スライド 1

プロボノ活動のすすめ
2014年3月25日
シニア版プロボノ分科会
阿部 孝(日本IBM)
目次
1.
2.
3.
プロボノ活動とは
プロボノ・プロジェクトの流れ
シニア版プロボノの方向性と要検討事項
1.プロボノ活動とは
1)語源(ラテン語) : Pro=公益のために、 Bono=良くする
2)始まり
・最初は弁護士など法律に携わる職業の人々が無報酬で行ったボランティア活動
・現在では、広く「仕事のスキルを活かして」、「公益のために」行うボランティア活動
3)日本における主なプロボノ活動団体
①マッチング型(主に中間支援NPO)
・サービスグラント ・二枚目の名刺
・プロボネット(ボランティア組織)
②企業内活動型(社会貢献部門が主導)
・ゴールドマンサックス ・日本電気 ・日本マイクロソフト
4)プロボノプログラムの成果物
・ウエブサイト原稿 ・パンフレット原稿
・営業資料
・事業計画
5)対象
・NPO ・地方自治体 ・ベンチャー/中小企業 ・伝統工芸
6)費用
・プロボノワーカーの交通費
・業務フロー/マニュアル
1.プロボノ活動とは(続き)
7)プロボノ活動の意義
経済的支援者
(企業や財団)
NPOなど
支援先
・社会的に重要なテーマを
・熱い想いで活動しているが
・経済的な余裕がなく
・情報発信が不十分
支援
・企業の社会貢献活動
(直接的)
マッチング組織
(中間支援NPOや企業)
プロボノ
参加者
・自分らしい社会貢献がしたい
(プロボノ参加者の)
企業
・社員のスキルアップ
・企業の社会貢献活動
(間接的)
(参考)数字で見るサービスグラント(出典:サービスグラントホームページ)
プロボノワーカー
登録者数
社会人経験年数
職種
支援プロジェクト
サービスメニュー別件数
助成団体の活動分野
2.プロボノ活動の流れ(サービスグラントの例)
マーケティングフェーズ(2ヶ月)
▼中間提案
▼キックオフ
支
援
先
の
募
集
と
決
定
チ
ー
ム
メ
ン
バ
ー
の
募
集
と
選
定
1-1
ヒアリング
1-2
ターゲット
設定
1-3
コンセプト
策定
プランニングフェーズ(2ヶ月)
・プロジェクトマネジャー
▼プラン提案
・マーケッター
・ビジネスアナリスト
2-1
全体構想
計画
2-2
デザイン
作成
2-3
コピー
作成
制作フェーズ
(2-4ヶ月)
・グラフィックデザイナー
・アカウント
デイレクター
・コピーライター
・プログラマー
納品▼
3-1
成果物
作成
3-2
(テスト)
3.シニア版プロボノの方向性と要検討事項
「方向性(三案)」
①シニアならではのスキルを活用したプラチナギルド独自のサービスメニュー
②サービスグラントの既存プロジェクトにシニアの経験を付加する協働プロジェクト
③他のシニア層を中心に活動されているグル―プメンバーとの協働プロジェクト
「要検討事項」
1)サービスメニューの決定
・活動のガイドも必要
・外部への周知方法(ホームページ、パンフレット)
2)支援候補の選定
・NPOに限る? ベンチャー/中小企業も含める?
3)プロボノメンバーの選定(マッチング)
・ツールは当面サービスグラントのスキル登録を利用?
4)活動資金
・日本財団などの補助金
・企業とのタイアップ