細胞とは - KPU www2 server

物質とエネルギーの変換
 代謝
生物体を中心とした物質の変化
物質の合成、物質の分解

同化
 異化
複雑な物質を合成する反応
物質を分解する反応
呼吸とは
 好気呼吸
酸素を利用して有機物を分
解
 嫌気呼吸 酸素を利用せずに有機物を
分解
 有機物を分解してその中に含まれるエ
ネルギーを取り出し、ATPを合成するこ
と
嫌気呼吸
 酵素なしで有機物分解
 酵母
乳酸菌
ATP合成
発酵
 微生物の働きで糖分が分解されてアル
コールや乳酸が生じること
 一般に酸素の少ない条件下で多くの酵
素によって反応する
 酵母菌の行う反応
アルコール発酵
 乳酸菌の行う反応
乳酸発酵
アルコール発酵



糖の分解 → アルコールと二酸化炭素生じる
グルコースからピルビン酸
ピルビン酸 →アセトアルデヒド+ CO2
→ エタノール
NADH + H+ →
NAD+再生
乳酸発酵
グルコース→乳酸 エネルギー
 ピルビン酸 →
乳酸

NADH + H+
→ NAD+
再生
ミトコンドリアの構造








外膜 と 内膜
膜間腔
マトリックス
物質の通過
外膜は自由
内膜 選択的
ピルビン酸の二酸化炭素への酸化 マトリックス内
クリステ → 表面積増大
肝細胞:内膜の表面積 外膜の5倍
電子伝達
内膜
→ 水素イオン駆動力生成
膜を隔てた水素イオンの電気化学的勾配に蓄えられ
たエネルギー
→
ATP合成
アセチルCoA


ピルビン酸 補酵素Aと反応
二酸化炭素と中間体アセチルCoA 生じる
ピルビン酸デヒドロゲナーゼ 触媒
* ミトコンドリア マトリックス内
クエン酸回路 アセチルCoAのアセチル基を酸化
NADH FADHを生成
好気呼吸
 解糖系
 クエン酸回路
 水素伝達系
解糖系ー1
グルコース 1分子 →
ピルビン酸(3炭素化合物)
分解
 細胞質中
 ADPをリン酸化
ATP合成

2分子 まで
解糖系ー2


ATPの消費 ①
ヘキソキナーゼ
グルコース → グルコース6リン酸
ATP → ADP
②6ホス
ホフルクトキナーゼ
フルクトース6リ
ン酸→フルクトース1.6ビスリン酸
水素元素 生じる反応
グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ電子
伝達体
NAD+
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド酸化型
電子4個と水素イオン2個
2H+ + 4e- + 2NAD+ → 2NADH
解糖系におけるATP合成
 基質段階のリン酸化
クエン酸回路
 ピルビン酸
脱水素酵素、脱炭酸酵素
様々な化合物に変換される
 アセチルCo-A のアセチル基 →
2分子のCO2に酸化
エネルギーをATP産生に利用
遊離
クエン酸回路の諸反応






8酵素が有機化学反応触媒
1. アセチル基
4炭素化合物オキサロ酢酸と結合
→ 6炭素化合物
クエン酸生成
2.3. クエン酸→イソクエン酸(炭素6)に異化され
4. イソクエン酸 → オキソグルタル酸に酸化
CO2放出 NAD+→NADHに還元
5. オキソグルタル酸 →スクシニルCoAに酸化
CO2放出 NAD+→NADHに還元
6.7.8 スクシニルCoA→オキサロ酢酸に酸化(再生)
回路形成
クエン酸回路の酵素
 酵素と低分子化合物
 マトリックス内に存在
水溶性
解糖系とクエン酸回路の収支







CO2 NADH
グルコース→ピルビン酸
0
2
ピルビン酸2分子→アセチルCoA2分子
2
2
アセチルCoA2分子→CO2 4分子
4
6
合計
6
10
NADH、FADH
電子対を内膜の受容体分子に伝達
電子を失うと 酸化型 NAD+、FAD+ 生じる
FADH
0
0
2
2