ケアマネジメント講義資料①

Ⅲ編 要介護・要支援認定特論
特定非営利活動法人ふくし@JMI 理事長
社会福祉士/介護支援専門員 小 湊 純 一
J.Kominato
基本テキスト
第1巻 P411~P483
要介護認定のしくみ
要介護認定の実施に関する省令・告示等
Junichi.Kominato
要介護状態
身体上又は精神上の障害があるために、入浴,排
泄,食事等の日常生活における基本的な動作の全部
又は一部について、厚生省令で定める期間にわたり
継続して、常時介護を要すると見込まれる状態であ
って、その介護の必要の程度に応じて厚生省令で定
める区分のいずれかに該当するものをいう。
Junichi.Kominato
要介護状態となるおそれがある状態
(要支援)
身体上又は精神上の障害があるために、厚生省令
で定める期間にわたり継続して、日常生活を営むの
に支障があると見込まれる状態であって、要介護状
態以外に状態をいう。
Junichi.Kominato
要介護認定はどのように行われるか①
要介護・要支援認定を行うためには、認定の申請を行った
被保険者の心身の状況等を全国一律の方法で調査するこ
とになっています。
介護サービス調査表
概況調査
基本調査
特記事項
Junichi.Kominato
要介護認定はどのように行われるか②
主治医意見書
介護を必要とする高齢者の場合、介護を必要とする背景
にはなんらかの疾病を有する場合が多いため、医学的観点
からの主治医の意見は重要視されます。
Junichi.Kominato
要介護認定はどのように行われるか③
要介護状態および要支援状態の定義
要介護状態区分等と状態像
要介護状態区分 5
要介護状態区分 4
要介護状態区分 3
要介護状態区分 2
要介護状態区分 1
要支援状態
Junichi.Kominato
要介護認定はどのように行われるか④
要介護状態区分に応じて在宅の場合の支給限度
額、施設の介護給付額が設定されます。
Junichi.Kominato
要介護認定はどのように行われるか⑤
一時判定結果を原案とする
介護度別状態像の例
特記事項・主治医意見書
中間評価項目平均得点
日常生活自立度
Junichi.Kominato
要介護認定はどのように行われるか⑥
介護認定審査会
 認定を公平に、客観的に、専門的におこなうために、
保健・医療・福祉に関する学識経験者による合議体を市
町村に設置し、審査判定をおこないます。
 介護認定審査会の委員は、市町村長が任命します。
 委員には、職務上知り得たことについての守秘義務
があります。
 要介護認定審査会は、市町村の共同設置ができます。
 都道府県に委託することもできます。
Junichi.Kominato
利用手続き(要介護・要支援認定)
介
市
護
町
を
受
村
に
申
た
す
い
る
介
護
認
定
審
査
会
二
次
判
定
)
請
コ
ン
ピ
ュ
ー
タ
に
よ
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一
次
判
定
(
け
身
体
状
況
等
の
調
査
を
受
け
る
主
治
医
の
意
見
書
・
特
記
事
項
を
参
考
認
定
非認定
再調査
Junichi.Kominato
利用手続き(認定から利用まで)
(
要
介
護
支
援
認
定
を
受
け
た
人
)
居
宅
介
護
支
援
事
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者
に
ケ
ア
プ
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作
成
を
依
頼
し
ま
す
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セ
ス
メ
ン
ト
ケ
ア
プ
ラ
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作
成
サ
ー
ビ
ス
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当
者
会
議
ケアプラン作成依頼しない
ケ
ア
プ
ラ
ン
の
承
諾
サ
ー
ビ
ス
利
用
定
期
的
に
要
介
護
認
定
更
新
自分で選んでサービス利用
Junichi.Kominato
利用手続き(認定から利用まで)
(
要
介
護
支
援
認
定
を
受
け
た
人
)
居
宅
介
護
支
援
事
業
者
に
ケ
ア
プ
ラ
ン
作
成
を
依
頼
し
ま
す
居宅介護支援事業者の
ア
ケ
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ケ
サ
ア
ア
ア
セ
ー
ケアマネージャーに依頼すると
カ
プ
プ
ン
ス
ビ
ラ
フ
ラ
申請を代行します。
ァ
ン
ス
メ
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ン
の
ン
利
ン 暫定ケアプランを作成し、
作
承
ス
用
成
諾
ト すぐにサービスを利用で
きます。
ケアプラン作成依頼しない
定
期
的
に
要
介
護
認
定
更
新
自分で選んでサービス利用
Junichi.Kominato
そ の 他
 要介護認定の申請
 認定調査票(概況調査)
 認定調査票(基本調査)
 認定調査票(特記事項)
 主治医意見書
 樹形モデル
 中間評価項目
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(参考) 介護保険給付
保健・医療関係
福祉関係
•介護支援相談(在宅介護支援センター)
•介護知識・技術の普及(介護実習・普及センター)
•養護老人ホーム、軽費老人ホーム
•老人福祉センター
•生きがい対策事業(老人クラブ、高齢者能力開発情報センター等)
•保健婦等による訪問指導
•健康審査
•健康相談
•急性期医療など
在宅サービス
介護保険給付
訪問看護
訪問リハビリテーション
通所リハビリテーション(デイケア)
医師薬剤師等の居宅療養管理指導
短期入所療養介護(ショートステイ)
施設サービス
訪問介護(ホームヘルプサービス)
訪問入浴介護
通所介護(デイサービス)
短期入所生活介護(ショートステイ)
痴呆対応型共同生活介護(グループホーム)
特定施設入所者生活介護(有料ホーム、ケアハウス)
福祉用具貸与等
住宅改修費の補填
介護サービス計画
(ケアプラン)の作成
介護老人保健施設
介護療養型医療施設(療養型病床群等)
在宅サービス
施設サービス
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
市町村独自の給付(市町村特別給付)
ex.寝具乾燥、移送サービス等
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