www.***.com 情報B 17.著作権 著作権 著作物を使える権利 ※ 考え方としては、著作者だ けが著作物を使える 情報B 1 著作物とは 思想または感情を 創作的に 表現したものであって、 文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するもの 情報B 2 著作物の例 言語 小説,脚本,論文,講演など 音楽 楽曲,楽曲を伴う歌詞 舞踊,無言劇 振り付け 美術 絵画,版画,彫刻など 建築 建築芸術 地図 地図,学術的性質の図面・模型 映画 映画,ビデオ 写真 写真 プログラム コンピュータプログラム 情報B 3 著作者 著作物を創作する者 著作者人格権と著作権を有する 著作権の譲渡を受けた者が「著作権者」 情報B 4 著作権がなぜ重大? 1. 著作物の性格 • 著作者の目の届かないところで簡単にコピーしたり改変 したりできるので、無断使用や無断コピー等の権利侵害 が直ちに判明しにくく、権利侵害が起こり易い。 • 格納している媒体自体(用紙,テープ,CD,MD等)の 価格は非常に低廉なのに、格納されている著作物の価 値が非常に高い。 2. 情報化社会の特徴 大量の複写が容易で、かつ複写を繰り返しても情報が 劣化しない。 情報B 5 著作権保護の意義 著作物の創作者の権利を 尊重し、その利益を保護 することで、文化の発展 を促そうとしている。 情報B 6 著作権の概要 著作権 著作権 (狭義の著作権) (広義の著作権) 財産権なので譲渡可能 著作者人格権 人格権なので譲渡不可 著作隣接権 著作物の内容を公衆に伝えるの に重要な役割をする演奏家や舞 踊家などの権利 情報B 7 著作権の内容 (著作物を「使う」とは何をすることか) 複製権 上演権・演奏権 上映権 公衆送信権 口述権 展示権 頒布権(映画の著作物) 譲渡権(映画以外) 貸与権(映画以外) 翻訳・翻案権 二次的著作物の利用に関する原著作者の権利 情報B 8 著作者人格権 ◆ 公表権 著作物を公表する、あるいは公表しないことを求める ◆ 氏名表示権 著作物の作者としての氏名を付ける、あるいは付けない ◆ 同一性保持権 著作物を意に反して改変されない 情報B 9 著作者の権利発生と保護期間 ◆ 権利の発生 創作によって権利が発生 登録や届け出は不要 ◆ 保護期間 著作者死後50年 映画は公表後70年 ◆ 保護期間後 著作権は消滅 情報B 10 著作隣接権 著作物の内容を公衆に伝達するために重要 な役割を担い、かつ著作物の制作に準じた創 作性を持つものの権利 対象: 実演家,レコード制作者, 放送事業者,有線放送事業者 権利の性質: 差止請求権,報酬請求権 情報B 11 著作権の制限 (著作権が制限されるということは、使う側の自由度が 増えるということ) 一定の条件を満たす場合、許諾を得ずに 著作物・実演等の利用が可能 例) 私的使用のための複製 学校その他の教育機関における複製 営利を目的としない上演等 情報B 12 引用 (著作権の制限) 公表された著作物であること 公正な慣行に合致するもの 引用目的上正当な範囲内 引用文と自己の文章が明確に区別されていること 自己の文章が主で、引用が従であること 引用する必然性があること 出所を明示すること 情報B 13 その他の様々な権利 商標権 肖像権 パブリシティ権 キャラクター権 情報B 14
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