4.6 著作権侵害 4.6.1 侵害とみなす行為(1) • 国内で頒布する目的をもって、著作者人格 権、著作権、出版権又は著作隣接権の侵 害となるべき行為によって作成したり、そ れを輸入する行為、あるいは情を知って頒 布し、又は頒布の目的をもって所持する行 為(著113①) 4.6.1 侵害とみなす行為(2) • プログラムの著作権を侵害する行為によっ て作成された複製物を電子計算機におい て業務上使用する行為(複製物を取得した とき情を知っていた場合に限る)。 • 著作者の名誉又は声望を害する方法によ りその著作物を利用する行為は著作者人 格権の侵害。 4.6.2 著作権侵害に対する救済 • 差止請求・損害賠償請求・名誉回復処置 請求・不当利得返還請求。 • 共同著作物の場合、他の著作権者の同意 を得なくても、著作権侵害に係る自己の持 ち分に応じた損倍賠償請求、不当利益変 換請求ができる(著117) • 無名又は変名の著作物の場合、著作権者 に代わって発行者の名で損害賠償請求等 ができる(著118) 4.6.3 罰則(1) • 3年以下の懲役又は300万円以下の罰金 著作権・出版権・著作者人格権の侵害 営利を目的として、自動複製機器を著作権、 出版権又は著作隣接権の侵害となる著作 物または実演等の複製に使用させたもの 4.6.4 罰則(2) • 300万円以下の罰金 著作者が存しなくなった後における著作者 人格権の侵害 4.6.4 罰則(3) • 1年以下の懲役又は100万円以下の罰金 著作者でない者の実名又は周知の変名を 著作者として表示した著作物の複製物を 頒布した者 レコードの頒布権を持たないで、商業用レ コードとして複製し頒布又は頒布の目的で 所持した者 4.6.4 罰則() • 30万円以下の罰金 プログラムの不当な複写 音あるいは影像の不当な録音・録画
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