門医に集まってもらい、それぞれの検診の打ち合わせ会を開いて学校検診の円滑な実施を図っている。今年は、腎臓・糖尿病検診の打ち合わせ会（写真上）を３月４日に、心臓検診の打ち合わせ会（写真下）を３月６日に開催した。打ち合わせ会には、本会の検診の指導と、検診で異常がみつかった子どもたちの診断や治療を担当してい（杏林大学医学部）、土屋正己（つちや小児科院長）、鶴見晴子（虎ノ門病院）、服部元史（東京女子医科大学教授）、幡谷浩史（清瀬小児病院医長）、北川照男（日本大学医学部名誉教授）るため、かねてより人間ドック施設や婦人科検診施設を拡張し、マンモグラフィ搭載の検診車を導入するなど、がん検診の体制整備を行ってきた。また一部の企業にご協力いただき、メタボリックシンドロームに重点をおいた健診・保健指導を試験的に実施東京都予防医学協会の平して、本年４月から始まる特浅井利夫（東京女子医科成年度第３回理事会および定健診・特定保健指導に対応 ▽心臓検診大学教授）、本間哲（同大学）、第２回評議員会が３月日、できるように準備を進めてき鮎澤衛（日本大学医学部講東京・市谷のアルカディアた。年度には、公益法人制理事会、評議員会に先立っ度の見直しも予定されてお師）、金丸浩（同大学）、石井市ヶ谷で開かれた。正浩（北里大学医学部教授）、 20 る専門医、本会の担当スタッフらあわせて約人が出席し、検診を行う上でのさまざ本会を開く 27 糖尿病検診、心臓検診それぞ見込まれている。これは、検学教授）宿谷明紀（同大学）、長）、秋元かつみ（順天堂大本会理事長は、年度は予定かに対処できるように情報の打ち合わせ会では、腎臓・年度は昨年度を上回る件数が伊藤文之（東京慈恵会医科大伊東三吾（都立広尾病院副院てあいさつを行った北川照男り、今後も社会の変化に速やまな問題を討議し、関係者間の共通理解と連携を深めた。理事会・評議員会、鈴木淳子（東でなく、年度よりも検査やらぬように細心の注意を払い実施予定件数と地区が報告さいった本会の「検診の質」が教授）、浦上達彦（同大学講学医学部教授）、佐地勉（東邦大した事業を達成できたばかり収集と分析を行い、対応を誤れについて、２００８年度の診の技術やシステム、姿勢と高橋昌里（日本大学医学部准学医学部） 19 この後、理事会は北川理れ、地区別の検診実施日程な評価された成果と考えられ師）、大友義之（順天堂大学京逓信病院部長）、関一郎（都健診の数が増え、業績が良好たい」。医学部准教授）、田中絵里子立墨東病院部長）、土井庄三であったことを報告し、関係年度の事業計画と収支予算井渉評議員を議長に選出し、、者の理解と協力に謝意を表事長を議長に、評議員会は國今回それぞれの打ち合わ（東京医科歯科大学）、大森多郎（東京医科歯科大学講師）ど具体的な打ち合わせと確認る。が行われた他、今後の検診の各氏である（順不同、敬称略）。一（国立成育医療センター）、村上保夫（榊原記念病院院「年度はがん対策基本法が、し、次のように述べた。あり方をめぐって、さまざませ会に参加した専門医は次の恵（都立墨東病院）、亀井宏保崎明（杏林大学医学部）な意見交換が行われた。、山岸敬幸（慶應義塾大施行され、がん対策の一層案、次期評議員候補推薦方法下田益弘（武蔵野赤十字病院長）、弓倉整（弓の推進が図られた。本会ではの審議を行い、いずれも満場村上睦美（日本医科大学名副部長）、関根孝司（東京大学医学部講師）このうち、検診の実施予 ▽腎臓・糖尿病検診こうした国の施策に対応す一致で承認された。 ● 各分野の執筆者とテーマは下記のとおりです（敬称略）● 活字が大きく、イラスト巻末には付録「予防と治療費の仕組みから検査・治療章立てに工夫がこらされしも」の事故への予防法と対トまで、病気になった時に一口絵には日常に潜む「もの値段、医療費節約のポイン特定健診、特定保全性を取り上げている。年度から始まったサプリメントや食、環境の安療の費用」がついており、医なされている。今を。「暮らしの安全編」として、門家による解説がから試してみたい健康法までい。から２５０人の専康、〝おばあちゃんの知恵袋〟や図表も豊富で、わかりやす予防と対応の両面して、性と健康、くすりと健く取り上げられ、を。「困った時の対応編」とすることもできる。るための情報が多運動と健康、心の健康と休養状から、病気と予防法を検索東京都予防医学協会年報 2008年版　第37号（平成18年度活動報告）ができましたまた、気のおもむくまま次に、幼年期から高齢期ページをめくると思いがけなとながら、病気にならない生活習慣病・メタボリックシとの遭遇しやすい病気や障害も楽しめる。病気そのものの説明もさるこための基礎知識、老化の予防、まで６つのライフステージごい情報もあり、読み物としてはの「家庭の医学」である。礎編」として、健康・長寿のらまとめられた、現代ならでではなく、「健康づくりの基やけどなどの項目が並ぶ。日常の暮らし方という観点かだろう。身体部位ごとの構成誤食・誤飲・窒息、熱中症、されている。うに、病気にならないためのているのも本書の大きな特徴処を掲載。ここでは交通事故、番気になる費用面までカバー本書はタイトルが示すよ生きるかに向けられている。健指導にも対応している。尿病検診、心臓検診ともに今誉教授）、五十嵐徹（同大学）、学医学部准教授）、関根裕司倉医院院長）定件数については、腎臓・糖 20 長寿大国日本で、今、人々ためのコツと知恵、実践メンドロームの予防を。「健康で分類された索引がある。ま（日本医療企画、Ａ４判変型古紙パルプ 70％の再生紙を使用しています。平成19年度 18 の関心はいかに健康な状態でニューなど健康的な生活を送づくりの実践編」として、食・た、身体部位別の気になる症４７６２円＋税）寄生虫検査　「寄生虫検査（学校保健分野）の実施成績」本会検査研究センター［Ⅱ 地域・職域保健］定期健康診断・基本健康診査　「定期健康診断の実施成績」須賀万智（聖マリアンナ医科大学講師）「住民健診の実施成績」本会成人保健部特殊健康診断　「特殊健康診断の実施成績」三輪　一（本会総合健診部）保健指導事業　「保健指導の実施成績」本会健康増進部人間ドック　「人間ドックの実施成績」三輪　一（本会総合健診部）超音波検査　「超音波検査の実施成績」本会検査研究センタークリニックの外来診療　「クリニックの実施成績」小野良樹（本会保健会館クリニック）［Ⅰ 学校保健］心臓病検診　「心臓病検診の実施成績」浅井利夫（東京女子医科大学教授）腎臓病検診　「腎臓病検診の実施成績」村上睦美（日本医科大学名誉教授）糖尿病検診　「小児糖尿病検診の実施成績」浦上達彦（日本大学医学部講師）「小児期発症 2 型糖尿病は減少したか？－最近の動向から－」大和田操（女子栄養大学大学院教授）脊柱側彎症検診　「脊柱側彎症検診の実施成績」大塚嘉則（国立病院機構千葉東病院名誉院長）小児生活習慣病予防健診　「小児生活習慣病予防健診の実施成績」村田光範（東京女子医科大学名誉教授）貧血検査　「貧血検査の実施成績」前田美穂（日本医科大学教授） 60 19 19 「東京から肺がんをなくす会」の検診　「東京から肺がんをなくす会の実施成績」大松広伸（国立がんセンター東病院医長）大腸がん検診　「大腸がん検診（便潜血反応検査）の実施成績」本会検査研究センター子宮がん検診　「子宮がん検診（グリーンルーム）の実施成績」伊藤良彌（本会婦人検診部）東京産婦人科医会との協力による子宮がん細胞診　「子宮がん細胞診の実施成績」長谷川壽彦（本会検査研究センター）「子宮がん精密検診センターの実施成績」塚崎克己（慶應義塾大学医学部准教授）乳がん検診　「乳がん検診の実施成績」高梨智子（本会画像診断科）東京産婦人科医会との協力による乳房検診　「乳房 2 次検診センターの実施成績」野木裕子（東京慈恵会医科大学附属病院）［Ⅴ 生活環境検査］生活環境検査　「生活環境検査の実施成績」本会検査研究センター「細菌・ウイルス性食中毒の発生状況とその防止に関する最近の知見」諸角　聖（本会学術委員）この「年報」をご希望の方は、［Ⅵ 研究・健康教育活動］東京都予防医学協会広報室学会、研究会での研究発表／健康教育活動までお問い合わせください。／ 2006 年度の本会の概要（電話０３—３２６９—１１３１）［Ⅲ 母子保健］妊婦甲状腺機能検査　「妊婦甲状腺機能検査の実施成績」百渓尚子（本会内分泌科）性感染症検査　「東京におけるクラミジア・トラコマチスおよび淋菌検査の実施成績」／「性感染症における最近の動向」松田静治（性の健康医学財団理事長）新生児スクリーニング検査　「新生児の先天性代謝異常症のスクリーニング成績」本会検査研究センター　「先天性甲状腺機能低下症（クレチン症）の新生児マス・スクリーニング実施成績」杉原茂孝（東京女子医科大学教授）「先天性副腎過形成症の新生児マス・スクリーニング成績」鹿島田健一（東京医科歯科大学）［Ⅳ がん検診］胃がん検診　「胃がん検診の実施成績」本会放射線部肺がん検診　「肺がん検診の実施成績」高梨智子（本会画像診断科）質の高い学校検診に向けて腎臓・糖尿病検診、心臓検診の打ち合わせ会を開催本会 4 4 15 20 2008 419