三好

2012.2.24大同大での検討会
キャラバン・サブとは何か?
注:
ここにある予算額・工程表・アンテナ形式等は決定されたものでは
ありません。科学と技術の議論のためのものです。従って、本プレ
ゼンは内外に「人員は要求しないはず」とか「金額は**円以下
のはず」などの言質を与えるものではありません。
三好 真(国立天文台・電波研究部)
2009.9.25
最速ブラックホ-ル結像装置:キャラバン-sub
「100年に一度の金融危機」「政権交代」
「生活重視の民主党」に対応すべく、
超低コスト、超高観測成果の
サブミリ波VLBI装置を考察。
目標を「SgrA*の事象の地平線検出」に特化、
コストダウン。目標コスト10億円で。
大師堂アンテナのサブミリ波版30m級球面鏡を2基で集光力を稼ぎ、
一方、合成開口4m級のキャラバン局がアンデスを行脚uvを埋める。
露出時間長めの像合成。
不変部分である事象の地平線を検出をめざす。
下)理論的計算からのブラックホール像(福江ら)
5Rs
サブミリ波帯のVLBIなら、本当に見えるBH降着円盤
事象の地平線を示すブラックホ-ル・シャドー
その形状はブラックホ-ル・メトリックのみで決まる
=>ミリ秒パルサー(=弱い重力場での相対論検証)をしのぐ、
強重力場における一般相対論の直接観測検証場
図:http://quasar.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/~fukue/より。
~5Rs
距離が遠いと天体小さく見える(見かけの角度)。
質量が大きいと、比例してブラックホ-ル半径も大
きくなる。両方の効果をかんがえると、見かけ上最
も大きいブラックホールはSgrA*の50マイクロ秒
角。(最近M87の質量を2倍とする結果がある)
ブラックホ-ル
質量(太陽の)
名
距離
ブラックホ-ル
半径
その見かけ
(Schwarzschild半径)
架空の
BH
1倍 3光年
0.02
3 km マイクロ秒角
2300万
1.2×1011
光年
5300万
9.4×1013
30億倍
光年
黒い穴の
差し渡し
0.10マイクロ
秒角
NGC4258 3900万倍
km
0.11
マイクロ秒角
0.55マイクロ
秒角
M87
km
3.90
マイクロ秒角
19.5マイクロ
秒角
km
10
マイクロ秒角
50マイクロ
秒角
(6天文単位)
SgrA*
400万倍
2万4千
1.1×1010
光年
SgrA*の周辺円盤はおよそ太陽系(太陽ー地球軌道)の大きさ
火星・地球・シャドーサイズの比較図
太陽
金星
地球
火星
http://www.astro.ru.nl/~falcke/bh/Pictures/sgrastar-size-solarsystem-small.jpg
我々の銀河中心SgrA*が断然、
“見える”ブラックホ-ルの候補。
(見かけの半径の大きさ、
1Rs=10マイクロ秒角)
だから、これまでも重要視され、
観測されてきた。
で、その結果はどうだったか?
SgrA*のセンチ波からミリ波のVLBI観測が過去に行われてきた。
波長が短くなると小さくなっていくが、黒い穴はまだみえない。
核周プラズマによる
電波散乱により、低
い周波数では電波
像がにじんでしまい
ます。
にじみ方は
観測波長λ^2に比
例して大きくなる。
5, 8, 15, 22, and 43 GHz でみたSgrA*の見かけの大きさ
http://www.astro.ru.nl/~falcke/bh/sld10.html
Deviation
occurs at high
frequency.
Doelman et al.(2001)
Apparent Size of
SgrA*
Free from Scattering
Effects by Plasma
(∝λ^2)
At sub-mm wave
length !
So we can expect
observe the intrinsic
image at mm-, submm wave length.
サブミリ波が
ブラックホールの
見えるチャンネル。
(散乱しなくなるから)
M1
既存のサブミリ波望遠鏡を
寄せ集め、230GHzのVLBI
で、フリンジは検出。
(Doeleman等’08)
スライド 10
M1
MiyoshiMakoto, 2009/08/25
ブラックホ-ル解像は230/340GHzで地上の高地で始める
・ブラックホ-ル複数を本格的にみる
には(散乱から自由な)テラヘルツ。
・大気はテラヘルツ電波を通さない。
・だからスペース。(=X線天文学がスペースなのと同じ理由)
ペルー
ワンカヨ
ワンカヨ32m
1000km
3300m
ボリビア・ラパス近郊5300m
世界最高所のスキー場、宇宙線研究所
センチ波(通信アンテナ)
チャカルタヤ
ALMA
Mirabel候補地
ラ・シラ
2400m
旧SEST15m鏡
4600m
「最速(早期)・最安値システム」
SgrA*観測だけが目標
• 2m級鏡面*4~6=phase-upでVLBI移動局:
uv(基線ベクトル)を埋める。
• 大きな球面鏡で集光力(感度)を稼ぐ。
=>スローシャッターでの電波像をつくる。
時間変化しないはずのブラックホ-ルシャ
ドーは見える(要検討)。
測地VLBIでは可搬型電波望遠鏡の利用実績あり!
小型サブミリ波アンテナの先例:小川アンテナ、から。
制作例。
鏡面精度
35ミクロン
さらなるコストダ
ウンを春日氏+
NAOJで今後検
討。
アレシボ300m固定鏡(プエリトリコ)
単一鏡としては最大口径
大師堂さんの早稲田・那須30m鏡:球面鏡(副鏡面で補正して集光。
天体追尾3時間程度可。主鏡面は固定。自重変形を考えなくてもいい。
どこも同じRの鏡面:コスト削減可) ウン千万円で10GHzまで。
http://www.astro.phys.waseda.ac.jp/index.html
那須20m鏡群
球面鏡
放物面鏡
非球面の副鏡で光路長を補正、焦点を結ばせる。
ホーンを軸上に置いた場合
ホーンをオフセットさせた設計
主鏡固定のまま、副鏡移動で、ビーム方向を可変。
光学系一定のまま別視野を観測可能。日周運動追尾もOK。
受信ホーンも移動。
MITが作った早稲田望遠鏡
http://www.m-i-t.jp/index.html
建設業登録 埼玉県知事許可
般-21 第55146号 平成22年1
月21日
建築一式工事業・鋼構造物工
事業・建具工事業・内装仕上工
事業
2級施工管理技士
4名
建築物環境衛生管理技士 1名
1級建設業経理事務士 1名
--「事象の地平線」=黒い穴、を検出できる!?。
ペルー
ワンカヨ
ワンカヨ32m
1000km
3300m
ボリビア・ラパス近郊5300m
世界最高所のスキー場、宇宙線研究所
センチ波(通信アンテナ)
チャカルタヤ
ALMA
Mirabel候補地
ラ・シラ
2400m
旧SEST15m鏡
4600m
装置の基本コンセプト(方向性)はこれでナントカ。
詳細設計に向かって、できるところから検討をやってゆく。
1)最適な光学系(特に球面鏡の)の検討(NICT)
2)アンテナ鏡面を安くする工夫(三鷹技術センタ施設利用)
3)高速AD記録器、“ADS3000+”の高精度化(NICT)
4)小型複合鏡の検討(法政大)
5)敵(=観測対象SgrA*)を知る。
降着円盤理論&simulationから確度の高いBH像の絞り込み
円盤振動、相対論的輸達計算(Takahashi+Kato)など (visibilityに対
する像モデルフィット解析も依然重要)
海外協力:
6)ASIAAとの連携(井上氏による招待。トークと飲み会、ま
ずuv- simulation, SEST調査から)
7)ペルー電波天文プロジェクト:イシツカ氏との提携。
8)上海天文台: Z. Shenらとの協力。
Chacalyata Cosmic ray
Observatory(標高5300m , La Pas,
Bolivia)訪問(09年11月)
・アンテナ設置、歓迎。
(協力:IGPイシツカ氏)
90年物PC98VXが現役
Observatorio de Huancayo, IGP
Latitud:
Longitud:
Altitud:
-12.037875 N -1.80 N
284.681633 E -3.46 E
こちらも日本とのつながりの
深い観測所。
3336.0 m.s.n.m.
イシツカ氏の故郷
地球“磁場の赤道”直下
32-m telecommunication antenna
-- Not for sub-mm observation --
「絞り」によるアンテナ試作。 北嶋絞製作所
(東京羽田・09年11月)
鏡面精度測定、研磨・鏡面
修正、100ミクロン目標だった
技術センタ-三ツ井さん
春日式複合鏡
4万円の絞りアンテナで、既に
62ミクロンr. m. s.を達成(鏡面単体)
「サブミリVLBIのための鏡面パネルコストダウン研究」 開
始。(春日PI:国立天文台・先端技術センタ-利用)
・実は金型が違う----金型自体の面精度か?
型を精密に作れば
それだけで良い鏡面が
作れる?
・板の厚さで製作精度が
変わる?
薄いと軽くなって一挙両得
2月7日、1.8mアンテナ試作(目的:面精度の再現性を確認する)
2月26日、京都のクリスタル光学で面精度測定の予定
昨年、90cm鏡で60ミクロンrms達成
サイトサーベイ関連
年度
注:ペルー・ボリビアア
ンデス高地はチリアタ
カマとは違い、文明が
ある。電気・道路等の
いんふらが存在。ただ
し大気環境はアタカマ
に劣ると思われるので、
その調査は必要。
2009年 ペルー・ボリビア・チリ
度 高地調査
2010年
度
小型移動局
大型局(固定球面鏡)
注:小型移動局は、UVカバー
を自在にサンプルできる。通
常の観測局にないメリット。サ
ブミリ波VLBIでは大変有用。
注:ALMAのphase-up
注:予算潤沢ならM社
は容易ではない。なぜ
に15mクラスを発注す
なら合成ビームが細す
れば済む話。でも1基
ぎ、天体追尾が難しい。
十数億円。固定球面鏡
自前で1~2千km基線
はコストダウンのため
を張る大型局を作る必
の方策
要はおそらくあり。
法政大春日によ
る絞りアンテナ作
成・測定開始
90cm鏡、面精度
100ミクロン確認
済み
90cm鏡、面精度
60ミクロン確認済
み
SgrA*特化型のキュラバン・サブの
構想(天文学会、月報等)
キャラバン・サブ、BH2010にて、
Fabianの絶賛を受ける
2011年
2
度
赤外線水
蒸気メータ
による測定
2012年
7(ペルー/ボ
度
リビア・チ
リ)100万
円規模
(予定)静
止衛星電
波利用の
大気位相
モニターの
製作/測定
(5千万円
規模)
2013年
(予定)
230GHz帯
ラジオメー
タの製作/
測定(1千
万円規
模)
科研費
(三好)に
よる2m鏡
の作成と SCOP
面測定 E(春
日)に
よる
高精
度2m
90cmを用 鏡の
大量
いた
43GHz超 生産
小型VLBI 研究
局の実験 (2千
(NICT,22 万円
GHzの成 規模)
功例あ
り)
関連する動き
国内
にお
ける
移動
局シ
ステ
ムの 周波
試作 数標
開発、準原
実験。子時
(2億 計
数千 (水
万円 素
規
メー
模) ザ)
の提
供(ペ
早稲田那須観測所大
型球面鏡の調査
キャラバン・サブ、中規模計画への
推薦・支持
固定球面鏡、レイト
レースによるラフなデ
ザイン
MITヘイスタック先導のEHT計画(20
年前のミリ波グローバルVLBIの高周
波化)
GRASPによる詳細光
学計算(開口効率・
ビーム形)
機械設計(全体・駆動
部)
駆動系の精度実験
100ミクロン確認
済み
90cm鏡、面精度
60ミクロン確認済
み
2010年
度
2011年
2
度
赤外線水
蒸気メータ
による測定
2012年
7(ペルー/ボ
度
リビア・チ
リ)100万
円規模
(予定)静
止衛星電
波利用の
大気位相
モニターの
製作/測定
(5千万円
規模)
2013年
度
2014年
度
2015年
度
2016年
度
(予定)
230GHz帯
ラジオメー
タの製作/
測定(1千
万円規
模)
科研費
(三好)に
よる2m鏡
の作成と SCOP
面測定 E(春
日)に
よる
高精
度2m
90cmを用 鏡の
大量
いた
43GHz超 生産
小型VLBI 研究
局の実験 (2千
(NICT,22 万円
GHzの成 規模)
功例あ
り)
国内
にお
ける
移動
局シ
ステ
ムの 周波
試作 数標
開発、準原
実験。子時
(2億 計
数千 (水
万円 素
規
メー
模) ザ)
の提
供(ペ
ルー、
各
移動
地)
局の
資金
整備、
次第
渡米、
既存
局観
測に
参加。
短基
線の
威力
を実
証。
Fabianの絶賛を受ける
早稲田那須観測所大
型球面鏡の調査
キャラバン・サブ、中規模計画への
推薦・支持
固定球面鏡、レイト
レースによるラフなデ
ザイン
MITヘイスタック先導のEHT計画(20
年前のミリ波グローバルVLBIの高周
波化)
GRASPによる詳細光
学計算(開口効率・
ビーム形)
機械設計(全体・駆動
部)
駆動系の精度実験
大型局に向けての国
内組み立て実験
現地、設置
アインシュタインの一般相対性理論
発表から100年目(間に合わない?)
円規模
(予定)静
止衛星電
波利用の
大気位相
モニターの
製作/測定
(5千万円
規模)
(予定)
230GHz帯
ラジオメー
タの製作/
測定(1千
万円規
模)
2013年
度
2014年
度
2015年
度
2016年
度
サイトサーベイの主な課題
90cmを用
いた
43GHz超
小型VLBI
局の実験
(NICT,22
GHzの成
功例あ
り)
高精
度2m
鏡の
大量
生産
研究
(2千
万円
規模)
移動
局シ
ステ
ムの 周波
試作 数標
開発、準原
実験。子時
(2億 計
数千 (水
万円 素
規
メー
模) ザ)
の提
供(ペ
ルー、
各
移動
地)
局の
資金
整備、
次第
渡米、
既存
局観
測に
参加。
短基
線の
威力
を実
証。
小型移動局の主な課題
1:電源。基本は外部依存。常
時水素メーザ等を維持するた
めの自家発は必要
2:移動観測地点の具体的選抜 2:受信機、メーザ等精密機器
(インフラとの兼ね合い)
のための移動時防振対策
3;UVカバーの予めの計算、フ 3:観測地での観測装置セット
リンジ強度予測
アップの簡易化
4:大型局設置予定地のインフ 4:基本トレーラ輸送だが、その
ラ確認
詳細設計
5:観測運用時の必要人員、費
用見積もり
1:230GHz帯観測受信は本当
に可能か(温暖化の影響)
GRASPによる詳細光
学計算(開口効率・
ビーム形)
機械設計(全体・駆動
部)
駆動系の精度実験
大型局に向けての国
内組み立て実験
現地、設置
アインシュタインの一般相対性理論
発表から100年目(間に合わない?)
大型球面鏡の主な課
題
その他の検討課題
1:副鏡受信部の駆動
システムの検討
1:記録系(ADS3000ベースだが)の
整備調達
2:パネル面調整機構
の検討
3:太陽光等熱歪み対
策
4:鏡面パネル廉価大
量製作法
5.建築物としての強
度計算
2:相関器(ソフト相関)のつめ。
球面鏡
• Az-EL式望遠鏡にくらべて観測方向の制限
が多いのは事実。
• 見事な動きを見せる部分がない。
• みるからに“ださい構造“。
• レイトレースだけでも設計はできる。(効率等
の評価は不十分)。
大型球面鏡 (2011.12.11メモ)
1)鏡面パネル:球面なので曲率一定のパネル。放物面にくらべ、大量生産で廉価にできる。
2)自重変形:地面固定なので高度角変更に関する自重変形の変動はない。
3)熱変形:主に日射による熱膨張で起きる。日射を遮断する方法があれば良い。
4)副鏡移動機構:経緯台式では高度角・方位角の駆動系が必要だが、固定球面鏡では、副鏡の移動機構だけでよい。但し、中空にあること、精
密な駆動を可能にする必要がある。
5)光学系の設計:球面鏡は自由度が大きい。既成のよい設計があるわけでもない。焦点位置をどこにでも持ってくることができる。但し、開口効率
等をよくするよいパラメータはあまり研究されておらず、工夫の余地あり。(*)
6)パネルの設置法:正しく球面上に並べ。並んでいることを確認する方法。
7)副鏡とともの受信機位置も駆動する。その位置だし、駆動精度の確保。 いっそ、副鏡と受信機を一体化するか?しかし重量が大きくなるので、
堅牢な構造が必要となる。逆に軽くする工夫が必要か?
8)突風等で飛ばされない工夫
9)パネル製作:いっそ絞りで大量生産。丸いパネルを敷いてゆく?隙間から地> > 面の300K放射が来ないように遮蔽する工夫が要る。大量生
産に向けての自動 絞り装置の開発?
10)バックストラクチャーの工夫:パネルを固定する台。パネルの向きの微調整機構が必要。一旦正しく固定したパネルは、正しく固定したまま保
持されねばならない。
11)パネルの耐用期間は、短めで。安く作り、どんどん交換してゆく、という> > 考え方が実際的か?
12)避雷針
13)カラスよけ
(新沼さん)

基本的には列挙されているものでいいと思います。

高い周波数の場合、ピカピカのでかい皿が動かせないので、 3)に書かれている通り、日射は危険ですね。経験としては、4)と10)は重要かと
思います。低周波(1.4GHz)
でも指向性の調整に苦労しているので、色々とフォローできる機構を念入りに検討しておく必要があるかと思います。
また、副鏡の駆動機構によって、副鏡の形状をニューメリカルに作らないといけないので(那須の20mの場合)、高周波の場合小さいとはいえそれ
なりのコストがかかる可能性。
避雷針で思い出しました。

那須の場合、避雷針の他、あまりに雷が多く、受信機だけでなく、電話やインターネット回線も壊れるため、 各アンテナの電源系に防雷器を
設置しています。(また、アンプにサージ対策にツェナーダイオードを自分たちで取り付けました) それでもちょくちょく被害を受けますが。。。

(*)誰が光学パラメータサーチするか?R高橋氏の小樽高専学生とかは?と勝手に見込んだり。修論・D論としては良い線なテーマでない
か。
球面鏡の技術的課題
早稲田20m30m鏡
キャラバン/サブ用球面鏡30m級
観測周波数(波長)
1.4GHz(21cm)
230GHz(1.3mm)
サイト
那須高原(平地)
自由学園の土地
ワンカヨ(地方都市3300m)
チャカルタヤ(5300m山頂)
既に観測施設(インフラ)有り
製作
鉄骨とブリキ
MIT(建築業者)
鉄骨とアルミパネル
(やっぱり建築業者?)
副鏡・受信ホーンの駆動機
構
チェーン+ギヤ駆動
精密駆動が必要
鏡面調整
パネル設置だけで
OK
パネルの位置精密調整が必要
光学系の設計
レイトレーシングで
OK
電波光学としての計算が必要。
日照等によるパネル変形
観測波長に対して無 パネルの日照等による熱変形を
視できる。
避ける工夫が必要。
キャラバン局の技術的課題(1)
NiCTでの測地用
移動VLBI局
キャラバン/サブ用
移動局
観測周波数(波長)
2&8GHz(15,3.6cm)
230GHz(1.3mm)
サイト
日本
アンデス高地(インフラは有り)
移動頻度
高くない。
移動は2週間~1ヶ月に1度
局設定場所
複数の特定の場所
“電源確保“は必要→特定の場所
(どこでも観測できるのが良いが。)
口径
口径2m程度1枚鏡
4m程度は必要。複合鏡か。
道路幅からみて各鏡は2m程度まで
周波数標準(原子時計)
観測急がないので、
観測地で立ち上げ。
活かしたまま(要維持電源)か?電
源on-offできる新装置があると便利
光学系の設計
レイトレーシングでOK 複合鏡の光学設計必要
日照等によるパネル変形
観測波長に対して無
視できる。
パネルの日照等による熱変形を避
ける工夫が必要。
必要電力・装置の重量推定必要
移動のために工夫。
設置を容易にする工夫。