２０１５年３月２３日「SIMetrix/SIMPLIS」技術セミナーのご案内東京都立川市栄町６－２６－１７株式会社インターソフト TEL042-538-2682 FAX042-538-2681 e-mail：[email protected] 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。この度、回路シミュレータ「SIMetrix/SIMPLIS」を活用した技術セミナーを下記の通り開催致します。御多用中とは存じますが、ぜひ御参加下さいますようご案内申し上げます。記 ◆日時： 2015 年 5 月 29 日（金） 10:00～16:50 ◆受講料： 18,000 円（消費税込） ◆定員: 30 名 ◆場所：立川商工会議所会議室（東京都立川市曙町２－３８－５立川ビジネスセンタービル１２階第１会議室） ◆題目：１．SIMetrix/SIMPLIS イントロ版を活用したアナログ回路解析の基礎 (10:00-12:00) （オペアンプで学ぶアナログ回路解析の基礎）２．回路シミュレータ“SIMetrix/SIMPLIS”を活用した DC/DC コンバータの基礎と制御部設計法 (12:50-16:50) （途中 10 分間の休憩があります） ◆講師：岩澤和男先生荒木邦彌先生 CDTL 代表（http://www.cdtlab.jp) 理化学研究所基幹研究所香取量子計測研究室元(株)エヌエフ回路設計ブロック技術担当常務取締役 ◆その他１. 回路設計に興味がある方に適した内容で、イントロ版の操作方法及び回路設計について学べます。詳しくは添付技術セミナー概要をご覧下さい。２．ご出席ご希望の方はセミナー申込書にご記入後、e-mail か FAX で弊社までお申込み下さい。３．保守サポートされているお客様はライセンス１コピーにつき１名様が無料となります。４. SIMetrix/SIMPLIS Intro 版とシミュレーション用ファイルを事前にインストールしたノートパソコンを当日ご持参ください。インストール方法など詳しいことは後ほどお知らせ致します。以上 Inter Soft Technical Seminar 「SIMetrix/SIMPLIS イントロ版を活用した、アナログ回路解析の基礎」（オペアンプで学ぶアナログ回路解析の基礎） CDTL 代表岩澤和男アナログ解析は回路設計における基礎となるものです。特に電子部品の特性を十分理解できていることが、回路設計には大事です。今回、アナログ IC(オペアンプ)の基本特性と使い方を理解すると同時に、SIMetrix をこれからお使いになる人のために、SIMetrix の基本的な解析機能、DC 解析から AC 解析などアナログ解析手法とシミュレーションする場合の注意やノウハウをご紹介してゆきます。主な内容 1. オペアンプによる SIMetrix によるアナログ解析の基本操作・オペアンプの DC 特性（DC 解析による直流特性のシミュレーション）・オペアンプの AC 特性（過度解析による出力波形表示、拡大表示、分割表示、軸の設定、DC 解析、バイアス・マーカによる直流電圧、電流表示） 2. ビヘイビア・モデルによるオペアンプのシミュレーション・モデル・電圧帰還型オペアンプの基本動作とシミュレーション・モデル 3. シミュレーション・モデルのサブ・サーキット化とその応用・電圧帰還型オペアンプのシミュレーション・モデルのサブ・サーキット化・OP アンプによるアクティブ・フィルタ（AC 解析による周波数特性、マルチステップ解析、モンテカルロ解析）でイントロ版の素子数の制限を超えて解析する方法 4. 電圧負帰還回路の安定性・負帰還回路の安定性解析（ボーデ線図による位相余裕、ゲイン余裕）・オペアンプ負帰還回路の安定性の改善法（進み位相補正など） 5. 電流帰還型オペンプのシミュレーション・モデル・電流帰還型オペアンプの基本動作とシミュレーション・モデル・電流帰還型オペアンプのボーデ線図による安定性の判定 Inter Soft Technical Seminar 回路シミュレータ“SIMetrix/SIMPLIS”を活用した DC/DC コンバータの基礎と制御部設計法 2015/03/23 荒木邦彌(*1) スイッチング電源回路の設計と評価には，広い知識と独特のノーハウが必要です．スイッチング電源回路が，動的システムであること，非線形回路を多く含むこと，時定数の範囲が非常に広いスティフなシステムであるなどの特徴によるものです．また，市場競争の激化，製品寿命の短命化などから，高信頼性設計，製品開発期間の短縮が設計者に強く要請されています．これら状況に置かれている，設計・評価技術者の強力な支援ツールとして，回路シミュレータがあります．このセミナーでは，SPICE 系のシミュレータ“SIMetrix”とスイッチング電源のシミュレーションに最適な“SIMPLIS”を上手く組み合わせて使い，DC/DC コンバータの基礎と効率的なスイッチング電源回路の制御部設計を解説します。前半では，基本的な DC/DC コンバータの原理と特徴，後半では，代表的トポロジーの DC-DC コンバータを選び，その制御部設計と評価を主に“SIMPLIS”を使って演習します．演習に使うシミュレーションファイルはセミナー開催前に配布されます． Ⅰ．DC/DC コンバータの基礎 1．代表的なコンバータトポロジー・昇圧コンバータ・昇圧コンバータ・昇降圧コンバータ 2．電圧モート・コンバータとその特徴 3．電流モード・コンバータとその特徴・低調波発振とスロープ補償 4．電流連続モードと（CCM）と電流不連続モード（DCM） 5．DC/DC コンバータの周波数応答・最少位相推移系と過剰位相推移系・各種コンバータの周波数数応答・コンデンサの ESR の影響 Ⅱ．DC-DC コンバータの制御部設計 1．フィードバック制御の基礎・ループ・ゲイン・位相余裕・ゲイン余裕・ゲインクロス周波数・位相クロス周波数・比例・積分・微分（PID）制御・ループ整形・位相遅れ補償・位相進み補償・位相進み＋位相遅れ補償 2．制御部設計・周波数応答法（ボード線図法）による設計法と安定性評価・比例（P）補償・比例積分（PI）補償・比例積分＋位相進み補償 (*1) 理化学研究所基幹研究所香取量子計測研究室元(株)NF回路設計ブロック技術担当常務取締役