阪 神 南 県 民 交 流 大 会 本部長 あいさつ

第 24 号
阪神南青少年本部だより・なかま通信
平成 26 年 3 月号(1)
-阪神南青少年本部―
〒660-8588 尼崎市東難波町 5 丁目 21-8 兵庫県阪神南県民局 県民協働室
本部長
あいさつ
阪神南青少年本部
県民課内
中馬
勇
最近日本人の平均寿命が延びてきたといわれています。誠におめでたいことで
あり誇るべきことであろうと思われます。
昔、仙厓和尚と言う人が人間が高齢になると、肉体的にも精神的にも老いてく
るということを書いています。誠に身につまされる文章であります。
人間はこんな風に老いて一生を終わって良いのかと風刺的に書かれたのではな
いかと興味深く、身辺において反省しています。
寿命が延びたというだけで喜んでいいのでしょうか。いつまでも元気で若々しく世のため人のため
に悪に負けない、真実を求めて正しいものに心を映して生きていくのが人間ではないかと思います。
サムエル・ウルマンという詩人は、青春とは心の持ち方であり、たくましい意思、豊かな想像力、
燃える情熱を指すといっています。幼子のような未知への探求心、人生への興味の歓喜があります。
人から神から美、希望、喜悦、勇気、力の霊感を受ける限り君は若い。頭(こうべ)を高く上げ希望
の波をとらえる限り、八〇歳であろうと人は青春にして已む。と言っています。
これからも老いも若きもわたくしたちはこの心を旨にして人生を送りたいものです。
阪 神 南 県 民 交 流 大 会
兼 阪 神 南 青 少 年 健 全 育 成 フ ォ ー ラ ム
平成 25年 11 月 21日(木)、尼崎市のアルカイックホール・ミニ玉翔の間において、阪神南県民
交流大会兼阪神南青少年健全フォーラムを開催し、地域活動で功績のあった方々の表彰と講演を行い
ました。
今年の阪神南青少年本部長賞は、長年ボランティアで西宮市子ども会のバトン
トワリングを指導されている荒木亜弥子さん、芦屋市子ども会でジュニアリーダ
ーとして活躍された泉智仁さんの2名が受賞されました。
表彰式につづき、motto ひょうご事務局長栗木剛氏から、
「笑顔になる人づく
り地域づくり」をテーマにご講演をいただきました。
兵庫県青少年本部「青少年・青少年指導者の表彰」
日頃、地域において優れた活動を展開している青少年及び青少年団体・グル
ープ、並びに青少年指導者及び青少年育成団体等を表彰し、その活動をさらに
奨励するものです。
●青少年の部(団体)
尼崎市立小田北中学校
日本拳法部・OSC
<朝のお務めは、心の鍛錬>
平成18年より、我が日本拳法部は学校周辺の清掃を朝のお務めとして続けて
きました。暑い日、寒い日、一番大変だったのは秋の落ち葉の季節です。掃いて
も掃いても次の日には大量の落ち葉が…しかし、地域の方々より「ご苦労さん…」
「頑張ってるね…」等々、ねぎらいのお言葉を頂き、先輩から脈々と続けられて
いるこの活動が継続できました。“継続は力なり”で、地域への貢献と自分の心
が少しは強くなりました。感謝です。
第 24 号
阪神南青少年本部だより・なかま通信
少年の主張
兵庫県大会
日
会
平成 26 年 3 月号(2)
時:平成 25 年 9 月 28 日(土)
場:兵庫県民会館けんみんホール
中学生が日常生活の中での心からの思いや考え、衝撃や感銘を受けたことなどを作文にして、
飾り気のない素直な表現で“わたしの思い”を発表する大会が行われ、阪神南地域を代表し仮谷
さんが出場されました。
頑張って練習してきた自分の発表に大勢の人たちが耳を傾けてくれて
いるということが本当に嬉しくて、とても気持ちよかったです。主張大
会に出たことで、自分自身の中で「チャレンジ精神」みたいなものが大
きくなったと思います。
仮谷 柚希乃
支えから学ぶこと
西宮市立浜脇中学校
二年
仮谷 柚希乃
皆さんには自分の周りに心から「ありがとう」と思える
しかし、先月、母が五日ほど東京に行くことがありま
ような人はいますか?その気持ちを、きちんと伝えていま
した。その五日間だけは、私は邪魔されることなく、思
すか?
う存分寝られると楽しみでした。小言にうんざりするこ
私が一番に「ありがとう」の気持ちを持てる人は、やっ
となく、自由に過ごすことができ、私は幸せなはずでし
ぱり家族だと思います。ずっと一緒にいて、一番身近で気
た。しかし、どうしてでしょう。邪魔されることなく寝
を遣うことのない存在だと思うからです。「いちいち口う
ているのにつまらない。心にぽっかり穴が開いたような
るさいから嫌。」と、不満に思ってしまうこともあります
気がしたのは…。僅か五日間留守になっただけで家の中
が、本当は「ありがとう」や「大好き」の気持ちでいっぱ
がとても静かになったように感じました。母の存在の大
いです。
きさを実感しました。
最近、親戚のおばさんがガンで亡くなりました。まだ七
いつ、誰が誰と会えなくなるのかなんて誰にもわから
十歳でした。お正月に西宮に来る度に、
ないし、予想することさえできません。もしかすると明
「ゆきちゃん、またこんなに大きくなったの。
」
日、来週、私自身に起きるのかもしれません。同じクラ
と、笑顔で話しかけてくれました。たまにしか会えないの
スの友達、吹奏楽部のパートの仲間たち、毎朝あいさつ
で、話すときは少し恥ずかしくて緊張していたけれど、笑
する近所の人たちにだって起きるかもしれません。誰に
顔のかわいいおばさんが好きで、話しかけてくれるのをい
でも起こりうることなのです。
-つも楽しみに待っていました。だから、亡くなった知らせ
にはとても驚き、そして後悔しました。もっと色々おしゃ
べりしておけばよかった。もっと笑顔で接すればよかっ
私はこう思うようになりました。
「もっと一日一日を大
切にして、いつでも相手ときちんと向き合いたい。
」と。
家族がいて、友達がいて、ご飯を食べたり、勉強をし
た。ちゃんと「ありがとう。
」と伝えておけばよかったと。
たり、部活をしたり、遊んだり、時には怒られたり、ケ
そして、それ以来「私も相手も時間は限られているのだ。
ンカをしたり。そんな当たり前の日常で感謝の気持ちを
私が人と関わりあえる時間も、あと僅かしかないのかもし
感じ、表現することは、決して容易なことではありませ
れない。
」と感じるようになったのです。
ん。しかし、人間は皆、一人で生きているわけではあり
もしも、私を支えてくれている人たちがとても遠い所に
ません。誰かに支えられ、また、誰かを支えながら生き
行ってしまったら。寂しくて、辛くて、どうしていいかわ
ているのではないかと思います。後悔のない人生などあ
からなくなると思います。
りえませんが、できる限り後悔することがないように。
私を身近で支えてくれている家族の中でも、母は一番身
私はこれから、毎日の「当たり前」を大切にし、それを
近な存在です。しかし、身近すぎて、言い争いになること
支えてくれている人がいることを忘れずに生きていこう
もしばしばです。私が学校から帰って、少し床で寝ていた
と思います。
ら、
このことを友達に伝えれば「いつもとキャラが違う。
」
「どうせ、また夜まで寝るんでしょ。
」
と笑われてしまいそうです。でも、私は少しでも多くの
と怒りながら私を部屋まで引きずるのですが、気持ちよく
人にこのことに気付いてほしいと思います。それに気付
寝ているところを邪魔されては、たまったものではありま
くきっかけをくれたおばさんに「ありがとう」と伝えた
せん。母に対して不満をぶちまけます。対する母も引きま
いです。そして、おばさんのおかげで気付けた、周りへ
せん。自分でも思いますが、毎日飽きもせず、よく繰り返
の感謝の気持ちをずっと持ちながら、人のことを大切に
すものです。
できる人になりたいと思います。
第 24 号
阪神南青少年本部だより・なかま通信
平成 26 年 3 月号(3)
のびのび 春まぢかの収穫・体験 バスツアー
3 月 1 日(土)
、西宮北口を出発後、漁業体験に始まり、昭和のくらしを学び、最後はしいたけを収穫
するバスツアーに小学生26名が参加しました。今回は地域ボランティア団体くれよんの女子大学生 3
名がボランティアで参加してくれ、子どもたちのリーダーとして活動してくれました。子どもたちとも
すぐに仲良くなり、バスの中でも船長さんの命令やステレオゲームなど色々なゲームを行い、和気あい
あいと楽しいひと時を過ごしました。
【神戸市立栽培漁業セ
【さかなの学校・
【明石市立文化博物館
ンター・神戸市垂水区】
神戸市垂水区】
乾のりをつくる体験
をしました。ちょっ
ぴり水が冷たかった
けど、修了証書もい
ただき、帰って食べ
るのが楽しみです。
昔のはかりを使い、足
踏みミシンを踏 んで
みました。昭和 30 年
代から今日まで の給
食の移りかわり など
も勉強しました。
ひらめの稚魚のえさ
となるシオミズツボ
ワムシを顕微鏡での
ぞきながら「育てる
漁業」の仕組みを学
びました。
・明石市】
【兵庫県楽農生活セン
ター・神戸市西区】
しいたけを収穫しま
した。200gをあて
るゲームも行い、と
ても盛り上がりまし
た。菌床は持ち帰り
家でも収穫します。
ひょうご子ども・若者応援団
<地域学習しめなわづくり>
ひょうご子ども・若者応援団
は、企業や社会福祉奉仕団等から
ご提供いただく様々な資源を地
域の青少年健全育成活動と結び
付けることにより活動の活性化
に取り組んでいます。
◇(株)大地農園様よりリース素材のご提供
◇西播磨まつぼっくりプロジェクト様よりまつぼっくりの
ご提供
(参加者の声)芦原地域生活文化問題協議会
しめなわ作りは難しかったけど、たくさんの飾りをつける
ことが出来て嬉しかったです。外国人家族の参加もあり、と
てもよい国際交流となりました。ご提供に感謝しています。
今年度も様々な事業が展開さ
れておりその一例をご紹介しま
す。
たくさんのご支援・ご協力をい
ただき厚くお礼申しあげます。
第 12 回青少年健全育成「チャリティーゴルフ大会」
(平成 25 年 11 月 9 日開催)
地域の青少年を守り育てるための啓発事業を、積極的にバックアップ
しようと結成された「青少年健全育成事業を支援する会」によるチャリ
ティーゴルフ大会が、つるやカントリークラブ西宮北コースにおいて、
盛大に開催されました。表彰式では、同会の太田博会長より、阪神南青
少年本部の中馬本部長に寄付金が贈呈されました。地域の青少年健全育
成のため、大切に活用させていただきます。
第 24 号
阪神南青少年本部だより・なかま通信
平成 26 年 3 月号(4)
こころ豊かな人づくり 500 人委員会阪神南 OB 会 活動報告
“親と子のふれあいフェア”を 12 月 7 日立花すこやかプラザにおいて開催しました。このイベ
ントも 2 年目を迎え、手づくりおもちゃづくり、紙芝居、絵合わせ、ニュースポーツのディスコン
と盛りだくさんの体験型メニューです。
当日午後 1 時からの開会。一番乗りは幼児を連れた父子。はじめは遠慮
しながらの参加も最後まで楽しんで帰られました。
尼崎市立小園中学校美術部の生徒たちが、ボランティアで参加してくれ
ました。生徒たちの手づくり紙芝居の上演には、子どもたちも目を輝かせ
聞き入って大好評でした。
準備段階から楽しんで作り上げていき、運営していく想いが、参加して
いる親子へ伝わっていくことを実感したイベントでした。次回も会いまし
ょうと子どもたちと約束が出来て、大きな励みになった一日でした。
阪神南青少年交流サロン「バルーンアート講習会」
18 歳から 30 歳代の若者が集う、阪神南青少年交流サロンでは、長年にわたりバルーンアー
トに取り組んできました。メンバー同士で教えあいながら活動を続けてきましたが、今回、地域
で活動するバルーンおじさんこと安木氏をお迎えし、バルーンアート講習会を開催しました。基
本はもちろんのこと、割れてしまったバルーンでも、小さなものや部品として活用するなど、工
夫やアイデアをご指導いただき、作品にも幅が出来ました。
また、その技を活かすべく西宮市の児童館で、「子ど
もたちとバルーンアートで遊ぼう!」の活動をさせて
いただき、教える難しさや楽しさを学ぶことが出来て、
とても勉強になりました。
受付日時 火~土 9:00~17:15
阪神南出会いサポートセンター
(平成 26 年 4 月 1 日からは火木金土
県内で 200 組以上のご成婚者が誕生しました!!
になります。日月水は休館)
1対1のお見合いを提供する「はばタン会員」の
尼崎市昭和通 2-6-68
平成 26年度新規会員を募集中です。
まずはお電話ください。資料のご請求、お問い合わせは
右記までお願いいたします。
尼崎市中小企業センター6 階
オレンジリボンは児童虐
待防止のシンボルマーク
です。虐待を受けたと思わ
れる児童を発見したらご
連絡ください。連絡された
方の秘密は守られます。
児童虐待防止 24 時間ホットライン
西 宮 こ ど も 家 庭 セ ン タ ー
0798-74-9119
阪神南青少年本部ホームページもご覧下さい
http://www.k4.dion.ne.jp/~hmkms/index.html
TEL
06-6481-7370
FAX
06-6481-7401
平成 26年度
阪神南青少年本部賛助会ご入会のお願い!!
~青少年健全育成のためにご協力を~
阪神南青少年本部が実施している自主事
業の財源は、皆様からの温かいご支援(賛助
金)によるものです。青少年健全育成のため
に、是非「賛助会」にご入会ください。
賛助会員 個人会員 1口
2,000円
団体会員 1口 10,000円
※ご入会手続き・お問合せ先
阪神南青少年本部 06-6481-4634