情報社会と情報倫理 まとめ 第14回 著作権と著作権法 著作権(1) オリジナリティが要求される (誰が表現しても同じになるようなものはダメ) 芸術作品である必要はない 著作物とは 思想又は感情を創作的に表現したもの 著作権法 表現を保護 著作物の独占と活用 アイデアは 著作権法では 保護されない なぜ,独占を認めるのか なぜ,期限があるのか 著作権(2) 著作権の分類 著作者の権利 伝達者の権利(著作隣接権) 著作権(3) 著作者の権利 それぞれ,どのような権利? 人格権 ー 譲渡不可 公表権 氏名表示権 同一性保持権 (財産権としての)著作権 ー 譲渡可 大雑把に言えば、複製に関する権利 英語の copyright 著作権(4) 著作権の制限 私的使用のための複製 引用 公正な慣行 学校その他の教育機関における複製等 著作権(5) 著作権法改正 頻繁に改正 時代に合わせるためだが… インターネットの問題 ドメイン名,電子メール,権利侵害,暗号 ドメイン名 いろいろな種類がある gTLD/ccTLD jpドメイン ー 属性型・地域型・汎用 単なる“住所”ではない お金が絡む 似たような名前・将来使いそうな名前 とは,どのようなことか? 紛争が起こる サイバースクワッティング 電子メールの問題(1) あて先指定ミス 単純ミスだが、影響が大きい場合もある チェーンメール 善意でも、なぜいけない? 電子メールの問題(2) 迷惑メール(spam) 業界の自主規制 オプトインとオプトアウト 有効な対策は? 法的規制は? なぜ,なくならない? 商売になるから 両者の違いは? 問題は? spam以外の問題でも使 われる 暗 号(1) 共通鍵暗号とは 公開鍵暗号とは 公開鍵と秘密鍵の区別 内容秘匿と本人確認 公開鍵の保証 – 認証局 暗号化のときに, 誰のどちらの鍵を 使うのか! 暗 号(2) key1 Aの公開鍵 key2 Aの秘密鍵 B が A に暗号化メッセージを送信 key1とkey2は,Aが用意する key1をBに渡す Cがこの暗号文を入手しても, key2(秘密鍵)を知らなければ, 内容を知ることはできない Aの鍵管理 これが大前提! インターネットと暗号 ブラウザに鍵の印などが表示されるサイト httpsという方法(プロトコル)でアクセス サイト側が対応していれば, 利用者は意識しなくても大丈夫 通信が暗号化 盗聴されても安全 アクセス先サイトの確認が可能 フィッシング詐欺対策 利用者が自分で確認 暗号の寿命 使われている時間が経過すると解読される危険 が増す 2010年問題と呼ばれるもの コンピュータウィルス 対策は? それだけで十分か? ソフトウェアの脆弱性 どんなことか? なぜ,放置しておいてはいけないのか? ボット 対策は? 試 験 座席指定 資料類の持込み不可
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