ようこそ 自主学習室へ!

ようこそ 自主学習室へ!
いっしょに国語の勉強をしましょう。
私は、この学習室担当の新井です。
小学校の国語の学習について、おさらいをしなが
ら、読んだり考えたりすることが、好きになってほしい、
と願っています。
せつめいを最後まで読んでから、マウスで左クリッ
クすると、次のせつめいや、新しい画面になります。
とちゅうでやめるときは、右クリックして「スライドショ
ーの終了」に矢印を合わせて左クリックしてください。
では、いっしょに学習を始めましょう。
昭島市教育委員会
だれが どうした(主語と述語)2
小さい子ぎつねたちは、一れつになって、ちょこ
ちょこと山道をかけのぼった。
1 だれがでてきましたか。
・子ぎつね
・子ども
・子ぎつねたち
2 子ぎつねたちはどうしましたか。
・一れつになった。
・ちょこちょこした。
・かけのぼった。
1 だれが(主語)は、子ぎつねたちが です。
小さいは、子ぎつねの、「大きさ」というようすをせつめいしています。
2 どうした(述語)を考えます。
「子ぎつねたちが一れつになった」「子ぎつねたちがちょこちょこと山道
をかけ
のぼった」という二つの文が、一文になっています。
「…て、」とつながったときは、あとの文のせつめいをするはたらきになり
ます。
だから、 一れつになって は、山道をかけのぼったようすのせつめいです。
だれが どうした(主語と述語2)
2年生の国語の本「たんぽぽ」(東京書籍)から
春の晴れた日に、花がさきます。 花は、夕方日がかげる
と、とじてしまいます。 よるのあいだ、ずっととじています。
つぎの日、日がさしてくると、またひらきます。
1 一つの文(。から。まで)の中に、「だれがやなにが」にあたることば(主
語)
があります。
でも、文がつづいてわかりきっているときには、書かないこともあります。
上の四つの文はどうでしょう。
※黄色文字はだれが(主語)です。( )の中は書かれていない主語です。
春の晴れた日に、花がさきます。花は、夕方日がかげると、
とじてしまいます。よるのあいだ、(花は)ずっととじています。つ
ぎの日、
日がさしてくると、(花は)またひらきます。
だれが どうした(主語と述語)2
2年生の国語の本「たんぽぽ」(東京書籍)から
春の晴れた日に、花がさきます。 花は、夕方日がかげる
と、とじてしまいます。 よるのあいだ、ずっととじています。
つぎの日、日がさしてくると、またひらきます。
2 どうした(述語)について かんがえてみましょう。
※どうした(述語)です。
春の晴れた日に、花がさきます。花は、夕方日がかげると、と
じてしまいます。よるのあいだ、ずっととじています。つぎの日、
日がさしてくると、またひらきます。
春の晴れた日にや 夕方日がかげるとなどは、
いつさくか、いつとじるか、 のせつめいです。
ずっとや またも、
とじたりひらいたりするようすのせつめいです。
だれが どうした(主語と述語)2
3年生の国語の本「すいせんのラッパ」から
……すると、池のそばのつつじの根元がむくっ。
(あ、あそこだ、あそこだ。)
ありたちは、ひじをつついて、ささやきます。
むくっ。むくむくむくっ。グローブみたいなかえるがとび起きました。
2
「どうした」にあたることばも、一つの文の中にあります。たいてい終わりの方
にあります。でも、話のすすみかたで、書かないこともあります。書かない方が、
どきどきする感じや、ふしぎな感じがつたわるようなときです。
上の六つの文は どうでしょうか。
……すると、池のそばのつつじの根元がむくっ(とうごきました)。
(あ、(かえるがいるのは、)あそこだ、あそこだ。)
ありたちは、ひじをつついて、ささやきます。
むくっ(とつつじの根元がうごきます)。むくむくむくっ(とつつじの根元がうご
きます)。グローブみたいなかえるがとび起きました。
ふだんの話でも、さいごまで言わないことがありますね。だから、話を
聞くときは、だれがどうしたか、のつながりに気をつけて、聞きましょう。
だれが どうした(主語と述語)
(
が または は、) さかあがりをしました。
1 主語(だれが)を 考えて ( )に書きましょう。
たくさん考えられますね。
わたしは、ぼくは、ぼくたちは、学級のみんな
が、
校長先生が、となりのおじさんとおばさんが、
…
2 述語(じゅつご)は 「しました。」です。
・何をしたのかがわかるように「さかあがりを」とせつめいしています。
・「さかあがりをしました」で、述部(じゅつぶ)というとらえ方をする考え方も
あります。
その考え方では、どうしたは 「さかあがりをしました」となります。
だれが どうした(主語と述語)
去年の夏休みに、(
)、海水浴に出かけました。
1 主語(だれが)を 考えて ( )に書きましょう。
ともだちは、 5年生は、 子ども会のみんなは、
おじいさんとおばあさんが、 わたしたちは、
※ほかにもいろいろ考えられますが、
必ず 「~が」「~は」と 書きます。
2 述語は、⇒ 出かけました。
これは、わかりやすかったでしょう。海水浴には、出かけたわけの説明です。
《文のくぎりを 見つける コツ!》
文のとちゅうに、 ネ を入れて、意味のまとまりがあるところで区切ることができ
ます。その一区切りで「主語」とか「述語」とします。
去年のネ 夏休みにネ、(
は)ネ、 海水浴にネ 出かけました。
だれが どうした(主語と述語)
赤いシャツを着て青いズボンをはいたゆうきくんが、う
れしそうに(
。)
1 主語は、「ゆうきくんが」です。
2 述語を考えて(
)に書きこみましょう。
わらいました。 とびはねました。 おどりました。 うたいました。 ころがりまし
た。
とびあがりました。 さけびました。 ほほえみました。 たべました。 でかけま
した。
話しました。 書きました。
※述語は、ほかにも考えられます。一区切りのことばで書くのが正しい答えです。
大声でわらいました。 ピョンピョンとびはねました。 おどりまくっています。
全力ではしっています。アイスを食べています。
※述部としてはあてはまりますが、オレンジ色の部分は述語のせつめいです。
テストで「述語」を書くように言われたら、上の□のように書きましょう。
だれが どうした(主語と述語)
1 6年生の(
かけました。
)、1年生のけいこさんに、やさしく話し
1 だれが にあたることばを(
おねえさんは
)に書きましょう。
代表委員が
先生が
一郎くんとあやこさんが
2 幼稚園のおとうとが、ぼくに、元気よく(
など
。)
2 どうした にあたることばを書きましょう。(述語でも、述部でもいいです。)
述語; 話しかけました。
だきつきました。 とびかかりました。
など
述部; 手をふりました。 ボールを投げかえしました。 あいさつをしました。
など
ようこそ 自主学習室へ!
きょうの学習は、ここまでです。
お話をきくときや、本を読むときに、
「だれが どうした」 「なにが どうなった」
に気をつけて聞いたり読んだりすると、よくわか
るようになります。
また、いっしょに学習しましょう。さようなら。
昭島市教育委員会