2 集団的労使関係における交渉形態 団体交渉:労働者の雇用・労働条件を決定する労使交渉の 最も重要な制度 ▽日本の特徴 ・労働者の団体交渉権が保障されている<憲法第28条> ・使用者(経営者)が正当な理由なく団体交渉を拒否することは 不当行為<労働組合法第7条> 労働三権:団体交渉権+団結権+争議権 ・労働者は団体交渉を通じて自らの雇用・労働条件の決定に 参画し、規制を加えることができる。 ・団体交渉は個別企業の使用者(経営者)と 企業別組合によって排他的に行われるという特徴がある。 団体交渉の結果を文書化したもの⇒労働協約 ▽労働協約が当該企業の労働者の労働条件に与える影響 ①労働協約の規範的効力<労働組合法第16条> ②労働協約の一般的拘束力
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