Powerpoint でプレゼンテーション プレゼン資料を作りながら、 同時に論文の構成や内容を深めていきましょう。 2003/Sep/30 ゼミ4 (あらき) 1 準備作業 1. Powerpoint を起動 2. 論文の(とりあえずの)タイトルと自分の名 前を入力(あとで変更可能) 3. 書式→スライドのデザインで、スライド全体 のデザインを決める(あとで変更可能) 4. 挿入→新しいスライドで、スライドを増やす。 とりあえず4枚増やしましょう。 2003/Sep/30 ゼミ4 (あらき) 2 論文の体裁(起承転結)を整える ちゃんとした論文には、ちゃんとした体裁と順序(起承転結) が必要です。先の準備作業で用意した4枚のスライドに、 「起」「承」「転」「結」の(とりあえずの)タイトルを記入しましょう。 ① はじめに (起:何が問題か) ② 従来の研究 (承:世間一般はどう考えているか) ③ 私の考察 (転:しかし、わしはこう思う) ④ おわりに (結:今日はこのへんにしといたろ) 最終的にはメインの③の部分が一番大きく膨らみます。 2003/Sep/30 ゼミ4 (あらき) 3 肉付け1(起) 「はじめに」というタイトルをつけたページには、 次のようなことをまとめます。 この論文で、どんな問題をとりあげるのか 問題の名前 問題の内容を大づかみに紹介する その問題をとりあげることの意義 その問題の日本社会・日本経済への影響 2003/Sep/30 ゼミ4 (あらき) 4 肉付け2(承) 「従来の研究」というタイトルをつけたページ には、次のようなことをまとめます。 とりあげた問題の内容を解説 できれば、データや参考情報を掲示しているインターネッ トサイトのURLなどを引用しながら、詳しく解説する とりあげた問題に関する従来のアプローチ 現在までに、他の人が提示している問題解決策を紹介 既に提示されているいろいろな解決策は、どこがどう違う のかを、自分なりの解釈でわかりやすくまとめる 2003/Sep/30 ゼミ4 (あらき) 5 肉付け3(転) 「私の考察」というタイトルをつけたページに は、次のようなことをまとめます。 従来の考え方はちょっとおかしいのではないか 従来のアプローチは、こういう点で弱い あんまり注目されていないが、こういう視点が必要だろう 私はこう考える 私の独自の分析はこうである。 2003/Sep/30 ゼミ4 (あらき) 6 肉付け4(結) 「おわりに」というタイトルをつけたページには、 次のようなことをまとめます。 この論文の貢献はなにか 従来の考え方に対して、私はこういう新しい視点・アプ ローチを提供できた。 この論文の限界はなにか しかし、まだまだこういう点が弱いので、さらに研究が必 要である。 2003/Sep/30 ゼミ4 (あらき) 7 プレゼン用スライドの完成作業 スライドのデザインを見直します。 各ページごとに、文字の色やフォントサイズの変更 によって、アピールポイントを際立たせます。 同時に、論文のタイトルと各ページのタイトルを再 考します。もっとよいタイトルがないかどうか。 スライドショーでリハーサルをしてみます。 スライドショー→アニメーションの一括指定を活用 すると、わかりやすいプレゼンになります。 2003/Sep/30 ゼミ4 (あらき) 8 That’s all. では、各自でやってみましょう。 2003/Sep/30 ゼミ4 (あらき) 9
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