近距離(4mと8m)における 上投げと 下投げの正確性について ~上投げと

近距離(4mと8m)における
上投げと下投げの正確性について
~上投げと下投げの使い分けを考えて~
指導教員 横山直也
0451109 清水貴之
研究目的
近くの人にも
のを渡すとき
近距離でゴミ
を捨てるとき
上投げと下投げの正確性と使い分け
野球の
守備のとき
近距離(4mと8m)において上投げと下投げのどちらの方が
目標点に向かって正確に投げられるのか知ること、
また、そこから投げ方の使い分けを考えることを目的とした。
研究方法
近距離における上投げと下投げの正確性を
的当てを使って2つの観点から考えていくことにした
91㎝
①的の中心と当たった場所との距離(㎝)
30㎝
平均値と標準偏差、平均値の差の検定
②的の分布と割合(40分割と4分割)
どこに何球当たったかとその割合
①と②それぞれ各被験者・被験者全体で、
各距離・各投げ方で比較・分析した
距離
20㎝
91㎝
意識調査
どちらの方が投げやすかったか
4mでは
8mでは
でも、実際は・・・
上投げ→
1人
上投げ→
16人
下投げ→
15人
下投げ→
1人
変わらない→ 3人
変わらない→ 2人
目標点からそれた距離
投げ方では
4m上投げ→16.93±9.64
下投げ→15.83±10.54
8m上投げ→31.31±17.32
下投げ→33.65±18.25
有意差なし
有意差なし
投げる距離では
上投げ4m→16.93±9.64
8m→31.31±17.32
有意差あり
下投げ4m→15.83±10.54
8m→33.65±18.25
有意差あり
的に当たった分布
4mでは
上投げ
8mでは
下投げ
分布の仕方に差がある
上投げ
下投げ
分布の仕方に差がある
38球
57球
63球
40球
36球
50球
35球
37球
57球
38球
48球
39球
66球
38球
47球
71球
まとめ
中心との距離や分布でみると、
投げ方では正確性は変わらない
では、なぜ上投げと下投げを使い分けるのか?
的当て能力とは違う要因が関係している
投げ方の特性
投球者の意識
今後の課題
捕球者の意識
捕球から投球までの
速さ
捕球から投球への
動きの中での的当て能力
この3つの観点で考えることにより、
動きの中での正確性や実践的な使い分けを
知ることができる
ご清聴ありがとうございました