なぜプログラミングを学ぶ?

なぜプログラミングを学ぶ?
情報科学1(2Q社会)
2003/6/19(Pascal文法の初歩)
山本真行
プログラムがなければ、ただの箱・・
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パソコンは、ソフトがあって初めて道具となる。
ソフトは、巨大なプログラム。
プログラムは、コンピュータに命令する言葉。
・・もちろん人間にも理解できる必要がある。
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 英語に似たプログラミング言語が開発された。
(Basic, C, Fortran, Pascal, Java, …)
 情報科学の講義では Pascal を例として使う。
Pascalで命令(コマンド)を伝えよう!
 演習:教科書p.33の例で、初プログラムを試そう!
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program [プログラムの名前] ; で開始の合図。
命令文の羅列は、begin と end で囲む。
羅列のとき、文末は ; (セミコロン) で終わる。
. (ピリオド) はプログラム終了の合図。
 1行「書け」という命令は、writeln(‘ [内容] ’)
 1行「読め」という命令は、readln( [内容の記憶場所] )
Pascalの命令はどう伝わるのか?
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コンピュータはPascalの文章は理解できない。
機械語に翻訳する必要がある。
翻訳する作業を「コンパイル:compile」という。
プログラム言語は「コンパイラ:compiler」である。
プログラムの文章をソースコード:source codeと言う。
コンパイラは、ソースコード記述順に機械語に訳す。
 1文字でも文法・構文に合わないと翻訳不能となる。
→ コンパイルエラー → 「バグ:bug」が潜んでいる!
 コンピューターは従順である。= 頭が固い (^_^;
伝わった命令を実行させる
 コンパイルが完了すると、実行形式プログラム
(executable file)が生成される。
 実行形式のプログラムを走らせる(running, executing)
と、命令が順に実行される。
 予期しないエラーが実行時に起こる場合がある。
→ プログラムの暴走
 緊急時のプログラム強制終了の方法( Ctrl + C, Esc,
Ctrl + Alt + Delete など)を知っておくこと!
プログラミングに初チャレンジ!
 課題:教科書p.38の練習問題1.で、出力結果が
Name: [あなたの名前(英語表記)]
Address: [あなたの住所(英語表記)]
Hobby: [あなたの趣味(英語またはローマ字表記)]
となるようにPascalプログラムを作成しなさい。
ここでは “HelloPascal” を使うので、プログラム先頭を、
program [プログラム名] (input, output); とします。
 ソースコードを、”学籍番号.pas” という名前で保存し、
実行確認後、先生にメール添付ファイルで提出。