2004.3.10 幹事会資料 荷重指針目次案・本編案とこれまでの議論の対応(案) 本編最新版 佐藤先生見直し(2003/11/29) 本編 Ⅰ部 一般論(幹事会マ ター) 1. 目的 2. 基本方針と範囲 2.1 基本方針 2.2 範囲(作用因子 他) 3. 作用・環境的影響の分類と 特性値 3.1 作用 3.1.1 永続作用 3.1.2 変動作用 3.1.3 偶発作用 3.2 環境作用 4. 作用・環境的影響の組合せ 5. 用語の定義 作用に関する構造(本編Ⅰ部 構造物の用途、種類、 構造特性 現象(仮名) 構造物設計上、 有意な物理量の決定 選択 現象 作用因子(仮名) [REQ]構造物設計上、有意な物理量とし選択 され、かつ定量表現されたものを作用因子 と呼ぶ。 [POS]作用因子の例としては、風速(あるい は最大瞬間風速)、温度、加速度(あるい は最大加速度)などがある。 [REQ]作用因子の値は、構造物の用途、種類、 構造特性とは無関係に定義される。 [REC]作用因子として選択された物理量は、 確率分布が与えられることが望ましい。 <作用と荷重について> [REQ]力学的な作用のうち、構造物・地盤等 との相互作用の影響をうけないものを荷重 と呼ぶ。すなわち、荷重は作用の一部分で あり、作用に含まれる。 作用因子 作用 本編 Ⅱ部 各論(分科会マター) 1. 基本方針 2. 死(固定)作用 3. (活荷重) 4. 風作用 5. 地震作用 6. 雪作用 7. 波浪及び流体による作用 8. 地盤作用 9. 衝撃作用 10. 環境作用 付属資料 ・「性能設計における作用・ 環境的影響指針」補足説明 ・国際設計指針・基準等にお ける荷重・作用の現状 ・国内設計指針・基準等にお ける荷重・作用の現状 ・「荷重(作用)因子」につ いて ・統計的手法による作用モデ ルの構築 ・信頼性理論に基づく作用組 合せ ・部分係数法を用いる場合の 部分係数の決定方法 (白木委員) ・偶発作用の考え方 (野州委員) ・各作用のリンク先、データ ベース等の紹介 ・各作用別の補足説明 構造モデル [REQ]作用(モデル)とは、作用因子を参照しながら、 構造物の用途、種類、構造特性を考え合わせ設定さ れる,構造(解析・設計計算)モデル等に対する入 力である。 [REQ]作用(モデル)の設定に当たっては、構造物が 供用される期間、作用因子データの信頼性等を踏ま えて、構造物に安全になるような(不利な条件を包 落するような)設定とする必要がある。(削除?) [REC]作用(モデル)は実用上の便宜を図り、単純 化・理想化されることが望ましい。 [POS]作用(モデル)は、シナリオベースの設定が適 している場合がある。 [POS]地震動の基盤加速度波形のように、作用因子が そのまま作用(モデル)として用いられる場合があ る。 再現期間短 作用と荷重の関係(長尾幹事) <永続作用> [REQ]永続作用は、基準期間を通して連続的作用する 傾向のあるものであり、その大きさの経時的変化は、 その平均値に比較して無視できるもの、または変動 が一方的で限界値となっているものである。 ( 活 荷 重 ) 作用によっては、作用モデルが紹介される場合がある?? 作用因子(仮名,記載はあくまで一例です) 地盤の揺れによる(力学的 な)影響 ISO23946では、 Free ground motion •地震動の加速度波形(群) •ISO23946/CDでは、 Reference ground motion 車の流れによる(力学的 な)影響 •車両の軸重 温 度 作 用 気象による影響のうち、温 度が与える(力学的な)影 響,日照量 •温度(年平均、年最大、温度差 etc. ) 風 作 用 気象による影響のうち 気圧差が与える(力学的 な)影響 •風速(年平均、年最大、温度差 •気圧分布 etc.) に よ る 作 用 車 両 重 量 ・・・・ シナリオ的 静的・動的作用 の議論必要 各作用に関する記述:(作用ごとの)分科会マター(2004.4~) 地 震 作 用 再現期間不明または不問 作用の確率的表現とシナリオ的表現(長尾幹事) 「3」) 作用(モデル)(又は荷重モデル) 作用分類 特性値 作用組合せ or 設計状況 設計における作用の組合せ(action combinations)を考え、設計状態 (design situations)を設定するとき、 分類された作用の種類(永続、変動、 偶発)により、組み合わせ方の基本的 な考え方が異なると考えられる。そう でなければ、作用を分類する積極的な 意味は少ない。 (本城副委員長メモより) 重要項目として、各 論と並行して幹事 会で議論 「土木建築にかかる 設計の基本」を採 <変動作用> <偶発作用> 用? [REQ]変動作用は、平均値に関してその大きさの経時的変 [REQ]偶発作用は、基準期間内には構造物に対して大 化が無視できないもの、あるいは単調ではないものである。 きな値で稀な荷重である。 変動作用は、時間あるいは空間のランダムあるいは非ラン [REQ]確率統計的手法による予測は困難であるが、社 ダムな関数で記述でき、極値の確率モデルは基準期間に常 会的に無視できない作用。 に対応していなければならない。 作用・環境的影響の分類と特性値(本編Ⅰ部 現象(仮名) 再現期間長 [REQ]構造モデルを設定し、その 応答特性を考慮した上で決定され る力学的な応答値である。 具体的には、応力、ひずみ量、 断面力、変位量などがある。 [REQ]限界状態は、上記の作用効果 のいずれかの定量値がしかるべき 限界値に達した状態として定義 される。 荷重 確率的 作用種類 作用効果 作用(モデル)(荷重モデル) モデル化 [解説] 構造物(あるいは構造 物設計)に影響を与える現象 一般を示し、多分に概念的で ある。本指針は、作用を取り 扱うに当たって、後述のよう に、「作用因子」-「作用モ デル」―「作用効果」の構造 を用いる。 作用分類と作用組合せ・設計状況 (本編Ⅰ部「4.作用・環境的影響の 組合せ」に反映) 「2.2範囲」に反映) 作用効果 応力 ひずみ量 断面力 変位量 など
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