文字式の計算 • 項や係数などの語句の意味を理解し、 簡単な文字式の加法・減法ができる。 • さまざまなものの個数を文字式で表し、 その理由を説明することができる。 • 自分がした文字式の計算のしかたを 説明することができる。 図のようにマッチ棒を並べていくとき、5個の正方形 ができるときのマッチ棒の本数はいくらですか。 30個の正方形ができるとき、マッチ棒の本数はいくら ですか。 n個の正方形ができるときのマッチ棒の本数はいくら ですか。 正方形5個の場合 3×5+1=16(本) 正方形30個の場合 3×30+1=91(本) 正方形n個の場合 3×n+1=3n+1(本) 文字をふくむ項の数の部分 係 数 + 3 3n+1 項 項 例1 x-4y+2 x=1×xなので yの係数は-4 xの係数は1 =x+(-4y)+2 項 項 項 a 例2 ーb 3 1 aの係数 = a 3 3 1 なので 3 a a = +(ーb) 3 項 項 bの係数 -b=-1×bなのでー1 問1 次の式の項をいいなさい。また、文字をふく む項の係数をいいなさい。 項 9、-2x 係数 -2 𝑥 、-3y 4 1 、-3 4 𝑥 a、-b、8 1、-1 、―3yなど、文字が一つだけの項・・・ 一次の項 4 一次の項だけの式、一次の項+数の項の式・・・一次式 a、 上の(1)、(2)、(3)はすべて一次式 式を簡単にすること TSP TSP TSP TSP ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ TSP TSP ★★★ ★★★ 1個x円の白いピン 球4個 と 1個x円のオレンジ のピン球を2個 買いました。 2色のピン球の代金の合計を式で表そう。 4x+2x (円) x x x x x x 6x 2色のピン球の代金の差を式で表そう。 2x 4x-2x (円) x x x x mx+nx=(m+n)x の利用 4x+2x= (4+2)x =6x mx+nx=(m+n)x 4x-2x= (4-2)x =2x mx+nx=(m+n)x ★文字の部分が同じ項をまとめ、係数を計算する。★ (1) -3x+2x =(-3+2)x =-x (2) 7x―x =(7-1)x =6x 問2 次の式を簡単にしなさい。 (1) 6x-2x (2) x-8x (3) -2a+9a (4) -5b-4b 3 1 (5) x+ x 5 5 1 (6) x- x 6 8x+4-6x+1の計算 8x+4-6x+1 項の確認 =8x-6x+4+1 文字の部分が同じ 項どうし、数の項ど うしまとめる。 =2x+5 これ以上 計算できない 問3 次の式を簡単にしなさい。 (1) 6x+4+3x (2) -5x+7+4x (3) 2x-8-4x+7 (4) -9x-5+9x-2 (5) 12y-3+5y+1 (6) -6-a+15+2a かっこがある式 (1) 3x+(5x-2) =3x+5x-2 =8x-2 (2) 3x-(5x-2) =3x+(-5x+2) =3x-5x+2 =-2x+2 かっこの前の符号 が+ならばそのま ま省く。 かっこの前の符号 がーならば各項の 符号を変えて省く。 正の数をひく 計算は負の 数をたす計 算に変えるこ とができる。 -3 正の数・負の数をひくには、符号を 変えた数をたせばよい。 ひき算のことを減法といいます。 かっこがある式 (1) 3x+(5x-2) =3x+5x-2 =8x-2 (2) 3x-(5x-2) =3x+(-5x+2) =3x-5x+2 =-2x+2 かっこの前の符号 が+ならばそのま ま()を省く。 かっこの前の符号 がーならば()の中 の式の各項の符号 を変えて、前の式 に付ける。 問4 次の式を簡単にしなさい。 (1) 2x+(5ーx) (2) -6y-3+(-4y-3) (3) 4xー(x+5) (4) 9x-(-8x+2) 1 (5) -5aー1-(7-7a) (6) 3y+2-( y+1) 2 式をたすこと、式をひくこと 例6 3x-4に7x+6をたす (3x-4)+(7x+6) =3x-4+7x+6 =3x+7x-4+6 =10x+2 3x-4に7x+6をひく (3x-4)-(7x+6) =3x-4-7x-6 =3x-7x-4-6 =-4x-10 問5 次の2つの式をたしなさい。また、左の式から 右の式をひきなさい。 5x+9、6x-1 た す ひ く 4x-2、x-2 -3y+4、y-8 7x-5、-7x+6
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