稲の面積と収穫量

第12回:母平均の区間推定1
 教科書p.

106
母集団の統計的性質を推定する
 今回は母平均の区間推定・その1
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
ハッピーターン重さ平均値(母平均)を利用
誤り5%の推定をします
 「2sなやつ」というのはどれくらい変わって
いるのか

(0.5-0.47725)*2 = 0.0455 (4.55%) しか世の中にい
ないくらい変わっているやつだ
平均m
標準偏差s
2sな人
2sな人
95%以上この
範囲に入る
 「95%信頼区間の外に母集団の平均がある」
というのは5%くらいしかありえない

(0.5-?)*2 = 0.05 (5%) の危険率で、この範囲に入る
と言い切ることができる。
標本平均 X
標準偏差 s/√N
2.5%
2.5%
95%信頼区間
95%この範囲に入る
 区間推定の簡易な方法(大標本法)

母標準偏差s(母分散s2)が既知のとき有効
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
今回は、標本標準偏差s=母標準偏差sと仮定
サンプル数Nが十分多いとき有効
 教科書p.114
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
X: 標本平均
a: 危険率(0.05)
s: 標準偏差
N: サンプル数
95%信頼区間
 塩味とチーズ味25個ずつ
 まずは標本平均


X を求めてみよう
大雑把に当たりをつける
個別に計測してExcelで計算する
 次に標本標準偏差

s を求めてみよう
上記で作成した表からExcelで計算する
 区間推定1・大標本法では
z(a/2) が重要

数表1(p. 284) を利用する

95%区間推定の場合、右上図の誤り区間に入る確
率が(100%-95%)÷2=2.5%である
右上図の推定区間に入る確率は47.5%である
0.475を探す
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z(a/2) =
 塩味の場合(N=25)
g
g
 チーズ味の場合(N=25)
g
g
 サンプル数が増加すると推定精度が高まる
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はじめの N 個のサンプルから区間推定をする


95%信頼区間はどのように変化するか?
区間推定の幅はおおむね√N分の1になる
N
X
s(s)
√(s2/N)
5
10
15
20
25
下限
上限
95%信頼区間
下限
上限
 何かのデータを使って、95%信頼区間を求め
てみよう(大標本法・区間推定1)
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X, s(=s), Nをもとめる
数表から z(a/2) を読み取る



この場合、ハッピーターンの場合と同じ
教科書p. 114の公式から計算
95%信頼区間の下限と上限を求める
 小標本法(区間推定2)
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
もっともよく使われる方法
標本数が小さくても大丈夫
 母平均の差の統計的検定
 その他の検定(事例)
ハッピーターン重量の
より正確な区間推定
塩味とチーズ味の重量
は違うと言えるか?
 試験について(20日水・431で行います)
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ヒストグラムの作成・平均と標準偏差の求め方
区間推定(大 or 小標本法)
どれかを選択
母平均の差の検定
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