平成26年度千葉県キャラバン・メイトスキルアップ研修 グループワーク意見結果 (1)グループ内で活動状況を紹介し合った結果から、全体の皆さんに報告したいこと ○若年層を対象とした講座開催に関することを中心のテーマにしたグループ報告 現状 課題 今後の取り組み方法 学校でなかなか行う事ができない。中学生、小学生に役場の方から依頼、福祉教育の会議で 開催するかどうか検討。 福祉教育の一貫として、小学校で行った成年後見制度等を通しての講座は評判が良かった。 学校へのアプローチの取組 学校へのアプローチの取組方 小学校、中学校に勤めていて入り込みやすく、他のメイトにつなげた。 方法が難しい。 法について 銀行や老人会の依頼を受けてサポーター養成講座を行っている。また、認知症見守りネット ワーク立ち上げ事業者や協力警察、市職員を対象とした講座も実施。自治体は積極的に見 守り活動を行っている。 子供向けの講演を同じ学校で、同じ学年に3年間続けている。(10~20名) 紙芝居を加えた講演を行っている。 夏休みの自由研究に「認知症について知ろう」を使い、キッズサポーター養成講座に小学生の 学校側のカリキュラムの中に 参加を募った。市と地域包括支援センターと協力して開催。 組み込んでもらうのは難しい。 依頼があった講座でなく、こちらから依頼して実施する事が困難である。 講座を受講後のモニタリングが必要である。 小、中、高校へ呼びかけるが 小、中、高校で行い、保護者 広がっていかない。(教員の関 学校とつながりのある団体(地区社協や学校関係者)へ働きかけを一緒に行っていく。 を取り込み若い世代へ広げ 心の低さやカリキュラムの都 PTAや保護者にも聞いてもらえる様な方法をとる。 るように活動している 合で入れてもらえないなど) ①どのような働きかけをすれ ば学校等でも受け入れてもら えるか 学校等に対して講座を開催 ②ステッカーを市で購入して したいが話しを持ちかけても いないので配布する事ができ 反応が少なかった ない ③オレンジリングを仕事以外 でつけない。 教育委員に話しをもっていく。市、社協等認知症サポーターに力を入れている所があれば相 談する。 話しを持ちかける時期が大切で、来年度の予定が決まる前に話をするとよい。 学校のカリキュラムに取り入れてもらえれば継続して活動できる。 『オレンジリングを付けているとお店での割引がある』等のお得感があるとより身に付けるかも しれない。 ○サポーター養成講座をどのように開催していくかを中心のテーマとしたグループ報告 現状 課題 今後の取り組み方法 必ず聞いてくれる人はいるので、めげずに伝える。聞き手の気持ちになってプログラムを考え る。(寝かせない工夫、体操等)。上手くいったパターンを共有できるといいのではないか。(企 開催者側とサポーター養成 キャラバン・メイトとして、反応 業向けなど) 講座受講者側(聞く側)で反 小学校では道筋ができれば毎年開催可能となる。学校へのアプローチ方法の工夫。(教員委 が薄いと心がめげる 応が異なる。 員会への問合せ、人対人で話しを聞いてもらう)。すぐに結果としてサポーター活動につながる ものではなくても、心のどこかに種をまく活動としての意義の確認。 ①啓蒙活動をする。(介護予防教室、サロン、老人会、民生委員の集まり、サークル、金融機 関、学校、コンビニ、行政機関、薬局、介護施設、病院等) ②機関紙の発行して知って頂く。 ③実績を積み重ねる。 ④近隣でのキャラバン・メイトの集まりをして、問題やこれから開催する方法等を話し合いた 認知症サポーター養成講座 依頼がこなく、どこに声かけて い。 を開催するのが難しい。 良いか分からない ⑤小学校のうちから研修が必要なので、事前準備や研修で行っていたイラスト等を利用する。 ⑥グループワークや寸劇等飽きない様にした。 ⑦養成講座を終了した人達が何かしたいという声がある。 受講者に偏りがあるが、幅 広い分野に広めたい。 各地域の市役所(行政)、地域包括支援センターで認知症サポーター養成講座を開催している 地区社会福祉協議会(社協)や各地区のいきいきサロン等で開催させてもらえる様に、自分か サポーターを増やすための講 らアピールして活動できる事を伝える。 座開催について 学校(小学校、中学校等)で開催する為に、教育委員会に働きかける、校長先生等に協力して もらう。年齢、参加する方法によって理解しやすい言葉で行う。 情報の共有化が必要な時代 に機関誌やネット配信がな 機関誌やネット配信でキャラ 聞くだけの研修でなく、体験型の方がよい。ロールプレイもよい。 い、活動状況が大勢の方に バン・メイトの活動報告等が県 講演会を受けた事で実践している。予防対応に興味がある。小学生低学年でも「認知症」とい 知られていない。 であるとよい う言葉は知っている。 【小学生、高校生に対して講座を行う場合】 認知症の話しから行うのではなく、人生の生い立ちから年をとると色々な支障をきたしやすく なる事を理解してもらう。介護演習や実際に高齢者の方と接してもらえる場を作る。 【大人向けの講座を行う場合】 講座を受けたい目的別に参加者を集うと良い。認知症を介護しているご家族には、具体的に 対応できるようにする。参加した方が集える時間を作る。 平成26年度千葉県キャラバン・メイトスキルアップ研修 グループワーク意見結果 講座内容、理解力の違い、反 学校等、専門職への講座開催必要。 応があまりない場合に働きか 他のキャラバン・メイトの講座に参加してメイト自身の参考にしたい。 けても断られる。 講座を開きたくても、どうや ればいいのか分からないメ イトが多い キャラバン・メイトの横の繋が りがない。伝わり易い説明が 難しい。メイトによって講座内 容に差がある。 各地域で情報交換会を定期的に開き、同じ地域のメイトとの交流の場を設ける。 地域のメイトが集まって、講座のレベルアップ研修、勉強会を行う。 地域の連絡会で標準テキストを作る。どのメイトが講座をやっても、一定のレベルの内容が伝 えられるように、対象別にあるとよい。 キャラバン・メイトの講座開設の履歴が閲覧できるのかどうか。 笑顔で声をかける。スキンシップ(ハグ)。イラスト。地域により家族構成が違うことを考慮する。 施設、高校等地域で取組ん 紙芝居の活用。サポーター講座を受けに来た方々が、高齢者をイメージできないので(小さな キャラバン・メイトの講義を受 でいる。市からの依頼により 子だとお年寄りをイメージさせるのが大変)、触れ合う事が大切。小規模開催でも回数を多く行 けても進め方が分からない 開催している。 う。 どう活動してよいか分からな キャラバン・メイトの活躍の場 地域包括支援センターが地区のキャラバン・メイトに声をかけ劇団を作った。その結果、キャラ いキャラバン・メイトがいる を作る バン・メイトが中心となり、3月に認知症サポーター養成講座で行うこととした。 ○認知症サポーター養成講座の内容に関することを中心のテーマにしたグループ報告 現状 課題 今後の取り組み方法 シナリオがあるとよい。参加型にする方がよい(発表してもらう)。アンケートを取り次にいかす。 キャラバン・メイトのスキルアップは大切(定期的に)である。小中学生に話をするのは良い。そ こから家族に話す。 高齢者、学校(親子)、銀行、商店、薬局へ講座を実施。 認知症サポーター講座の依 団体のニーズにより理解度や 認知症への関心が高く、反応がよい。認知症が病気だと理解できた。講師により、『伝えたい 頼が多い その後に求める事が違う 事が違う』『切り口が違う』と言われた。サポーターとして何ができるか問われる事が多い。 講座の受講者は、認知症の 予防や自分が認知症になっ サポーターとは地域の支援者 話しを聞いた人(講座修了者)は防災無線で、行方不明の情報が流れたら外に散歩に出かけ たらどうするかについての話 になることだと伝えたい るとか買物にでるとか活動をしてほしい。市の捜索メールへの登録。 を聞きに来ることがある。 市で養成講座のシナリオ等 小学生に認知症について分 自分達で工夫して劇を行っている。講演を行う人と劇を行うする人がいる。 作成されたものを劇で行って かり易く理解してもらいたい。 介護予防の1つとして、認知症の講座を3日間(1日目講演、2日目生活習慣予防、3日目運 動について)開催している。 いる テキストだけでは難しい。 個人活動、商店街、町内会を通じて広めた。スポーツクラブでも声かけしていた。 小学生向けに集中して行っている。寸劇を取り入れているが準備が大変である。寸劇は受け がよい。 サポーターを増やすための講 高齢者疑似体験等グループワークしてもらう。 座開催について 企業向けの講座、働きかけ、地域一体で取り組んでいきたい。 講座中でグループワークを実施している。 受講するだけではなくサポーター受講者に寸劇に参加してもらったりしている。 依頼されてやる事が多い。自 主的に取り組むにはどうした らよいか。幅広い年齢に対す る講座の時のやり方に苦難し た。 対象者の絞り込み(理解度に よって内容がブレたりする) 人数、集まり過ぎて困る。集ま らなさすぎてもどうか。 地域の中のもう少し狭い範囲で、町や中学校を対象として行っているメイトさんと交流を持ち、 協力して行う。 社協との合同。地域の見守り隊。 少人数制での開催。サークル活動と一緒に開催した方がやりやすい。 ○認知症サポーターの養成後の活動について中心のテーマにしたグループ報告 現状 課題 講座後、サポーターとして自 覚して行動してもらっている か。 サポーターを養成後どう活 動してもらうのか。 今後の取り組み方法 住民向けの養成講座での周知が難しい。目的の違いある。 地域包括支援センターと民生委員と協力しながらやっていく。地域と連携が大切。 認知症サポーターの意味をしっかり知ってもらう。 街全体で連携して行うことが必要である。民生委員との事例検討、地域の人が理解を得やす い。 ボランティアをしてはどうか。例:認知症カフェ等 市内でキャラバン・メイトの連絡会立ち上げをした。今後均等に講座の振り分けをしたり、予定 としては市からの依頼を分担する。 サポーターのフォローアップが必要。一年後にどのような活動をしたいか。書いてもらう手紙を サポーター受講者は受講後、 入れる。 何をしているか? 小学校での開催については、紙芝居を使って、オリジナルのパワーポイントを作成。「手紙」と いうCDを流す。 講座にはグループワークやロールプレイを取り入れて参加型にしている。 平成26年度千葉県キャラバン・メイトスキルアップ研修 グループワーク意見結果 (2)グループ内で共通した課題をひとつ提案、解決にむけて進めていくための具体的な取組みについて考えてみました… テーマ 取り組み方法 皆が分かりやすいシールがあるとよ 住み慣れた町で暮らし続けられるように、サポーター講座を受講したお店、団体などへ い 講座の開催する時の注意する点 自分から養成講座を開催できるようにアピールして一緒に参加させてもらい自信をつけ る。 地域で開催できるように年齢や聞く方によって解りやすく説明する。テキストを読み込み 原稿を作る。 民生委員など認知症の方と係わる方は、細かく聞いてくるので質問に答えられるように基 礎知識を身に付ける。講座開催には2人以上で対応する。 機関誌を発行しよう キャラバン・メイトを増やしていくことが認知症サポーターに必要と思われる。 活動内容や成功事例等紹介がよいと思う。先ずは県で発行してほしい。 学校へのアプローチ サポーター講座の受講者のその後 若年層向けの講座の取り組み方 実際に養成講座を行うにあたり会 場、対象者を誰にするか、進行、教 材等どうしてよいか。 講座内容の充実 小学生、中学生向けのパンフレットを使ってお願いに学校訪問。他の学校で行っている写 真等を見てもらえる。 卒業式の間にスケジュール組みすると受け入れやすい。学校の行事の中に入れ込んで もらえるかもしれない。校長先生等にサポーター養成講座を知ってもらう。 自治体の職員の子供達の通っている学校に協力してもらう。 ボランティア活動の参加の声かけ。介護予防のボランティア。傾聴ボランティア。認知症カ フェのお手伝い。 伝言ゲームや生まれてから高齢になるまでの生い立ちについて絵を使って理解してもら うようにする。 介護演習、高齢者疑似体験等の実践を取り入れていくようにする。 地域包括支援センターに協力してもらい活動するとより良い講座になっていくのではない か。 地域包括支援センターの協力を得る。寸劇の台本、ゲーム内容を作成してあり進めやす い。 メイトに対しての指導。進行の仕方、紙芝居、イラスト。実際にどのように行われているか すすんで見学に行く。受講者により話題を変えたりと興味をひく(クイズ、ゲーム、参加 型)。 お茶を飲みながら等の少人数、小規模でも回数を多くする。参加者からの不安や相談が できるような場の提供。高齢者に対してスキンシップ、コミュニケーションを取っていくこと が大切。 1か月に1度、PTAの役員が学校へ行き本を読み聞かせるという日があるので、その時 間に紙芝居等取り入れられたらよい。 他のメイトの講座に参加して、自身の行う講義の参加にしたい。 対象者の年齢が高いと、認知症をネガティブに捉えてしまうことが多く、話すことで皆で地 域を作っていかなければいけないことも加えていく。 認知症サポーター養成講座の内容 の情報がほしい 他のキャラバン・メイトのオリジナルの教材、情報(受講する対象者によって教えている) ロールプレイの方法、かつらや衣装、感銘を受けた著書の借用。 若年層に向けての取り組み スーパーマーケット、銀行、学校の生徒とその保護者に向けて、活動していく。 講義は体験談に勝るものなし 講座の進め方、持ち物、に毎回悩んでいる。話術のスキルアップが大切。場数を踏む。体 験談を自分の言葉で話していく事が大切。 地域包括支援センターや市役所(キャラバンメイト)から学校に働きかけてみる。時期を考 える。 学校での養成講座をしたい 小学4年生には「福祉」という時間があるので、その時間を使わせてもらう。 中学校の職業体験の一環で行う。疑似体験を盛込む。 事前アンケート(ニーズの把握をして)→プログラム(困っている事、認知症の方との関わり があるか)→ニーズに応じたグループワーク。明るく前向きに。冊子がなかったアクシデン 講座対象者のニーズに合わせた進 ト め方、認知症をより理解して頂く対応 認知症の方への対応として、褒める事をしましょう(声を出す、盛り上がる) について 質疑の内容で司法書士のように専門職でないと回答できない事があった(多職種の連携 が必要) 具体的に体験(車椅子、疑似体験)を入れるとよい。 平成26年度千葉県キャラバン・メイトスキルアップ研修 グループワーク意見結果 (2)グループ内で共通した課題をひとつ提案、解決にむけて進めていくための具体的な取組みについて考えてみました… 認知症カフェとセットでサポーター講座を開催する。寸劇(シナリオを作る)。認知症の対応 の仕方を3つの選択肢の中から選んでもらう。 年齢に合わせた方法が色々あるとよい。テキストやDVDだけでは集中して聞いてもらえ ないので、体験や寸劇をいれた。どこに相談したらよいのかを伝える。 対象者の絞り込みをどうするべきか 人が集まる開催方法について 講義だけではなく「グループワーク」 等を取り入れる方法 街全体での連携をどのようにいして いくか ①一般市民向け:事前申込みシートに参加の理由(連絡先等)を予めもらい、その上で対 象者に合わせた講座内容を企画する。 ②中~上級者向けにフォローアップ講座する。自主グループの構築。生きがいづくり等の 一環になってくれれば一番良い。 関心を向けてもらう広告の仕方の工夫。団体を通じて参加者を募る。実施後の目的の共 有。 劇は分かりやすく伝えられる手段だが、少ないスタッフでは少々やり辛い。 横のつながりや協力者がいた方が充分な事ができそう。 地域の協力者やメイト同士のつながりやアピールになるステッカー等のおみやげは効果 あり。 受講者によっては、話しが盛り上がらなかったり、もっと話しが聞きたいと言われる事があ る。事前の打ち合わせが必要。 お茶会方式。地域の介護支援専門員や老人保健施設スタッフに参加してもらい相談でき る機会を作る。 悪い対応の寸劇を見て「自分だったらこうしてほしい」等を考えてもらう。 民生委員との事例検討会やサポーター講座、地域の人の理解を得やすい。 サポーター講座の回数(人数)を増やし、住民の意識改革を行う。 様々な職種の人に働きかける。例:コンビニ、整骨院等。 周知の方法を考える。回覧板、市の広報(新聞折込み)。講座をやった時に、次の講座の 案内をする。
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